10月7日に開幕した、女子日本リーグのWリーグは今年をもって、世界で戦える女子バスケボールチームを作るべく、「アスリートファースト」の制度を強くした。
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【アスリートファーストとは】
「アスリートファースト」とは、選手の移籍したいという意思があれば、他チームとの交渉が可能になったり事だ。
また、Wリーグの外国人プレーヤーに関しても5年以上の日本在留があれば加入可能になった。
この制度を適用したことは、選手の意欲向上や、リーグ全体のレベルアップを図るためのものである。
結果として、トヨタ自動車に長岡やアイシンAWからはアジアカップ代表の馬瓜(まうり)エブリン、シャンソン化粧品からは昨夏のリオデジャネイロ五輪代表の三好南穂が移籍。
リーグ全体では9人が移籍し、ここ10年以内では移籍数最多であった。
この事により、絶対女王のJX-ENEOSの連覇が危ぶまれており、切磋琢磨する構図ができあがった。
【以前のWリーグ】
以前のWリーグでは、移籍の話はチームと選手の合意が無ければできない状況で、選手より経営陣よりの制度であった。
また、外国人プレーヤーは日本国籍を取得した者、または、日本国籍を取得中の者でないとリーグに加入することはできなかった。
この外国人プレーヤーの加入制度については、世界的に戦える日本女子バスケにするために、かなり積極的に動いているため、これからも更にリーグ加入の条件が変わっていくだろうと考えられる。
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