【NBA速報】シーズン後本格的なトレード開始!~ドワイト・ハワード~

NBA2017-2018年シーズンが終了しドラフトの時期になりました。

この時期にドラフトと同じくらい注目されるのはトレードです。

今期はビックトレードが行われるといわれ、多くのFA権を持つ選手の行方が注目されています。

そんな中、今期のトレードの最初を飾るのにふさわしい、ビック選手のトレードがほぼ確実だというニュースが流れました。その選手とは今季シャーロット・ホーネッツに所属していたNBA屈指のセンターであるドワイト・ハワードです。

アメリカの「ESPN.com」が発表した内容によると、シャーロット・ホーネッツはドワイト・ハワードを放出する代わりに、ブルックリン・ネッツからティモフェイ・モズゴフと将来的なドラフト2巡目指名権2枠を獲得することになります。

このトレードが成立すれば、ネッツは来季の支出を1700万ドル(約18億8000万円)抑えられるほか、ロスターにマックス契約で2選手を加えられる余裕が生まれることになり、ブルックリン・ネッツには大きなプラスとなるトレードです。

 

ドワイト・ハワードは昨季ホーネッツで81試合に出場し平均16.6得点、12.5リバウンドを記録しベテランに求められている活躍はしているものの、チーム内からはあまりいい評判を聞かなく実質ホーネッツから追い出されたような形となってしまった。4年間で4チーム目となるドワイト・ハワードの今後の去就にも注目です。

引用:NBA trade rumors: Hornets sending Dwight Howard to Nets for Timofey Mozgov by Travis Durkee/Sporting News(抄訳)

 

 

【ドワイト・ハワードのプロフィール】

【誕生日】1985年12月8日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】211cm
【体重】120kg
【所属】シャーロット・ホーネッツ
【ポジション】PG
【受賞歴】

  • 8×NBAオールスターゲーム出場 : 2007~2014
  • 5×リバウンド王:2008, 2009, 2010 2012, 2013
  • 2×ブロック王:2008, 2009
  • 4×ダンクシュート成功数1位:2006~2009
  • 3×NBA最優秀守備選手賞:2009~2011
  • NBAオールルーキーチーム 1stチーム:2005
  • オールNBAチーム
    • 5×1stチーム:2008~2012
    • 1×2ndチーム  : 2014
    • 2×3rdチーム:2007, 2013
  • NBAオールディフェンシブチーム
    • 4×1stチーム:2009~2012
    • 2ndチーム:2008
  • NBAオールスター・スラムダンクコンテスト優勝:2008
  • フィールドゴール成功率1位 : 2010

 

高校の体育の先生である父親と、元プロバスケットボール選手だった母から生まれたドワイト・ハワードはスポーツ一家で育ちました。高校は父親が務めるバスケの名門サウスウエスト・アトランタ・クリスチャン高校でプレイし、最終学年の4年時には25.0得点18.0リバウンド8.0ブロックの成績でチームを州チャンピオンに導き、全米で最も活躍した高校生選手に贈られるネイスミス賞を受賞しています。また同年にはパレード誌選出のオールアメリカンにも選ばれるなど、高校生の時から有名な選手でした。

因みにドワイト・ハワードが始めてダンクをしたのは13歳の時で身長はわずか175センチだったといわれています。昔から運動神経は抜群だったということですね。

ドワイト・ハワードは大学には進学せず、2004年のアーリードラフトでオーランド・マジックより全体1位指名でNBA入りを果たしました。ちなみに2006年より、高校卒業後直ぐのNBAドラフト指名が出来なくなった事からドワイト・ハワードが高校からのエントリーで全体1位指名は最後のプレイヤーとなっています。

普通であれば高校からエントリーした選手は体の線が細い為に、プロの世界では通用しないといわれていたが、ドワイト・ハワードは恵まれたその体格で1年目からダブルダブルを記録するなどNBAでもその力を存分に発揮していました。高卒ルーキーとしては初のシーズン82試合フル出場を果たし、新人王投票では3位に終わったが、オールルーキーファーストチームに選ばれるなど結果もついてきました。

その後はオーランド・マジックの大黒柱としてチームをけん引し、2006-2007年シーズンにはオールスターに選出され、ダンクコンテストにも出場しています。そしてチーム4年ぶりのプレイオフにも導き、若いながらもチームをまとめていきました。

2007-2008年シーズンには名実ともにトップセンターとしてNBAを牽引しました。11月と12月の月間最優秀選手賞を獲得し、シーズンの通算ダブルダブル達成数はリーグ1位(69回)を記録していました。その中でも20得点20リバウンド以上を5回達成するなど怪物的数をたたき出しました。

アベレージは一流ビッグマンの証である20得点10リバウンド以上の、20.7得点14.2リバウンドを記録し、14.2リバウンドは2位以下を大きく引き離し自身初の、そしてリーグ最年少記録となるリバウンド王に輝きました。さらにオールNBAチームには初めてファーストチームに名を連ね、オールディフェンスセカンドチームにも選出、名実共にリーグのトップセンターとなった。

オールスターファン投票ではシャキール・オニールを抜いてイーストのセンター部門第1位となり、先発メンバーとしてオールスターに出場を果たしました。またリベンジを誓って臨んだダンクコンテストでは、バックボード裏からのウィンドミルダンクや、スーパーマンダンクなど圧巻のパフォーマンスで優勝を果たした。

2008-2009年シーズンには20.6得点13.8リバウンド2.9ブロックを記録でリバウンド王とブロック王の二冠を達成、NBA最優秀守備選手賞も受賞し、リーグトップセンターの座を不動のものとしました。この年にはNBAファイナルに初出場しましたが、ロスアンゼルス・レイカーズに敗れNBAチャンピオンはお預けとなりました。

2012年8月10日、ロサンゼルス・レイカーズ、オーランド・マジック、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、デンバー・ナゲッツの4チーム、12選手が絡む大型トレードで前シーズンの屈辱の相手であったロサンゼルス・レイカーズへ移籍しました。しかし、スーパースター軍団となったロスアンゼルス・レイカーズでは上手くチームが纏らず、翌年の2013年7月5日にFAでヒューストン・ロケッツに移籍しました。

その後は地元であるアトランタ・ホークスに在籍するものの、1年でシャーロット・ホーネッツに移籍しました。

 

詳しくは、

ドワイト・ハワード選手をまとめた選手名鑑をどうぞ!

【NBA選手名鑑|ドワイト・ハワード】ベテランビックマンの復活

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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