【NBAニュース】デニス・シュルーダーがレイカーズと単年契約で合意

ロサンゼルス・レイカーズは9月16日(日本時間17日)、ガードのデニス・シュレーダーと契約したと発表されました。チームの方針により、契約の詳細は公表されていません。

シュルーダーは昨シーズン、ボストン・セルティックスとヒューストン・ロケッツで64試合(先発29試合)に出場し、1試合平均28.7分のプレイで13.5得点(3ポイントショット成功率34.4%)、3.3リバウンド、4.6アシストを記録しています。2020-21シーズンにはレイカーズで61試合(すべて先発)に出場し、1試合平均15.4得点、3.5リバウンド、5.8アシスト、1.1スティールを記録したシュルーダーが、古巣レイカーズに復帰します。

NBA歴9年のシュルーダーは、アトランタ・ホークス、オクラホマシティ・サンダー、レイカーズ、セルティックス、ロケッツで通算621試合(先発267試合)に出場し、1試合平均26.5分のプレイで14.2得点、2.9リバウンド、4.7アシストをマークしておりホークス、サンダー、レイカーズでプレイオフ52試合(先発12試合)に出場し、1試合平均13.3得点、2.4リバウンド、3.9アシストを記録しています。

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【デニス・シュルーダーのプロフィール】

NBA Trade Rumors: Dennis Schroder didn't want to go to Lakers, Clippers -  Silver Screen and Roll

本名:デニス・シュレーダー(Dennis Schröder)

【誕生日】1993年9月15日
【出身地】ドイツ
【身長】185cm
【体重】79kg
【所属】ロスアンゼルス・レイカーズ
【背番号】17番
【ポジション】PG

デニス・シュルーダーは2010年の若い時からドイツのバスケットボール・ブンデスリーガの地元チームバスケットボール・レーヴェン・ブラウンシュヴァイクでプロデビューしている選手で、ドイツ代表の選手としてU-17,20に選出されている選手になります。

2012-13年シーズンでは32試合の出場で、12得点3.2アシスト2.5リバウンドを記録するなど着実と実力をつけていき、リーグのMIPとベストヤングジャーマンプレイヤーに選出されました。

また2013年にはナイキのフープサミットの世界選抜チームの一員として出場し、18得点6アシストを記録しました。このことで一気に自信をつけたデニスシュルーダーは同年の2013年のNBAドラフトでNBAのドアをたたき、全体の17位でアトランタ・ホークスに指名されました。

さらに詳しく、デニス・シュルーダーについて知りたい人はこちらの記事もご確認ください!

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【フリーエージェントの種類】

そもそもFA(フリーエージェント)とは、契約期間の終了などでどのチームにも所属していない状態の選手のことを指します。フリーエージェントには大きく分けて2つのの種類があります。また制限付きのFAの中にさらに2つほど種類があります。

★制限なしフリーエージェント(Unristricted Free Agent)

どのチームとでも自由に契約することが可能で、現所属チームはそれを制限することができない契約で、選手自身が去就の判断を握っている形となります。

★制限付きフリーエージェント(Ristricted Free Agent)

基本的にはどのチームでも契約を結べますが、現所属チームが”優先権”を所持しており、それを行使した場合は選手をチームに残留させることが可能な契約です。例えば、制限付きFA選手が他チームとの契約に合意した場合、前所属チームはその契約内容が記載されたオファーシートを受け取り、そこにマッチ(同じ内容での契約)することで選手をチームに留めさせることが可能です。

この時にチームに留めさせる方法として(制限付きのFAにさせる方法として)クオリファイング・オファーというものがあります。クオリファイング・オファーはいわばチームが選手に贈るラブレターのようなもので、「チームに残留してほしい」という1年間の期間がついたチームの意思表示になります。チームがクオリファイング・オファーを提示した場合に選手は制限付きFAとなります。

・チームオプションでのFA

チームに所属する選手全員を制限付きのできるわけではなく、制限付きのFAにするには以下の3つの条件に1つでも当てはまっていることが必要です。

1、ドラフト1巡目指名でルーキースケール契約の4年目を終了した選手

2、NBA在籍1〜3年目のシーズンを終了したFA選手

3、シーズンで15日以上チームに帯同した2WAY契約の選手

上記で説明した通り、クオリファイング・オファーを受けっとった選手のみが制限付きのFAとなります。

・プレイヤーオプションでのFA

プレイヤーオプションのFAの場合は、文字通り選手に選択権がありFAを行使するかしないかを決めることが出来ます。プレイヤーオプションを行使する際に重要なポイントは、契約を結んだときに決まった(チーム側が提示した)自分の価値と、現マーケットでの自分の価値がどうなっているのかが重要になります。プレイヤーは今の契約よりも、より良い条件が貰えそうな場合はプレイヤーオプションを破棄(オプトアウト)して制限なしのFAになることが一般的と言われています。

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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