現地時間の2020年1月26日午前10時ごろ、NBAのレジェンドであるコービー・ブライアントと、二女の娘のジアーナを含む5名が搭乗したヘリコピターが墜落し、炎上しました。
その事故により、搭乗した9名は全員死亡したことが明らかになりました。
ヘリコプターが墜落していた原因は、そのとき霧が濃いために視界が悪く、丘の上を低く飛んでいたことが原因であると推測されています。
10日以内に原因を追及し、事態の詳細が発表されるとのことです。
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【コービー・ブライアントの死に、多くの人が悲しんだ】
See How Lakers Fans Gathered to Honor Kobe Bryant in Los Angeles After Helicopter Crash https://t.co/mltwY8g9My
— People (@people) January 27, 2020
コービー・ブライアントは、NBAで5度チャンピオンに輝き、2度の得点王にも輝いた選手でした。
間違いなく、NBA界の歴史を変えた人物の1人でした。
コービーブライアントが影響を与えた人は数知れず、世界中の多くのファンが悲しみに襲われました。
彼の死を、決して無駄にしてはいけません。
【コービー・ブライアンのプロフィール】
本名:コービー・ブライアン(Kobe Bryant)
【誕生日】1978年8月23日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】198cm
【体重】93kg
【所属】ロスアンゼルス・レイカーズ
【背番号】8,24番
【ポジション】SG
【受賞歴】
コービー・ブライアンはペンシルベニア州フィラデルフィア出身のNBA屈指のプレイヤーでした。世界で最も危険な猛毒蛇の一種「Black Mamba (ブラックマンバ)」の愛称を持ち、その得点能力と、ゴールに対する執着心はNBA強豪揃いの中でも群を抜いていました。
父親のジョー・ブライアンもNBA選手で、フィラデルフィア・セブンティシクサーズやクリッパーズ、ロケッツなど渡り歩いたのちにイタリアリーグに所属していました。
父親の引退の際にアメリカに帰国し、フィラデルフィアにあるメリオン高校に進学しました。3年生の時にはペンシルベニア州の得点記録を更新するなど、大学スカウト陣から注目されました。
4年生時には母校を42年ぶりの州優勝へと導き数多の大学から、スカウトが殺到しました。
しかし、高校卒業の際ケビン・ガーネット選手が高校卒業後直ぐにNBA入りしたのに触発されて、1996年にNBAへアーリーエントリーを行いました。
さて、そんなコービー・ブライアンとはどんな選手なのでしょうか?
記録とともに振り返ってみましょう。
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【コービー・ブライアンの記録】
- 5×NBAチャンピオン:2000, 2001, 2002, 2009, 2010
- 1×NBAシーズンMVP:2008
- 2×NBAファイナルMVP:2009, 2010
- 2×NBA得点王(1試合平均):2006 (35.4), 2007 (31.6)
- 4×年間最多得点:2003 (2,461), 2006 (2,832), 2007 (2,430), 2008 (2,323)
- 3×年間最多フィールドゴール成功:2003 (868), 2006 (978), 2007 (813)
- 2×年間最多フリースロー成功:2006 (696), 2007 (667)
- オールNBAチーム
- 11×1stチーム:2002-2004, 2006-2013
- 2×2ndチーム:2000, 2001
- 2×3rdチーム:1999, 2005
- NBAオールディフェンシブチーム
- 9×1stチーム:2000, 2003, 2004, 2006-2011
- 3×2ndチーム:2001, 2002, 2012
- 18×NBAオールスターゲーム出場:1998, 2000-2016
- 4×NBAオールスターゲームMVP:2002, 2007, 2009[1],2011
- NBAオールルーキーチーム 2ndチーム:1997
- NBAスラムダンクコンテスト優勝 : 1997
- No.8 & 24 ロサンゼルス・レイカーズ永久欠番
- 第90回アカデミー短編アニメ賞
すさまじい数の記録ですね。(笑)
17歳でNBA入りして以降、20年間にわたって名門ロサンゼルス・レイカーズ一筋でキャリアを過ごしました。
NBAチャンピオン5回、シーズンMVP1回、ファイナルMVP2回、NBA記録となる18年連続オールスターゲーム選出、歴代最多となるオールスターMVP4回、多くの記録を樹立してきました。
また、NBA歴代2位の1試合81得点の記録を持つなど、キャリア初期から大ベテランの域に入るまで、長年に渡ってNBAの強者揃いの中でリーグ最高の選手の一人として君臨し続けました。
現役時代の背番号はシャキール・オニールとのコンビで若くして三連覇を達成した「8」と、成熟しチームリーダーとして二連覇を達成した「24」の2つの時代に分けられます。
コービー・ブライアンの引退後にはロサンゼルス市がコービーに敬意を表し、現役時代の背番号を組み合わせた8月24日を「Kobe Bryant Day (コービー・ブライアントの日)」としてロサンゼルス市の記念日に制定するほどのインパクトを残し、また所属していたロスアンゼルス・レイカーズは、同一選手に置いてNBA史上初となる二種類の背番号の永久欠番を発表しました。
現役引退した2016-17シーズン終了後、レギュラーシーズン通算33,643得点を挙げNBA歴代第3位となり、プレーオフ通算5,640得点を挙げNBA歴代第4位の記録も持っています。
また、オールスターでは通算290得点を挙げNBA歴代第2位に位置しています。
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