【NBAパワーランキング】2022-23年シーズンウィーク3

NBAパワーランキングシリーズはNBA.comが毎週出しているチームの勝率をもとに、チームランキングを出したものになります。カンファレンスごとの順位とNBA全30チームのパワーランキングが(順位)などが分かりにくいと言う事で作ってみました。

今回ご紹介するNBAパワーランキングは「ウィーク3」までの順位になります。「ウィーク3」は日本時間11月7日(月曜日)までの勝率ランキングと言う事になります。

ウィーク3のトピックとしては4週よりイースタン・カンファレンスとウェスタン・カンファレンスのチームによる対戦が増え始めることもあり、実質これまでは慣らし期間とは違った結果が出てくると言われています。

現在はウェストの方が強いということもあって、パワーランキングのトップ10にはウェストから7チームがランクインしていますが、トップ2チームはイーストからで、いまだ無敗のミルウォーキー・バックスが1位、そして8連勝中のクリーブランド・キャバリアーズが2位となっています。

クリーブランド・キャバリアーズ(3勝0敗):キャバリアーズは同じイーストのブルズとニックスに勝利した上に、オーバータイムの末にセルティックスを倒し、連勝を8に伸ばした。

デトロイト・ピストンズ(0勝3敗):今年のピストンズは競争率が上がることが期待されているものの、バックスとキャバリアーズ(しかも2人のオールスターガードが欠場)相手に合わせて49点差で負けてしまっている。

以下は3週目の動画です。

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【NBAパワーランキング2022-23:ウィーク3】

1位:ミルウォーキー・バックス

成績:9勝0敗

OffRtg: 112.0 (16) DefRtg: 100.6 (1) NetRtg: +11.5 (2) Pace: 100.7 (13)

プレイした9試合で、相手に1分半以上リードをされたことがあるのはわずか3試合のみ。先発ラインナップは対戦相手の先発ラインナップよりも100ポゼッション平均34.5得点も上回っており(100ポゼッション平均失点85.1)、第1クォーターのネットレーティングはリーグトップとなるプラス24.1だ。

今季は3ポイントショットを積極的に守っているのがバックスの特徴だ。昨季は対戦相手に15本以上の3Pを決められた試合がリーグトップの39試合(82試合の48%)あったのだが、今季はまだ9試合中1試合しか起きていない。

2位 :クリーブランド・キャバリアーズ

成績:8勝1敗

OffRtg: 114.8 (6) DefRtg: 102.9 (2) NetRtg: +12.0 (1) Pace: 97.7 (27)

開幕戦でラプターズに敗れて以来、キャバリアーズはアメリカ合衆国内では無傷の8連勝だ(ラプターズはカナダ)。5試合欠場していたダリアス・ガーランドは復帰戦でセルティックス相手に29得点、12アシスト(1ターンオーバー)の活躍を見せた。そしてドノバン・ミッチェルはレイカーズへの逆転勝利で33得点(フリースロー13本中12本成功)を獲得している。

さらに見られたのが層の厚さだ。ガーランドとミッチェル抜きで戦ったピストンズ戦では、ケビン・ラブが21得点、10アシストを記録し大勝。レイカーズ戦は第3クォーターから第4Qにかけて、ラブ、ジェディ・オスマン、ディーン・ウェイドら3人の控え選手が出場している時間帯に連続17得点を記録した。

3位 :フェニックス・サンズ

成績:7勝2敗

OffRtg: 116.4 (3) DefRtg: 105.1 (3) NetRtg: +11.3 (3) Pace: 97.8 (26)

ティンバーウルブズへの勝利でキャリア2番目に多い29得点を記録したキャム・ジョンソンは、次のブレイザーズとの試合の第1Qに右ひざ半月板を断裂してしまった。彼がどれだけ離脱するのかはまだわかっていないが、この状況でジェイ・クラウダーが起用できないのは痛い。

ジョンソンの代わりに先発で起用したのはトーリー・クレッグで、22分弱の出場時間でプラス22を記録している。気になるのは、ダリオ・シャリッチの復調が想定よりも時間がかかっていることだ。ここまでシャリッチがオフェンスに関わった75ポゼッションで、サンズはわずか63得点しかできていない。

第4週:@PHI、@MIN、@ORL

4位 :ボストン・セルティックス

成績:6勝3敗

OffRtg: 117.5 (2) DefRtg: 113.7 (23) NetRtg: +3.8 (8) Pace: 99.0 (21)

少しは改善されてきたものの、やはりまだディフェンスが問題だ。3週間が経って、昨季と比べて、セルティックスの100ポゼッション平均での失点は7.5も増えてしまっている(106.2から113.7)。これは10.0増えているウォリアーズに次いで2番目に多い差だ。

その代わり、オフェンスは絶好調だ。ニックス戦では51本の3P試投で、チーム記録となる27本を成功させている(NBA史上4番目の多さに並ぶ)。フィールドゴール試投の3Pが占める割合は47.3%でリーグトップで、7選手が25本以上の3P成功&成功率35%超を記録している。

