【NBAニュース】ビル・ラッセルの背番号6が永久欠番に

8月12日(日本時間11日)、NBAとNBA選手会はリーグ全体で今月1日(同7月31日)に88歳で逝去したNBAレジェンドのビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス)の背番号6を永久欠番にすると発表しました。

なお、現在6番を着用している選手はそのまま継続使用が可能となります。

1956年にセルティックスへ入団したラッセルは、NBAキャリアの13シーズンで11度優勝を果たし、1959年から1966年までは8連覇も達成しています。さらにレギュラーシーズンMVPを5度受賞し、オールスターにも12度選出されておりキャリア通算では平均15.1点、22.5リバウンドをマークしています。

1試合最多リバウンドは51本を数え、12シーズンで1000リバウンド以上を記録し通算では歴代2位のリバウンド数(21620)を誇り、ボストン・セルティックス引退後の1972年にチームが背番号6を永久欠番としていました。

また現役中の1966年には、北米プロスポーツ史上初めて黒人のヘッドコーチに就任し、コート外では公民権運動にも積極的に取り組み、2010年には大統領自由勲章を授与されている選手です。

今回ビル・ラッセル氏の逝去を受けて2022-23シーズンを通して選手は、ユニフォームの右肩に記念ワッペンを付け、コートでもスコアラーテーブル付近のサイドラインに6番をフィーチャーしたクローバー型のロゴを貼り付けることが決定しています。

今回の一連の動きについてアダム・シルバー・コミッショナーは、「ビル・ラッセルのコート上における比類なき成功と先駆的だった公民権運動は、ユニークかつ歴史的なやり方で称えるに値する。NBAのすべてのチームで彼の背番号6を永久欠番とすることにより、ビルの素晴らしいキャリアが常に認識されることになる」とコメントしています。

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Contents

NBA各チームの永久欠番リスト

アトランタ・ホークス

  • #9:ボブ・ペティット
  • #21:ドミニク・ウィルキンズ
  • #23:ルー・ハドソン
  • #44:ピート・マラビッチ
  • #55:ディケンベ・ムトンボ
  • テッド・ターナーを称えるバナー

ボストン・セルティックス

  • #00:ロバート・パリッシュ
  • #1:ウォルター・ブラウン
  • #2:レッド・アワーバック
  • #3:デニス・ジョンソン
  • #5:ケビン・ガーネット
  • #6:ビル・ラッセル
  • #10:ジョジョ・ホワイト
  • #14:ボブ・クージー
  • #15:トム・ハインソーン
  • #16:トム・サンダーズ
  • #17:ジョン・ハブリチェック
  • #18:デイブ・コーウェンズ
  • #19:ドン・ネルソン
  • #21:ビル・シャーマン
  • #22:エド・マコーリー
  • #23:フランク・ラムジー
  • #24:サム・ジョーンズ
  • #25:KC・ジョーンズ
  • #31:セドリック・マックスウェル
  • #32:ケビン・マクヘイル
  • #33:ラリー・バード
  • #34:ポール・ピアース
  • #35:レジー・ルイス
  • ジム・ロスカトフを称える『Loscy』のバナー
  • ジョニー・モストと称えるマイクのバナー

ブルックリン・ネッツ

  • #3:ドラゼン・ペトロビッチ
  • #5:ジェイソン・キッド
  • #23:ジョン・ウィリアムソン
  • #25:ビル・メルキオーニ
  • #32:ジュリアス・アービング
  • #52:バック・ウィリアムズ

シャーロット・ホーネッツ

  • #13:ボビー・フィルズ

シカゴ・ブルズ

  • #4:ジェリー・スローン
  • #10:ボブ・ラブ
  • #23:マイケル・ジョーダン
  • #33:スコッティ・ピッペン
  • フィル・ジャクソン、ジェリー・クラウス、ジョニー・カーを称えるバナー

クリーブランド・キャバリアーズ

  • #7:ビンゴー・スミス
  • #11:ジドルナス・イルガウスカス
  • #22:ラリー・ナンス
  • #25:マーク・プライス
  • #34:オースティン・カー
  • #42:ネイト・サーモンド
  • #43:ブラッド・ドアティ
  • ジョー・テイトを称えるバナー

