【テーピング活用法】~実践・腕(肘)、腰編、ふともも~

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【テーピング活用法】~実践・腕(肘)、腰編、ふともも~

スポーツ選手であれば一度は怪我をしてテーピングをしたことはあるのではないでしょうか?そこで今回は、テーピングを使った固定方法と、逆にテーピング使うことで筋肉の動きをサポートするファシリテーター的な役割をする2つのテーピングのやり方について簡単にご案内します。随時テーピングのやり方などはリンクをはって飛びやすくしていくので活用してください。是非テーピングをマスターして使ってください。

 

【腕の構造】

腕は肩から手までの部位を指します。肘を境に肩側に近い部分を上腕(じょうわん)、手に近い部分を前腕(ぜんわん)といい、大きく分けて2本の骨で成り立っています。腕を伸ばしたりひねったりできる理由は、膝と同様に腕を取り巻く筋肉や、腱・靭帯が互いに拮抗しながら収縮運動をするからと言われています。

 

【肘を伸ばして痛い時のテーピング】

スポーツなどの場面で、肘を伸ばしたまま地面に手をついたりした時に過伸展(かしんてん)が起こり、内側の靭帯を損傷するときがしばしばあります。バスケなどのコンタクトスポーツでは、肘の上に人が乗ったり、強いパスが触接伸ばした状態の腕に当たったときにおこることがあります。

 

【腰の構造】

人間の体は、脊椎(せきつい=背骨)からたくさんの骨格が広がって構成されています。その中で重要な働きをしているのが脊椎といい、これはおよそ30個の椎骨(ついこつ)が結合してできています。また腰には椎骨と椎骨の間にはクッションの役割を果たしている柔らかい「椎間板」が挟まっていて、これが潤滑油のように脊椎にかかる負担を吸収・分散させる働きをしています。正常な脊椎は横から見るとゆるやかなS字になっていて、このS字カーブによって体のバランスが保たれています。また脊椎には、ばねのような弾力性があり体を前後左右に柔軟に曲げたり伸ばしたりすることができます。

 

【腰が痛い時のテーピング】

外傷がなく慢性的な腰の痛みは腰部筋(腰椎の椎間板や広背筋などの腰付近の筋肉)の疲労によっておこることが多いといわれています。

 

【ふとももの構造】

ふとももとは足の膝から腰にかけての部位を指します。大腿骨が前面の大腿伸筋群と後面のハムストリングに囲まれるような構造になっています。後ろ側(ハムストリング)は前面の大腿伸筋群に比べて筋力が劣る為バランスを考えて筋肉トレーニングをしないと怪我につながることが多い部位になります。

 

【太もも(ハムストリング)のテーピング】

ハムストリングは、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋という3つの筋肉から成り立ってます。主な働きとして膝を曲げる作用、股関節を後ろに引く作用があります。動作としては歩行や走行時に振り出した足のブレーキとしても作用します。なので急なダッシュをした際に、このブレーキ作用によって肉離れが起きやすいともいわれます。

 

【まとめ】テーピング活用法~実践・腕(肘)、腰編、ふともも~

テーピングはスポーツをしていて切っても切り離せないものだと思います。一番は怪我をしないことが一番ですが、怪我をしないようにするためにもテーピングを活用して怪我をしない、怪我をしたとしてもすぐに直せるアスリートになりましょう。

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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