【NBAニュース】NBAがクリスマスゲームのキャンペーン動画『The Gift of Game』を発表

NBAは12月12日(日本時間13日)、クリスマスゲームのキャンペーン『The Gift of Game』(ゲームの贈りもの)を発表しました。時代を超えた伝統を祝い、休日のバスケットボールの魔法を伝える『The Gift of Game』は、@NBAのアカウントの全プラットフォームで配信されています。

キャンペーン動画には、ヤニス・アデトクンボ、ジミー・バトラー、ジェイレン・ブランソン、ステフィン・カリー、アンソニー・デイビス、ルカ・ドンチッチ、ケビン・デュラント、ジョエル・エンビード、レブロン・ジェームズ、ニコラ・ヨキッチ、ジェイソン・テイタムといったNBAのスター選手たちのおもちゃがキャストとして登場しています。

1947年に始まったクリスマスゲームは、新シーズンで76回目の開催になります。NBAから公式発表はされてはいませんが、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は、NBAクリスマスゲーム2023-24年では以下の対戦カードが予定されています。

  • ミルウォーキー・バックス対ニューヨーク・ニックス
  • フィラデルフィア・76ers対マイアミ・ヒート
  • ボストン・セルティックス対ロサンゼルス・レイカーズ
  • ダラス・マーベリックス対フェニックス・サンズ
  • ゴールデンステイト・ウォリアーズ対デンバー・ナゲッツ

今回発表された10チームのうち9チームは2022年のクリスマスゲームも戦っており、変更はメンフィス・グリズリーズから昨季NBAファイナルを戦ったヒートに変わっている点です。

クリスマスゲームはマディソン・スクエア・ガーデンでのバックス対ニックスで幕を開け、ヒートのジミー・バトラーとしては古巣76ersとの対戦となります。

また長年のライバルで、ともに最多17回の優勝を誇るレイカーズとセルティックスも登場し、レイカーズのレブロン・ジェームズは、クリスマスゲーム最多出場の記録を18に更新する見込みとなっています。

続いては、デビン・ブッカー、ケビン・デュラントを擁し、渡邊雄太やブラッドリー・ビールが加わったサンズと、ルカ・ドンチッチやカイリー・アービングが在籍するマーベリックスが対戦する予定となっています。

最後の締めくくりは、ニコラ・ヨキッチやジャマール・マレーを擁する王者ナゲッツと、ステフィン・カリーやクレイ・トンプソンが在籍するウォリアーズの対戦となっています。

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以下、今季や過去のクリスマスゲームに関する豆知識を紹介しよう。

Contents

クリスマスゲームの歴史

15 – 昨季王者のウォリアーズは15年連続のクリスマスゲームとなる。

17 – レイカーズのレブロン・ジェームズは17年連続のクリスマスゲームへ。コービー・ブライアントと並んでいたが、今年で最多出場記録の単独首位に浮上する。

43.3 – クリスマスデーの最多平均得点記録を持つのは、殿堂入りしているトレイシー・マグレディの43.3得点。出場した3試合すべてで40得点超を達成した。

60 – クリスマスゲームにおける最多得点記録は、殿堂入りしているバーナード・キングの60得点。1984年、ニューヨーク・ニックスに所属していたキングがニュージャージー・ネッツ戦で達成した。

1947- NBAがクリスマスゲームを開始したのは創設から2シーズン目の1947年。

2022年のクリスマスゲーム

2 – バックス対セルティックス、グリズリーズ対ウォリアーズと、NBAプレイオフ2022の2つのカードの再戦が実現する。

3 – クリスマスデーは“3 for 1 Days”としてNBAオールスター2023のファン投票が3倍にカウントされる。

5 – 2021-2022シーズンのオールNBAファーストチームに選ばれた5選手が全員クリスマスゲームに出場する可能性がある。バックスのヤニス・アデトクンボ、サンズのデビン・ブッカー、マーベリックスのルカ・ドンチッチ、ナゲッツのニコラ・ヨキッチ、セルティックスのジェイソン・テイタムの5選手。