ダラス・マーベリックス

  • #12:デレック・ハーパー
  • #15:ブラッド・デイビス
  • #22:ローランド・ブラックマン

デンバー・ナゲッツ

  • #2:アレックス・イングリッシュ
  • #12:ファット・リーバー
  • #33:デイビッド・トンプソン
  • #40:バイロン・ベック
  • #44:ダン・イッセル
  • #55:ディケンベ・ムトンボ
  • #432:ダグ・モー(ヘッドコーチとしての勝利数)

デトロイト・ピストンズ

  • #1:チャウンシー・ビラップス
  • #2:チャック・デイリー
  • #3:ベン・ウォレス
  • #4:ジョー・デュマーズ
  • #10:デニス・ロッドマン
  • #11:アイザイア・トーマス
  • #15:ビニー・ジョンソン
  • #16:ボブ・レイニアー
  • #21:デイブ・ビング
  • #32:リチャード・ハミルトン
  • #40:ビル・レインビア
  • ビル・デイビッドソンとジャック・マクロスキーを称えるバナー

ゴールデンステイト・ウォリアーズ

  • #13:ウィルト・チェンバレン
  • #14:トム・メシェリー
  • #16:アル・アトルズ
  • #17:クリス・マリン
  • #24:リック・バリー
  • #42:ネイト・サーモンド

ヒューストン・ロケッツ

  • #11:ヤオ・ミン
  • #22:クライド・ドレクスラー
  • #23:カルビン・マーフィー
  • #24:モーゼス・マローン
  • #34:アキーム・オラジュワン
  • #45:ルディ・トムジャノビッチ
  • CD:キャロル・ドーソンを称えるバナー

インディアナ・ペイサーズ

  • #30:ジョージ・マギニス
  • #31:レジー・ミラー
  • #34:メル・ダニエルズ
  • #35:ロジャー・ブラウン
  • #529:ボビー・レナード(ヘッドコーチとしての勝利数)
  • メル・サイモンを称えるバナー

ロサンゼルス・レイカーズ

  • #8と#24:コービー・ブライアント
  • #13:ウィルト・チェンバレン
  • #22:エルジン・ベイラー
  • #25:ゲイル・グッドリッチ
  • #32:マジック・ジョンソン
  • #33:カリーム・アブドゥル・ジャバー
  • #34:シャキール・オニール
  • #42:ジェームズ・ワージー
  • #44:ジェリー・ウェスト
  • #52:ジャマール・ウィルクス
  • チック・ハーンを称えるマイクのバナー
  • ジョン・クンドラを称えるバナー

ロサンゼルス・クリッパーズ

永久欠番なし

メンフィス・グリズリーズ

  • #9:トニー・アレン
  • #50:ザック・ランドルフ

マイアミ・ヒート

  • #1:クリス・ボッシュ
  • #3:ドウェイン・ウェイド
  • #10:ティム・ハーダウェイ
  • #23:マイケル・ジョーダン
  • #32:シャキール・オニール
  • #33:アロンゾ・モーニング
  • ロン・カルプを称えるバナー

ミルウォーキー・バックス

  • #1:オスカー・ロバートソン
  • #2:ジュニア・ブリッジマン
  • #4:シドニー・モンクリーフ
  • #8:マーケス・ジョンソン
  • #10:ボブ・ダンドリッジ
  • #14:ジョン・マグロックリン
  • #16:ボブ・レイニアー
  • #32:ブライアン・ウィンターズ
  • #33:カリーム・アブドゥル・ジャバー

ミネソタ・ティンバーウルブズ

  • #2:マリーク・シーリー
  • フリップ・ソーンダーズが称えるバナー

ニューオーリンズ・ペリカンズ

  • #7:ピート・マラビッチ

ニューヨーク・ニックス

  • #10:ウォルト・フレイジャー
  • #12:ディック・バーネット
  • #15:ディック・マグワイア
  • #15:アール・モンロー
  • #19:ウィリス・リード
  • #22:デイブ・デブッシャー
  • #24:ビル・ブラッドリー
  • #33:パトリック・ユーイング
  • #613:レッド・ホルツマン(ヘッドコーチとしての勝利数)