5位 :ユタ・ジャズ

成績:8勝3敗

OffRtg: 114.1 (8) DefRtg: 109.0 (8) NetRtg: +5.0 (6) Pace: 100.4 (17)

サプライズチームとなっているジャズはまだ止まらない。ここ5試合で4勝しており、唯一の敗戦もマーベリックス相手に3点差で敗れたものだ。ジャ・モラントのいるグリズリーズに圧勝し、レイカーズの2連勝を止め、クリッパーズの3連勝も止めた。対戦相手よりも3Pから多く得点した試合では8勝0敗で、少なかった時は0勝3敗だ。

ジャズはショットセレクションがはっきりしており、FGのミッドレンジが占める割合はリーグ最低のわずか6%で、3Pとペイント内からの得点がほとんど。昨季はミッドレンジからのショットが20%を占めていたコリン・セクストンでさえも、今季は5%を切っている(FG試投110本に対して、ミッドレンジからは5本中3本成功)。

6位 :ポートランド・トレイルブレイザーズ

成績:6勝3敗

OffRtg: 110.3 (20) DefRtg: 109.5 (11) NetRtg: +0.8 (14) Pace: 98.5 (23)

デイミラン・リラードが離脱してからのブレイザーズは2勝2敗で、その4試合中3試合の相手がグリズリーズとサンズ(2回)だったことを考えれば悪くない成績だ。サンズとの試合では、ベンチ陣の活躍からユスフ・ヌルキッチのクラッチプレイへと繋ぎ、最後にはジェレミー・グラントが決勝点をブザービーターで決めた。

ディフェンスが昨季と比べて大幅に改善されており、それが好成績に繋がっている。グリズリーズ戦でも、そのディフェンスを武器に第4Qに17点差を追いつくところまでいったものの、続く4ポゼッションで得点が出来ず、黒星を喫した。

7位 :デンバー・ナゲッツ

成績:6勝3敗

OffRtg: 115.3 (5) DefRtg: 113.3 (20) NetRtg: +2.0 (9) Pace: 100.9 (11)

ナゲッツは第1Qに強く、ここ6試合全ての第1Qで勝利している。直近の2試合の第1Q合計では、82-56で対戦相手を得点で上回っている。53ポゼッションで83得点という高効率で、放った20本中15本の3Pを決めている。先週15位だったオフェンシブレーティングは、今週5位まで急上昇した。

その上昇に貢献しているのがジャマール・マレーだ。ここ3試合で平均出場時間は30分未満でありながらも19.3得点を記録。全体的にバランスの取れたオフェンスで、5試合以上の出場で平均二桁得点を記録している選手が7人もおり、これはリーグトップだ。

8位 :ダラス・マーベリックス

成績:5勝3敗

OffRtg: 117.5 (1) DefRtg: 111.1 (14) NetRtg: +6.4 (5) Pace: 95.6 (30)

第1週にグリズリーズに41点差で勝利したマーベリックスだが、それ以外の7試合は、最後の5分間で5点差以内(クラッチ)という接戦が多い。クラッチポゼッションでは対戦相手の方が効率良く得点しているものの、リードを持った状態でクラッチタイムに突入していることもあり、7試合中4試合に勝利している。

先発センターがジャベール・マギーからドワイト・パウエルに変わったこともあり、今後それが数字にどう影響するかは注目だ。しかしさらに注目なのは、ルカ・ドンチッチとスペンサー・ディンウィディーの片方しかコートにいない時(100ポゼッション平均プラス17.6、合計220分)と、両方がコートにいる時(同マイナス8.0、合計167分)の得失点差だ。

9位 :メンフィス・グリズリーズ

成績:7勝3敗

OffRtg: 114.8 (7) DefRtg: 113.6 (22) NetRtg: +1.2 (10) Pace: 100.7 (14)

10月は7試合でリーグ最下位となる100ポゼッション平均119.5失点を記録したグリズリーズだが、11月に入ってからは同99.7失点(リーグ4位)で3勝0敗だ。対戦相手がオフェンス20位のブレイザーズ(リラード不在)、27位のホーネッツ(テリー・ロジアーとゴードン・ヘイワード不在)、そして24位のウィザーズ(ブラッドリー・ビール不在)ではあったものの、最下位からの脱出は好材料だ。

デズモンド・ベインはオールスター級の活躍を続けている。ここ6試合で平均29.5得点、エフェクティブフィールドゴール成功率68%(eFG率/3P成功数を1.5倍にして計算する、3Pの効率を考慮したFG成功率)を記録しており、プルアップからの3Pはリーグトップとなる42本中23本成功(55%)という数字を残している。

10位 :ニューオーリンズ・ペリカンズ

成績:5勝4敗

OffRtg: 114.1 (9) DefRtg: 109.4 (10) NetRtg: +4.7 (7) Pace: 100.0 (19)