8 – クリスマスゲームに臨むうちの8チームが11月に発表したシティ・エディション・ジャージーを使用する予定。

9 – ソーシャルメディアプラットフォームで最もチェックされているNBA選手10名のうちの9名がクリスマスゲームを戦うチームの選手(欠場予定含む)。ウォリアーズのステフィン・カリー(1位/4億8500万)、グリズリーズのジャ・モラント(2位/3億5100万)、ジェームズ(3位/2億6800万)、アデトクンボ(4位/2億1500万)、ドンチッチ(5位/2億1000万)、ウォリアーズのジョーダン・プール(6位/1億5000万)、テイタム(7位/1億4300万)、レイカーズのアンソニー・デイビス(9位/1億500万)、レイカーズのラッセル・ウェストブルック(10位/1億300万)の9選手。

グローバル

3 – 76ers対ニックス、レイカーズ対マーベリックス、バックス対セルティックスの3試合は、ヨーロッパ、中東、アフリカのプライムタイムに中継される。

4 – 米国外においてNBAリーグパスで最も人気の4チームがクリスマスゲームを戦う。1位がウォリアーズ、2位がレイカーズ、3位がセルティックス、4位がマーベリックス。

7 – クリスマスデーを戦うチームのロスターに7名のカナダ人選手が在籍。米国外では最多となる。

17 – クリスマスゲームを戦うチームには、ヨーロッパの12か国の17選手が在籍。2年連続MVP受賞のヨキッチ(セルビア)やMVP受賞2回のアデトクンボ(ギリシャ/ナイジェリアにルーツ)、オールNBAファーストチーム選出3回のドンチッチ(スロベニア)らが含まれる。

37 – クリスマスデーを戦うチームのロスターには、22か国から37名の米国外出身選手が在籍。

76ers対ニックス

13 – フィラデルフィアとニューヨークを拠点とするチームのクリスマスゲームは最多記録の13回目。

55 – ニックスは今年で最多記録となる55回目のクリスマスゲーム。

1992 – 76ersのドック・リバース・ヘッドコーチは1992年、ニックスの一員としてシカゴ・ブルズとのクリスマスゲームに出場。7得点、5リバウンド、5アシスト、4スティールを記録した。

レイカーズ対マーベリックス

24 – レイカーズはクリスマスゲームで最多の24勝を記録。今年で24年連続のクリスマスゲームとなる。

422 – ジェームズはNBA歴代最多となる422得点をクリスマスデーに記録している。

2011 – マーベリックスがホームでクリスマスゲームを戦うのは2011年以来2回目。

バックス対セルティックス

2 – バックスとセルティックスは今季のリーグ成績上位2チームであり、過去2シーズンのイースタン・カンファレンス王者(バックスが2020-2021シーズン、セルティックスが2021-2022シーズン)。

19 – 昨年のクリスマスゲームでバックスは19点のビハインドを逆転し、セルティックスに117-113で勝利した。

27 – セルティックスのグラント・ウィリアムズは昨季、109-81で勝利したバックスとのカンファレンス・セミファイナル第7戦で27得点を記録した。レギュラーシーズンとプレイオフを合わせ、自己最多の数字だった。

グリズリーズ対ウォリアーズ

1 – グリズリーズは球団初のクリスマスゲーム。

38.3 – モラントは昨季のウォリアーズとのカンファレンス・セミファイナルで最初の3試合に平均38.3得点を記録。その後ひざのケガで3試合を欠場した。

2018 – ウォリアーズのクレイ・トンプソンは2018年以来のクリスマスゲームとなる。

サンズ対ナゲッツ

1 – サンズとナゲッツがクリスマスゲームで対戦するのは初めて。また、両チームは今季初顔合わせとなる。

49 – ブッカーは2022年3月24日(同25日)の直近のナゲッツ戦で49得点を記録。試合は140-130でサンズが勝利した。

1994 – ナゲッツはこれまでの7試合のクリスマスゲームで1勝。1994年にシアトル・スーパーソニックスに勝利した。

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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