【NBAニュース】マーカス・スマートがNBA2021-22年シーズンのハッスル賞を受賞

2021-22シーズンのNBAハッスル賞(NBA Hustle Award)に今シーズン71試合に先発出場し、12.1得点、自己最多の5.9アシスト、3.8リバウンドを記録をしたボストン・セルティックスのマーカス・スマートが輝きました。スマートは2018-19シーズン以来となる史上初の2度目の受賞となります。

ハッスル賞は2016-17シーズンから導入された賞で、従来のボックススコアではなく、2016年のプレイオフから収集されているハッスルスタッツに基づいて贈られる賞となります。具体的なハッスルスタッツには、ディフレクション、ルースボールの確保、テイクチャージ、スクリーンアシスト、ショットコンテスト(シュートに対してディフェンダーが間合いを詰める行為)、ボックスアウトなどが含まれます。

スマートのハッスルスタッツのランキング

ハッスルスタッツ1分あたり順位
テイクチャージ0.0077
ディフレクション0.09012
ディフェンシブルースボール確保0.01710
オフェンシブルースボール確保0.01521
ディフェンシブボックスアウト0.04425
オフェンシブボックスアウト0.00168
スクリーンアシスト0.01756
2ポイントショットコンテスト0.07199
3ポイントショットコンテスト0.09048
1試合平均の出場時間が異なる選手たちを均等に比較するためにハッスルスタッツは1分あたりの数字で測定されている

今シーズンNBA通算8シーズン目となるスマートはKia NBA年間最優秀守備選手賞も受賞しており、1試合平均スティール(1.68)はNBAで7位、スティール数(119)は6位、ルースボール奪取(75)でNBAの4位タイ、ディフレクション(206)とチャージング誘引(16)で同10位タイとディフェンス面で大きくセルティックスに貢献しました。

スマートの活躍もあり、セルティックスはリーグトップのディフェンシブレーティング(106.2)と平均失点(104.5)を記録しており、対戦相手のフィールドゴール成功率(43.4%)、対戦相手の3ポイントショット成功率(33.9%)はリーグ最少となっています。

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【2022年NBAハッスル賞:マーカス・スマート】

Boston Celtics' Marcus Smart Finally Getting The Point (Guard)

本名:マーカス・スマート(Marcus Smart)

【誕生日】1994年3月6日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】193cm
【体重】100kg
【所属】ボストン・セルティックス
【背番号】36番
【ポジション】PG/SF

マーカス・スマートは高校時代から全米で有名な選手で、高校では多くの優勝を経験し、高校の通産の勝敗は115-6と前代未聞の数字を出しています。高校卒業マクドナルドオールアメリカンに選出され、全米No.1のシューティングガードとしてESPN.comが発表する番付で紹介されていました。

大学はオクラホマ州立大学に進学し、1年時よりスタート選手としてチームをけん引しました。しかしながらNCAAトーナメントには出場するものの、NCAA常連校との力の差が大きく、NCAAトーナメントではなかなか勝ち進めませんでした。

大学に2年在籍した翌年の2014年のNBAドラフトにアーリーエントリーを行い、1巡目6位という大きな期待をされた状態でボストン・セルティックスに入団しました。

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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