アレンアイバーソンがThe Answerと呼ばれた由来【NBA選手名鑑】

PLEASE NOTE THIS IMAGE IS FOR USE VIA THE CONSUMER POD SITE ONLY. PHILADELPHIA - MAY 11: Allen Iverson #3 of the Philadelphia 76ers wants the crowd to get louder during the closing minutes of their win over the Detroit Pistons in Game four of the Eastern Conference Semifinals during the 2003 NBA Playoffs on May 11, 2003 at the First Union Center in Philadelphia, Pennsylvania. The 76ers won 95-82 to even the series 2-2. NOTE TO USER: User expressly acknowledges and agrees that, by downloading and/or using this Photograph, User is consenting to the terms and conditions of the Getty Images License Agreement. (Photo by Ezra Shaw/Getty Images)

NBAシーズンMVP1回、得点王4回、スティール王3回、オールNBA1stチーム3回、2ndチーム3回、新人王、オールルーキー1stチーム、オールスター出場10回、オールスターMVP2回、これがNBAの中では決して大きくない身長183cmの小さな人が成し遂げた記録です。

その小さな人こそ「ALLEN IVERSON」です。

現在、Allen Iverson(アレン・アイバーソン)は他の選手やファン、周りの人々から「The Answer」と呼ばれ親しまれています。

いったいなぜ、彼はマイケルジョーダンやコービーブライアント、ビンスカーター、シャキールオニールなどのレジェンドが全盛期の時代にこれだけの実績を残し、183cmのIversonがなぜ「The Answer=答え」とまで呼ばれるようになったのか見ていきましょう。

Contents

【アレン・アイバーソンプロフィール】

生年月日:1975年6月7日

身長:183cm

体重:75kg

所属:NBA シクサーズ→ナゲッツ→ピストンズ→グリズリーズ

アレンは1975年6月7日、ヴァージニア州ハンプトンという黒人貧困外で生まれました。

アレンの母親「アン・アイバーソン」は、アレンが生まれてきてすぐに体つきを見ながら、「この子は手が長いからバスケットボールかアメリカンフットボールですごい選手になる」と確信していたそうです。

しかし、そこは暴力・恐喝・ドラッグ・売春などが蔓延している中で育ち、アレンが生まれて数年後、父親がドラッグ所持容疑で捕まり、生活は水道や電気が止められ苦しい状況に陥るなど、決してスポーツをするのに恵まれた環境ではありませんでした。

また、アレンの高校時代ではボーリング場での白人vs黒人の乱闘事件に巻き込まれ懲役15年を言い渡される事件がありました。

親や周りの人の証言もあり、アレンは事件に関わっていないことが証明されすぐ釈放されるが、問題児というレッテルを張られたアレンは誤解されることが多かったです。

その後、「問題児のレッテル」を張られたまま何とか大学に入ることができ、卒業後はNBAシクサーズにドラフト指名され入団するが、NBAのファンや関係者からは「問題児の上に、こんな小さいやつでやっていけるのか」という「疑問=Question」が生まれていました・・・

【アレン・アイバーソンはジョーダンを引退に追い込んだ!?】

アレンは入団し、さっそく得点王4回受賞の頭角を現します。

ルーキーながらリーグ6位の1試合平均23.5得点、5試合連続40得点などの活躍でルーキー・オブ・ザイヤーに選ばれました。

このような数ある得点の内、大多数を占めた得点パターンが「クロスオーバー」で相手を抜いてからの得点です。

クロスオーバーはアレンの代名詞と言ってもよいほどで、1on1で相手を左右に揺さぶり逆を突いて抜き去るクロスオーバーはKILLERクロスオーバーと言われていました。

当時、アレンのクロスオーバーは無敵で、バスケの神様であるマイケルジョーダンでさえ簡単に抜き去ってしまい、後にマイケルジョーダンが引退するきっかけを話す際、「アレンのクロスオーバーにやられたこと」を要因の一つとして挙げるほどでありました。

【ALLEN IVERSONはダンカー!?】

アレンはわずか身長183cmにもかかわらず、高さ・強さ共にとんでもないダンクを連発し、その身体能力の高さを周囲に知らしめて。

そのとんでもないダンクや前項で紹介したクロスオーバー映像がこちら↓↓↓