【NBAニュース】渡邊雄太がNBAからBリーグ移籍へ

渡邊雄太がNBAでのキャリアを終了すると決断したことを発表しました。渡邊雄太はフェニックス・サンズからメンフィス・グリズリーズにトレードされるなど、変化の多いシーズンを送っていましたが、30歳を前に日本に帰国しBリーグでバスケットボールキャリアを継続すこととなります。

2023-2024シーズン、オフシーズンにサンズと契約し、トレード期限前にグリズリーズにトレードで移籍し5試合に出場したものの、手首を負傷して以降はシーズン終了まで欠場していました。

手首の負傷が完治後も、インジュアリーリポートには「個人的な理由(Personal Reason)」と記載された状態で欠場が続いていており、ライブ配信で渡邊はそれが「メンタル的な理由だった」と明かしていました。

グリズリーズにトレードされてから2試合目で25分という久々に長時間プレイしたことに大きな喜びを感じたものの、翌試合で出場できないことを伝えられたことがショックとなり、これまでのキャリアで抱えてきた様々なストレスが一気に出てしまったのではないかと、渡邊は説明しています。

その後はコートに立つと身体が震えてしまう状態が続き、チームと相談した上で欠場していたと話していました。今後はBリーグでプレイすることを明言しながらも、どのチームともまだ交渉などはしておらず、どこでプレイするかは決まっていません。

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渡邊雄太のNBAキャリア

2018年のNBAドラフトで指名されなかった渡邊は、ブルックリン・ネッツのサマーリーグチームと契約しました。サマーリーグでの活躍が評価され、メンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を結び、グリズリーズとそのGリーグ傘下のメンフィス・ハッスルでプレイしました。

2018年から2020年までグリズリーズで33試合に出場し、2020年にフリーエージェントとなった渡邊は、ラプターズとエグジビット10契約を結び、2020-21シーズンの開幕前に2ウェイ契約へと切り替わりました。

2020-21シーズン終盤、渡邊はシーズン中の活躍を受けて2ウェイ契約から本契約へと切り替えられ、初のNBA本契約を手にしました。もう1シーズンをラプターズで過ごし、2021年12月下旬にはクリーブランド・キャバリアーズ戦でキャリア最多となる26得点をマークしました。

ラプターズでの在籍期間が終わると、渡邊はフリーエージェントとしてネッツと契約し、鋭いシュート力でチームメイトのケビン・デュラントらを驚かせる活躍を見せました。2022-23シーズン後に再びフリーエージェントとなり、フェニックス・サンズと契約してデュラントと再会していました。

渡邊雄太のNBAスタッツ

渡邊はグリズリーズ、ラプターズ、ネッツ、サンズで合計213試合に出場しました。そのうち9試合は先発出場しています。

キャリア平均は以下の通り:

  • 4.2得点
  • 2.3リバウンド
  • FG 42.6%
  • 3P 37.0%
  • FT 67.5%


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【渡邊雄太のプロフィール】

【Bリーグ選手名鑑】日本人離れしたオールラウンダーが兼ね備える魅力3選

本名:渡邊雄太(Yuta Watanabe)

【誕生日】1994年10月13日
【出身地】日本
【身長】208cm
【体重】93kg
【出身校】ジョージワシントン大学
【所属】メンフィス・グリズリーズ
【ポジション】SG/SF

2mを超える身長ながらドライブや3Pシュートなどのアウトサイドのプレーも得意とする
オールラウンダーとして定評があります。日本人離れしたダンクシュートも魅力的です。

長い手足を生かした高いディフェンス力も魅力的で相手チームのエースストッパーとして起用されることが多いそうです。

アメリカNCAA1部のジョージ・ワシントン大でスタメンを勝ち取り、日本人2人目となるNBA選手となった若き日本を代表する有力株の筆頭選手です。

Bリーグ創設者であり初代チェアマンの川淵氏からも最も活躍を期待される選手と言われています。

さらに詳しく、渡邊雄太のことを知りたい人はこちらをご確認ください。

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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