アスリート必見!!??効果の出るメンタル強化法:その参

この、「アスリート必見!!??効果の出るメンタル強化法:その参」は、「アスリート必見!!??効果の出るメンタル強化法:その弐」の続編になります。まだ「壱」「弐」を読まれていない方はぜひそちらからどうぞ♪

URL

さてさて、「アスリート必見!!??効果の出るメンタル強化法:その参」でも、心を強く鍛える、メンタル強化法を5つご紹介します。

 

Contents

『効果の出るメンタル強化法⑪:心理的戦術』

23173834 – man and woman business handshake with white clock in background.

【相手の心理を読む】

スポーツをするうえで、戦術を考えることは試合を進めていくうえでとても重要な要素となります。通常、技術面での戦略は立てられている人は多いかもしれませんが、心理面での戦略を立てている人は少なく、逆にいえば心理面での戦略の立案により、鬼に金棒ということになります。

スポーツでは1つのプレーが自分と敵の心理面の駆け引きで成立しています。上手く心理面で勝てれば、相手の裏をかいたプレーができ、大きな打撃を与えることができます。逆に心理を読み間違えることによって、ピンチに陥ることも考えられます。しっかりと準備をしたうえで、心理的な戦略を立てられるといいでしょう。また、心理的戦術という観点でいうと審判心理もを味方にできるか、いかに審判に嫌われないかということも大切になります。もちろん審判は公平な立場であり、意識的に味方にすることは無地かしいかもしれませんが、選手から受ける印象やイメージは意識的に考える作業と違い、どちらかというと無意識に起こります。従って瞬間的なジャッジメントに微量ではあるものの影響を与えうる可能性があるのです。

 

『効果の出るメンタル強化法⑫:スランプ脱出』

【スランプ長期化の訳】

スポーツ選手でいれば必ず一度は陥るのがスランプだと思います。スランプになると選手は心理的に落ち込み、何か出口のないようなトンネルにでも入り込んでしまったような不安感に駆られたりします。そして、スランプを脱しようと空回りしますます不調が増してしまうこともあります。そもそもスランプは何故起こるかというと、何らかの理由により良いフォームにずれが生じ、それが反復されることによって、そのずれたフォームが神経回路を強化することによって起こります。そして、強化された悪いフォームのイメージが、脳で正常フォームだと勘違いされることで本格化していきます。

そうするとスランプの時はどうしたらいいのでしょうか?答えは簡単です。スランプの時こそ、一度その技術から離れて悪いイメージを払拭することが大切です。がむしゃらに練習量を増やすことも成功することはありますが、ズレたイメージで練習されていくことで、ズレたイメージで「よいイメージ」が強化され、かえって脳が混乱状態になる可能性があるということをしっかりと理解しましょう。良いイメージの上に次々とたらしいイメージが上書きされていくと、脳が混乱し不安を呼ぶ可能性も出てきます。

だからこそ、スランプの時ほど練習メニューは心身両側面からの考慮が必要になります。

 

『効果の出るメンタル強化法⑬:判断能力』

【状況判断を鈍らせるもの】

スポーツでは、たとえどんなに高度なプレーをしたとしても、それが的確な状況判断のもとで行われていなければミスにつながります。そこでスポーツ選手は自分の取り巻く状況を瞬時に計算し、ベストな判断を下していく必要性があります。その際に判断を鈍らせるものは何があるでしょうか?まずは先入観、そして過度な感情、そして緊張。他にもあると思いますが、こういった要素が判断を鈍らせる原因になると思います。

しかしながら、スポーツをしていれば時に感情的になり失敗をしてしまったりと常にロボットのように、マニュアル通りの判断が下せるわけではないのです。そこで必要になってくるのは、判断ミスをした後の分析です。なぜそこでミスをしてしまったのか、原因をしっかりと理解し、再発防止に努める。また同時に自身の傾向も理解したうえで意識付けをする。こういったコツコツとした普段の積み重ねが、状況判断能力を高める要素になってきます。

 

『効果の出るメンタル強化法⑭:気持ちを高める』

【興奮レベルを知る】

スポーツをするうえで大切になってくるものは「アスリート必見!!??効果の出るメンタル強化法:その参(リラックス法)」でもお伝えしましたが、適度の緊張感です。またこの要素にもう一つたすとすれば、適度の興奮も必要になります。緊張と興奮がスポーツ選手の気持ちの高まりを生み出す原動力となるのです。人間は興奮や緊張があるときときにアドレナリンという神経刺激伝達物質を分泌します。これは、筋肉を収縮させ、一瞬にして体をシャキッとさせ闘争力を掻き立てます。さらには、コンタクトプレーなどで生じる怪我の痛みを感じなくなったり、対戦相手に対する恐怖心や同情心も薄れ、攻撃的な心理になることができます。

スポーツによってこの気持ちを高めるべき基準は変わってきますが、気持ちを高めることによって自身のパフォーマンスの最大化を図れて、結果的に良い結果を呼び込むことができると言われています。

 

『効果の出るメンタル強化法⑮:攻めの心理』

【攻めと守りの心理のバランス】

スポーツには「攻めの心理」と「守りの心理」の2つがあると言われています。攻めの心理とは、自分の持っている力を100%発揮することを意識に置いた積極的な心理です。勝敗やミスを考えずある意味で開き直った状態のときに生まれます。逆に守りの心理とは、勝敗やミスしないことに意識を置いた消極的な心理といえます。この守りの心理は一般的には、スポーツ関して言うとマイナスに作用することがよくあります。今まで攻めの心理だったからこそ良い方向に転がっていたことも、守りにいることでこのバランスが崩れ、ミスの連発などにつながることが多々見られます。慎重さから逆にミスの可能性を増大させることもあります。

では常に攻めの心理がいいのでしょうか?半分正解半分不正解というところになります。どういうことかというと、攻めの心理が続くことのよって今度は「欲の心理」が生まれてくる可能性があります。これは「自分はもっとできるだろう」という自分が持っている能力の範疇を超えた部分をコントロールしていることになります。攻めの心理状況が、自分の持っている力の範囲を冷静に受け止めたうえで持てる力をすべて発揮しようと考えるものに対して、「欲の心理は」、持っている力を知りつつもコントロールできず、「もっと、もっと」と突き進んでしまうことを言います。これでは、逆にミスを招くことになりマイナスになることもあります。

よって、最適な心理状態とすると、攻めの心理7割、守りの心理3割くらいにミックスされているのがいいのではないでしょうか。

 

【まとめ】『アスリート必見!!??効果の出るメンタル強化法:その参』

いかかだったでしょうか?

・心理的戦術

・スランプ脱出

・判断能力

・気持ちを高める

・攻めの心理

メンタルがスポーツに与える影響は大きいと思います。

About 餅つきうさぎ 1264 Articles
中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*