【NBAニュース】富永啓生のNBAドラフト指名に向けた動き

5月19日(現地18日)にネブラスカ大学を卒業した富永啓生は、自動的に2024年のNBAドラフト指名対象となります。昨年、一度はNBAドラフトにアーリーエントリーし、自分の実力と位置付けを確認した富永はその結果を受けて、再び大学に戻り大きく成長しました。

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富永啓生が迎える今後の主なイベントと日程一覧

NBAドラフト2024

日程:6月27日~28日(現地26日~27日)

1巡目指名

  • 27日午前9時~(米東部時間26日午後8時~)
  • 開催地:バークレイセンター(ブルックリン、ニューヨーク)

2巡目指名

  • 28日午前9時~(米東部時間27日午後8時~)
  • 開催地:『ESPN』のシーポート・ディストリクト・スタジオ(ニューヨーク)

NBAはNBAドラフト2024を2日間にわたって開催します。6月27日(現地26日)に1巡目、28日(同27日)に2巡目のドラフトを行いNBAドラフトでは1巡目(30選手)と2巡目(30選手)で合計60選手が指名されます。

サマーリーグ

NBAサマーリーグ

日程:7月13日~23日(現地12日~22日)
開催地:ラスベガス
参加チーム:NBA全30チーム

毎年ネバダ州ラスベガスで開催されるNBAサマーリーグは、その年のNBAドラフトで指名された新人たちや2年目選手、厳選されたフリーエージェントなど、NBAやNBA Gリーグのレギュラーシーズンロスター入りを目指す選手たちのショーケースとなっており、ここでの活躍が契約につながったり、トレーニングキャンプに呼ばれるきっかけになります。

過去には、田臥勇太、竹内公輔、川村卓也、富樫勇樹、渡邊雄太、八村塁、馬場雄大、比江島慎などの日本人選手がサマーリーグでプレイしています。

NBAサマーリーグの前には、一部のチームのみが参加するサマーリーグ(カリフォルニア・クラシック・サマーリーグとソルトレイクシティNBAサマーリーグ)があります。

なお、富永は日本帰国後の6月6日に行われた会見で、6月末のNBAドラフトで指名されなかったとしても「サマーリーグよりも日本代表活動を優先する」と発言しており、6月22日〜23日に開催される北海道での強化試合に向けての強化合宿のメンバーにも選ばれています。

パリ2024夏季オリンピック・日本代表チーム合宿/強化試合

男子バスケ日本代表チーム第2次強化合宿(北海道大会 国際強化試合直前合宿)

日程:6月3日〜
開催地:味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)

日本生命カップ2024 (北海道大会))バスケットボール男子日本代表国際強化試合

日程:6月22日(土)、23日(日)
対戦相手:オーストラリア
開催地:北海道立総合体育センター 北海きたえーる(北海道札幌市)

パリ2024夏季オリンピック(5人制男子バスケ)

グループフェーズ

日程:7月27日~8月5日
開催地:リール(フランス北部)

決勝トーナメント

日程:8月6日~11日
開催地:ベルシー・アリーナ(パリ)

男子日本代表チームはグループフェーズでグループBに属し、ドイツ、フランス、そしてOQT(オリンピック予選トーナメント:各地域開催のFIBA 男子オリンピック世界最終予選を勝ち抜いたチーム)と対戦する。

男子は日本時間7月27日午後8時30分に初戦でドイツ代表と戦い、29日午前0時15分にフランス代表と対戦。さらに8月2日午後6時に最終戦でOQTと戦う。

NBAトレーニングキャンプ

日程:例年9月末~(詳細未定)

NBAプレシーズン戦

日程:例年10月前半(詳細未定)

NBA2024-2025シーズン開幕

日程:例年10月下旬(詳細未定)

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【富永啓生のプロフィール】

Japanese Steph Curry': Tominaga joy eases Huskers' struggle | AP News

本名:富永啓生(Keisei Tominaga)

【誕生日】2001年2月1日
【出身地】日本
【身長】188cm
【体重】81kg
【出身校】ネブラスカ大学
【背番号】30番
【ポジション】SG

富永啓生は名古屋市出身の選手で、父親がプロバスケットボール選手であったこともあり幼少期からバスケットボールを始めました。春日井市立岩成台中学校から桜丘高等学校に進学しました。

3年時の2018年に第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)でチームの全国3位入賞に平均39.8得点で貢献し、大会の得点王に輝き、大会ベスト5に選出されました。

大学は国内国外共に選択肢としてありましたが、海外の大学に行くことを決めレンジャー・カレッジに入学しました。1年目の2019-20シーズンは31試合に出場して平均16.8得点、3ポイント成功率47.9%を記録しました。

2年生時の2020-21シーズンには、2021年3月3日のグレイソン・カレッジ戦で39得点を記録し、チームはNJCAAディビジョンI選手権のファイナル4準決勝まで進出しました。富永はシーズンを通して27試合に出場し、平均16.3得点、3ポイント成功率48.7%を記録しました。

そしてシーズン終了後の2020年11月11日には、2021-22シーズンよりNCAA1部のビッグ10カンファレンスに所属するネブラスカ大学へ編入することが決定しました。

ネブラスカ大学に編入した2021-22年シーズンは控え選手としてプレーすることにはなったものの、2021年11月27日のサウスダコタ大学戦では5本の3ポイントシュートを成功させ、シーズンハイとなる23得点を記録するなど存在感を示しました。

2022-23年シーズンはチーム内でのシューティングガードのポジションを確立し、2023年2月5日のペンシルベニア州立大学戦でキャリアハイとなる30得点を記録すると、この試合から5試合連続で20得点以上を記録するなど活躍をしています。

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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