NBAのスーパースター、コービー・ブライアント。
先日40歳の誕生日を迎え、Facebookなどで彼の偉業を称えた投稿などが頻繁に流れていましたね。
2016年に惜しまれながら引退しましたが、バスケを知らない方でもこの名前を聞いたことのない人は少ないでしょう。
世界で一番危険な毒蛇の一種であるBLACK MAMBAの異名を持つコービーブライアントがなぜ強者揃いのNBAの中でもスーパースターなのか。
その理由を3つ見てみましょう。
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Contents
『コービー・ブライアントがスーパースターの理由その①:得点力』
コービーと言えば、やはりどんな状況でもシュートを決めるシュート力。
引退試合でも60得点という驚異的な数をたたき出し、ファンのみならず他のNBA選手たちにも衝撃を与えた。
得点数でみれば40得点以上の試合はNBA20年間のキャリアの中で135試合あり、50得点以上が26試合、60得点以上の試合が6試合ある。
これはWilt ChamberlainとMichael Jordanに次ぎ歴代3位の記録になる。
また、2006年のトロントラプターズ戦では81得点を記録しており、21世紀でこの記録は塗り替えられることはないのではないかとさえ言われている。
『コービー・ブライアントがスーパースターな理由その②:ディフェンス力』
次に挙げられるのは、ディフェンス力です。
意外に思われる方も多いかと思いますが、オフェンスのみならずディフェンスにも全力を注いでいるのがコービーブライアンです。
表彰されている数だけでみてもNBA ALL-DEFENSIVE FIRST TEAMという賞を9回、NBA ALL-DEFENSIVE SECOND TEAMを入れると累計で11回も受賞している。
これは各チームのコーチや報道陣が決めるその年のディフェンスに定評がある選手を投票することで当選が決まるもので、選手のみならず相手コーチや報道陣からも評価を得ている。
『コービー・ブライアントがスーパースターな理由その③:メンタリティ』
最後にオフェンス力とディフェンス力の根底にあるのが、強靭なメンタリティです。
数々の怪我、そしてヤジ。スーパースターであるということはその分、責任感や期待感、世間の重圧が圧し掛かってくるということでもあります。
18歳72日という最年少でNBAプレーをはじめ、最年少でのダンクコンテスト出場。
そして最年少でのNBAオールスターのスターターに。
怪我も多く、時には骨折しながら試合に出ることもありました。
ただただ「勝ち」にこだわり、シュートをいくら多く外そうとも、いくらヤジを浴びようと、メディアに叩かれようと貫いた信念。
それがコビーブライアンのオフェンス力、ディフェンス力を支えた基だったことは誰もが知っていることだと思います。
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【コービー・ブライアンのプロフィール】
本名:コービー・ブライアン(Kobe Bryant)
【誕生日】1978年8月23日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】198cm
【体重】93kg
【所属】ロスアンゼルス・レイカーズ
【背番号】8,24番
【ポジション】SG
【受賞歴】
NBA記録
- 同一チーム最長在籍年数(1996-97シーズン〜2015-16シーズンまでレイカーズ在籍20年)
- レギュラーシーズン通算30,000得点+6,000アシスト達成
- 最多オールNBA1stチーム選出:11(カール・マローンと並ぶタイ記録)
- 最多オールNBAディフェンシブ1stチーム選出:9(他3名と並ぶタイ記録)
- 1クォーター最多フリースロー成功:14(他5名と並ぶタイ記録)
- プレーオフで年間600得点以上記録した連続シーズン数:3
- 最多クリスマスゲーム出場:16
- クリスマスゲーム通算最多得点:395
- オールスター連続選出回数:18
- オールスター先発出場回数:15
- 最多オールスターMVP受賞:4(ボブ・ペティットと並ぶタイ記録)
- オールスター通算最多フィールドゴール成功:119
- オールスター1試合最多オフェンスリバウンド獲得:10
- オールスター通算最多スティール数:38
- 自軍の1試合総得点における自身の得点の割合※:66.4%(122得点中81得点)
- 両軍の1試合総得点における自身の得点の割合※:35.8%(226得点中81得点)
- ※ショットクロック導入後
NBA史上最年少記録
-
- 史上最年少スラムダンクコンテスト優勝:18歳と175日
- 史上最年少オールスター先発出場:19歳と175日
- 史上最年少オールNBAディフェンシブチーム選出:21歳と251日
- 史上最年少通算得点到達
-
- 32,000:36歳と87日
- 33,000:37歳
NBA史上最年長記録
- 34歳以上で40得点10アシスト以上を記録した連続試合数:2
- 34歳以上で30得点以上を記録した連続試合数:10
- 36歳以上で1試合30得点10アシスト10リバウンド以上を記録
- 37歳以上で1試合60得点以上を記録
レイカーズ記録
- 最多得点記録(レギュラーシーズン)
-
- 通算:33,643
- 年間:2,832
- 1試合:81
- ハーフ:55
- クォーター:30
- 月間1試合平均:43.4
- 最多得点記録(プレーオフ)
-
- 通算:5,640
- 年間:695
- オーバータイム:12
- キャリア通算60得点以上を記録した回数(レギュラーシーズン):6
- キャリア通算50得点以上を記録した回数(レギュラーシーズン):27
- キャリア通算40得点以上を記録した回数(レギュラーシーズン):125
- キャリア通算40得点以上を記録した回数(プレーオフ):13
- キャリア通算30得点以上を記録した回数(プレーオフ):88
- 1シーズンで50得点以上を記録した回数:10
- 1シーズンで40得点以上を記録した回数:27
- 50得点以上を記録した連続試合数:4
- 40得点以上を記録した連続試合数:9
- 35得点以上を記録した連続試合数:13
- 20得点以上を記録した連続試合数:62
- 月間1試合平均得点で平均40得点以上を記録した回数:3
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『コービーがNBAのスーパースターの3つの理由まとめ』
いかがだったでしょうか?
コービーがバスケットボール界でスーパースターと言われる所以が、強者揃いのNBAで秀でる部分が3つもあったからです。
- オフェンス力
- ディフェンス力
- メンタリティ
あのバスケの神様マイケルジョーダンもコービーの引退試合前にヴィデオレターを送るところから見ても、コ―ビーはNBA歴代の中でも間違いなく最高なプレイヤーで、まさに最強のオールラウンダーと言っても過言ではないのです。
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