楽天株式会社の三木谷浩史代表取締役会長兼社長が10月18日(現地時間17日)、オラクル・アリーナでゴールデンステート・ウォリアーズの開幕戦、対ヒューストン・ロケッツを前に記者との会食を開きました。
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【楽天とウォリアーズがスポンサー契約】
今年に入りこの2カ月で、あっという間に日本とNBAを結ぶ重要な架け橋となった楽天。
北米と南米の本社が北カリフォルニアにあることから、ジャージーの左胸にロゴが付くスポンサー契約では、
ウォリアーズ以外とは交渉していないそうです。
しかし、「ウォリアーズとの契約前、あなたはどれぐらいチームに興味を持っていたのですか」
と米記者から聞かれると、
「私は以前ボストンに住んでいました。だからボストンにある“他のチーム“を追っていました」と三木谷氏は話しました。
「今は約半分シリコンバレーに住んでいるため、私の周りはみんな大のウォリアーズファンで、
私も昨季はウォリアーズの試合を全試合見ました。NBAを見始めて30年になります。
そしてそのスタートは(ボストン)セルティックスでした」と笑顔を見せました。
「ではなぜセルティックスのスポンサーにならなかったのですか」と即返した米記者。
すると三木谷氏は「セルティックスは素晴らしい運営をしています。でもウォリアーズも優良な球団であり、
私には他の球団よりも安定して見えました。それにウォリアーズのチームワークを重視したプレースタイルが
気に入っています。このままあのスタイルを続けてほしいです」と話したそうです。
【期待がかかる“ジャパンゲーム”の再現】
NBAとのパートナーシップにより、2003年を最後に開催されていない“ジャパンゲーム”の再現にも
期待がかかっていますが、そのためには日本でNBAファンをもっと増やさなければなりません。
それについて三木谷氏はどのような計画を立てているのでしょうか。
「一つは放送です。楽天の会員が9200万人いますので、その人達に向けて積極的にプロモーションしていくこと、
無料放送も増やしてガンガンやっていくということが一つ。2つ目はインフルエンサーを各チームに一人つけて
NBAアンバサダーという形でブログやFacebook、Instagramなどをとおして担当のチームをプロモートしてもらう
ということです」と話しました。
三木谷氏は、多くの視聴者が選手やNBAの目立たない魅力まで知ることで、人気球団だけではない
根強いファンを増やそうとしているのだと思います。
今後の楽天の展開が非常に楽しみですね!
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