オクラホマシティ・サンダー(シアトル・スーパーソニックス)

  • #1:ガス・ウィリアムズ
  • #4:ニック・コリソン
  • #10:ネイト・マクミラン
  • #19:レニー・ウィルケンズ
  • #24:スペンサー・ヘイウッド
  • #32:フレッド・ブラウン
  • #43:ジャック・シクマ
  • ボブ・ブラックバーンを称えるマイクのバナー

オーランド・マジック

  • #6:シックスマンとしてのファン

フィラデルフィア・76ers

  • #2:モーゼス・マローン
  • #3:アレン・アイバーソン
  • #4:ドルフ・シェイズ
  • #6:ジュリアス・アービング
  • #10:モーリス・チークス
  • #13:ウィルト・チェンバレン
  • #15:ハル・グリアー
  • #24:ボビー・ジョーンズ
  • #32:ビリー・カニングハム
  • #34:チャールズ・バークリー
  • デイブ・ジンコフを称えるマイクのバナー

フェニックス・サンズ

  • #5:ディック・バンアースデイル
  • #6:ウォルター・デイビス
  • #7:ケビン・ジョンソン
  • #9:ダン・マーリー(※リング・オブ・オナー)
  • #13:スティーブ・ナッシュ(※リング・オブ・オナー)
  • #24:トム・チャンバーズ(※リング・オブ・オナー)
  • #33:アルバン・アダムズ
  • #34:チャールズ・バークリー(※リング・オブ・オナー)
  • #42:コニー・ホーキンズ
  • #44:ポール・ウェストファル
  • ジェリー・コランジェロ、コットン・フィッツシモンズ、ジョン・マクラウド、アル・マコイ、ジョー・プロスキーを称えるバナー

※リング・オブ・オナーは称えるためのバナーを掲揚しているものの、番号自体は使用可能。

ポートランド・トレイルブレイザーズ

  • #13:デイブ・トワルジック
  • #14:ライオネル・ホリンズ
  • #15:ラリー・スティール
  • #20:モーリス・ルーカス
  • #22:クライド・ドレクスラー
  • #30:ボビー・グロス
  • #30:テリー・ポーター
  • #32:ビル・ウォルトン
  • #36:ロイド・ニール
  • #45:ジェフ・ピートリー
  • #77:ジャック・ラムジー
  • ラリー・ワインバーグを称えるバナー

サクラメント・キングス

  • #1:ネイト・アーチボルド
  • #2:ミッチ・リッチモンド
  • #4:クリス・ウェバー
  • #6:シックスマンとしてのファン
  • #11:ボブ・デイビーズ
  • #12:モーリス・ストークス
  • #14:オスカー・ロバートソン
  • #16:ペジャ・ストヤコビッチ
  • #21:ブラデ・ディバッツ
  • #27:ジャック・トワイマン
  • #44:サム・レイシー

サンアントニオ・スパーズ

  • #00:ジョニー・モア
  • #6:エイブリー・ジョンソン
  • #9:トニー・パーカー
  • #12:ブルース・ボウエン
  • #13:ジェームズ・サイラス
  • #20:マヌ・ジノビリ
  • #21:ティム・ダンカン
  • #32:ショーン・エリオット
  • #44:ジョージ・ガービン
  • #50:デイビッド・ロビンソン

トロント・ラプターズ

永久欠番なし

ユタ・ジャズ

  • #1:フランク・レイデン
  • #4:エイドリアン・ダントリー
  • #7:ピート・マラビッチ
  • #9:ラリー・ミラー
  • #12:ジョン・ストックトン
  • #14:ジェフ・ホーナセック
  • #32:カール・マローン
  • #35:ダレル・グリフィス
  • #53:マーク・イートン
  • #1223:ジェリー・スローン(ヘッドコーチとしての勝利数)

ワシントン・ウィザーズ

  • #10:アール・モンロー
  • #11:エルビン・ヘイズ
  • #25:ガス・ジョンソン
  • #41:ウェス・アンセルド
  • #45:フィル・シェニアー
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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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