
NBAゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーとのツイート上でのやり取りについて、米大学バスケットボールNCAAディビジョン1のネブラスカ大に所属する富永啓生は「それはもう、嬉しかったです」と、日本時間2月26日(現地25日)のミネソタ大の試合後に笑顔で答えました。あのツイートによって、カリーと同じ舞台でプレイしたい気持ちが強くなったとも話していました。
その富永の気持ちを、3月8日(現地7日)のオクラホマシティ・サンダー戦後にカリー本人に伝えると、カリーは「シンプルなツイートが、勇気づけになったり、力になったりしていることが嬉しいね」
「バスケットボールというゲームでポテンシャルを持っている人が、僕らのチームでやっていることを愛してくれていて、そこにインスピレーションを感じてくれたり、つながりができたりする機会になっていることが何よりだよ」
富永とカリーのツイッター上でのやり取りは、『BIG10ネットワーク』が2月17日(現地16日)に公式ツイッターで『日本のステフィン・カリー』と銘打って富永の短編ドキュメンタリー映像を紹介したことがきっかけとなりました。
そのツイートに、カリーが、”Love it, Keisei!”(いいぞ、啓生!)とリアクションし、それに対して富永も、”Apprecite it, Steph!”(ステフ、感謝します!)とツイートを返しています。
富永の次の目標は、カリーと同じ舞台、すなわちNBAでプレイすることちなっており時期については未定だが、その目標ははっきりしています。
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【富永啓生のプロフィール】

本名:富永啓生(Keisei Tominaga)
【誕生日】2001年2月1日
【出身地】日本
【身長】188cm
【体重】81kg
【出身校】ネブラスカ大学
【背番号】30番
【ポジション】SG
富永啓生は名古屋市出身の選手で、父親がプロバスケットボール選手であったこともあり幼少期からバスケットボールを始めました。春日井市立岩成台中学校から桜丘高等学校に進学しました。
3年時の2018年に第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)でチームの全国3位入賞に平均39.8得点で貢献し、大会の得点王に輝き、大会ベスト5に選出されました。
大学は国内国外共に選択肢としてありましたが、海外の大学に行くことを決めレンジャー・カレッジに入学しました。1年目の2019-20シーズンは31試合に出場して平均16.8得点、3ポイント成功率47.9%を記録しました。
2年生時の2020-21シーズンには、2021年3月3日のグレイソン・カレッジ戦で39得点を記録し、チームはNJCAAディビジョンI選手権のファイナル4準決勝まで進出しました。富永はシーズンを通して27試合に出場し、平均16.3得点、3ポイント成功率48.7%を記録しました。
そしてシーズン終了後の2020年11月11日には、2021-22シーズンよりNCAA1部のビッグ10カンファレンスに所属するネブラスカ大学へ編入することが決定しました。
ネブラスカ大学に編入した2021-22年シーズンは控え選手としてプレーすることにはなったものの、2021年11月27日のサウスダコタ大学戦では5本の3ポイントシュートを成功させ、シーズンハイとなる23得点を記録するなど存在感を示しました。
2022-23年シーズンはチーム内でのシューティングガードのポジションを確立し、2023年2月5日のペンシルベニア州立大学戦でキャリアハイとなる30得点を記録すると、この試合から5試合連続で20得点以上を記録するなど活躍をしています。
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