ペリカンズは4クォーターで終わる試合は5勝1敗だが、オーバータイムまでいった試合は0勝3敗で、先週はそれが2回あった。CJ・マカーラムへの負担が大きく、クラッチタイムになるとチームとして1ポゼッション平均が1点を下回ってしまっている。

しかし、ブランドン・イングラムとハーブ・ジョーンズが復帰したのは重要だろう。ここまでベンチが大きく貢献することを必要としていたペリカンズだが、先発ラインナップが戻ってきたことで今週はそこでの数字を伸ばしていきたい。

11位 :トロント・ラプターズ

成績:6勝4敗

OffRtg: 116.0 (4) DefRtg: 108.5 (6) NetRtg: +7.5 (4) Pace: 97.8 (25)

パスカル・シアカムは平均20得点以上、7リバウンド以上、7アシスト以上を記録していたわずか5人のうちの1人で、残りの4人はMVP受賞経験のある3人とルカ・ドンチッチのみという素晴らしい活躍だっただけに、このタイミングでの負傷離脱(右内転筋)は残念だ。

それでもラプターズの層は厚い。100ポゼッション平均での得点の昨季に対する上昇率はリーグで5番目に高く、ターンオーバーが少なく、オフェンシブリバウンドも多い。さらに、シアカムの代わりにブルズ戦で先発出場したルーキーのクリスチャン・コロコが6ブロックを記録するなどの活躍も見せている。

12位 :アトランタ・ホークス

成績:6勝3敗

OffRtg: 113.2 (12) DefRtg: 112.5 (16) NetRtg: +0.7 (15) Pace: 101.6 (8)

昨季はホームで27勝14敗としながらも、アウェイで16勝25敗と苦しんだホークスだが、今季はここまでアウェイでも3勝2敗で勝ち越している。そしてホームでは、ペリカンズ相手にオーバータイムの末に勝利するなど好調だ。

トレイ・ヤングとデジャンテ・マレーが同時に出場している通算228分で、ホークスのネットレーティングはプラス12.2で、マレーのみがコートにいる105分でもプラス5.8だ。しかしヤングのみがプレイしている87分ではマイナス29.6で、同時間帯は100ポゼッション平均133.3失点とディフェンスに苦しんでいるのがわかる。

13位 :シカゴ・ブルズ

成績:5勝6敗

OffRtg: 110.5 (18) DefRtg: 109.6 (12) NetRtg: +0.9 (13) Pace: 100.9 (12)

攻守での安定感がまだないブルズは、試合によって結果がバラバラだ。ホーネッツ戦ではデマー・デローザンがわずか9得点でありながらも勝利したかと思えば、セルティックス戦ではデローザンが46得点(FT 22本中20本成功)と大活躍したにもかかわらず敗れている。

インサイドでの得点力向上が現在の課題だ。ペイント内FG成功率(49.4%、リーグ29位)と全体FG数のペイント内からの試投が占める割合(46%、リーグ26位)のどちらもがリーグ25位以下にランクインしているのはブルズのみだ。

14位 :マイアミ・ヒート

成績:4勝6敗

OffRtg: 109.3 (22) DefRtg: 111.1 (15) NetRtg: -1.8 (21) Pace: 98.6 (22)

トラッキングデータを提供するSynergyによると、ヒートはリーグで最もゾーンディフェンスを起用しているチームだ(152ポゼッション、2位はブレイザーズの86ポゼッション)。そして25ポゼッション以上ゾーンディフェンスを使用した13チームの中で、1ポゼッション平均0.73失点はトップの数字だ。

しかし、それでもディフェンスがリーグ15位なのは、マンツーマンでのディフェンスで苦しんでいるからだ。今季のヒートは、バム・アデバヨがボールスクリーンに対してスウィッチした際の数字が昨季に比べて大幅に落ちている。

15位 :ゴールデンステイト・ウォリアーズ

成績:3勝7敗

OffRtg: 112.1 (15) DefRtg: 116.6 (28) NetRtg: -4.5 (24) Pace: 103.3 (3)

ウォリアーズのベンチは、現在100ポゼッション平均での得失点差がマイナス10.6でリーグ最下位だ。プレイ・バイ・プレイのデータがある過去26シーズンで、最もネットレーティングが低いベンチは、2011-12シーズンに7勝59敗だったシャーロット・ボブキャッツが記録したマイナス8.0なのだが、現在のウォリアーズベンチはそれすらも下回る。

しかし先発ラインナップも決して上手くいっているとは言えない。ドレイモンド・グリーンがいる時間帯に、ウォリアーズは100ポゼッション平均113.9失点を喫しており、昨季の102.8からは大きく増えてしまっている。

引用:https://www.sportingnews.com/jp/nba/news/nba-power-rankings-week-3-2022-23-season/c1kvnwburw63wryh9xhbiwwc

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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