ステファン・カリー。
NBA好きなら、この名前を聞いたことのない人はいないでしょう。
彼はそれぐらい、今のNBAの中で最も人気のある選手の1人です。
しかし彼は、レブロン・ジェームズと比べ小柄な上に、ウェストブルックのような図抜けた身体能力を持っていません。
それでも、これだけの人気があるということは、小柄なプレイヤーの多い日本人にとって、見習えるポイントが非常に多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは、ステファン・カリーが人気のある理由を考え、そこから我々日本人が、彼から何を学ぶべきなのかを考察してみました。
Contents
【理由その①:シュート精度の高さ】
カリーといえば、何と言ってもシュートがとてつもなく入る選手です。
ケビン・デュラントがまだチームメイトではなかった頃、ツイッター上でカリーのことを「彼が歴代最高のシューターだ」と、絶賛しています。
他にも、スティーブ・ナッシュが「彼が、これまでで最高のシューターだよ」と述べています。
多くのNBA選手から絶賛されるほどのシュート力を誇るカリーは、試合中でも、他の選手よりはるかに多くのスリーポイントを打っています。
それほど、カリーのシュート力に対するチームの信頼は厚いということですね。
カリーのシュートからは、間違いなく学ぶべきことがたくさんあると言えます。
【理由その②:ドリブル力】
次にカリーの特徴を挙げるとすれば、彼のハンドリング力です。
ドリブル1つとっても、細かいドリブルをつくのが非常に上手なんですよね。
そのボールさばきの上手さがあるから、飛び抜けた身体能力を使わずとも、ディフェンスの間をくぐり抜けてシュートまでもっていけるのです。
いきなりカリーのような巧みなドリブルをつくのは難しいかもしれませんが、彼の動きを1つずつ丁寧に観察して、真似できそうな動きから実際のゲームで試してみると、いいかもしれませんね。
【理由その③:ボールをもらう前の動き】
あまりハイライトでは映されていませんが、カリーはボールをもらう前の動きがとても上手です。
どう上手かというと、ボールをもらう前に必ずディフェンスをズラすような動きをしているからです。
止まったままの状態でボールをもらうということは、ディフェンスが真正面に立っていることになります。
そうすると、そのディフェンスをどっちかにズラさないと、シュートやドリブルはできません。
そのズラす動きを、ボールを持っている状態でするとなると、少しシュートまでいく難易度が上がります。
しかし、ボールをもらう前にディフェンスをズラせば、すでに有利な状態で攻めることができます。
カリーは、ボールを持っていない時に、シュートを打ちやすい状態を作っているのです。
ぜひ、カリーの試合をみて、どうディフェンスをズラしているのかを観察してみてください。
カリーから学ぶべき3つの理由まとめ
いかがだったでしょうか?
カリーは、小柄でずば抜けた身体能力がなくともここで挙げた3つの理由から、試合で活躍することができるのです。
①シュート精度の高さ
②ドリブル力
③ボールをもらう前の動き
どれもバスケにおいて非常に重要な要素です。
ぜひ、この3つの理由を意識しながらカリーを観察し、あなたのプレーに活かしていってください。
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