3月2日(日本時間3日)、NBAは2020年2月の月間最優秀選手(プレイヤーズオブザマンス)と月間最優秀新人(ルーキーオブザマンス)を発表しました。プレイヤーオブザマンスにはウェスタン・カンファレンスからフェニックス・サンズのデビン・ブッカー、イースタン・カンファレンスからブルックリン・ネッツのジェームス・ハーデンが選出され、ルーキーオブザマンスには1月度と同様にウェスタン・カンファレンスからはサクラメント・キングスのタイリース・ハリバートン、イースタン・カンファレンスではシャーロット・ホーネッツのラメロ・ボールが選出されました。
2月度の月間最優秀選手ブッカーはサンズの選手では2010年のアマレ・スタウダマイヤーぶりの快挙で、出場した15試合で平均27.9得点(FG成功率52.3%、3P成功率39.5%)、4.5アシスト、3.7リバウンドをあげてサンズの12勝3敗を牽引しています。一方のハーデンは出場した13試合で平均25.6得点、10.7アシスト、8.8リバウンドを記録し、トレード後からケビン・デュラントを欠いたチームを9勝4敗の成績に貢献しています。
2月度の最優秀新人賞の今年のドラフト12指名のハリバートンは、13試合で平均16.2得点、5.3アシスト、3.8リバウンドを記録しています。また全ルーキーの中で現在、得点で3位(13.2得点)、アシスト(5.4)で2位、フィールドゴール成功率6位(49.4%)、3P成功率2位(43.3%)、スティール(1.4)で2位、出場時間で2位(30.1分)とスタッツ面でもルーキーをけん引しています。
一方のドラフト全体3位指名のボールは、213試合で平均20.1得点、6.7アシスト、6.2リバウンドをあげ、うち8試合で20得点超を記録しており、これは、ルーキーでは2019-20シーズンのザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)の9試合に次ぐ記録であり、またホーネッツのルーキー最多記録となっています。
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Contents
【デビンブッカーのプロフィール】
本名:デビン・ブッカー(Devin Booker)
【誕生日】1996年10月30日
【出身地】アメリカ合衆国ミシガン州
【身長】198cm
【体重】93kg
【所属】フェニックス・サンズ
【背番号】1番
【ポジション】シューティングガード
- NBAオールスターゲーム出場:2020、2021
- NBAスリーポイント・コンテスト 優勝 : 2018
- NBAオールルーキーチーム 1stチーム : 2016
デビンブッカーは、高校時代にマクドナルド・オール・アメリカンに選出され、全米でも有名選手の1人でした。
高校卒業後はケンタッキー大学に進学し、1年目からシックスマンとして出場を果たしていました。1年目のNCAAシーズンにおいてシックスマン賞を受賞もしています。
ケンタッキー大学で1年の経験を積んだ後はNBAドラフトにアーリーエントリーを表明。NBAドラフト2015において全体13位指名でフェニックス・サンズへと入団を果たしました。
同期にはカール=アンソニー・タウンズやディアンジェロ・ラッセル、クリスタプス・ポルジンギスなどがいます。NCAAにおいてもシックスマン賞を受賞するほどの実力を持っているデビン・ブッカーの魅力の詳しい情報は併せて上記のプロフィール画像をクリックしてください!
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【ジェームス・ハーデンのプロフィール】
本名:ジェームス・ハーデン(James Harden)
【誕生日】1989年8月26日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】196cm
【体重】100kg
【所属】ブルックリン・ネッツ
【背番号】13番
【ポジション】SG/PG
カリフォルニアのレイクウッドにあるアルティシア高校の出身のジェームス・ハーデンは、高校時代から州タイトルに導くほどの力を持っており、2年連続州のタイトルの獲得に貢献しました。その結果マクドナルドのオールアメリカンも受賞している、高校から実力を認められていた選手でした。
その後大学はカリフォルニア州の横にあるアリゾナ州のアリゾナ州立大学に進学しました。1年目からエースとして活躍して、パシフィック・テン・カンファレンスの1stチーム、全米バスケットボールコーチ協会、全米バスケットボール記者協会の1stチームに選抜されていました。残念ながら1年目はNCAAトーナメント出場は逃したものの、その存在感を存分に示しました。
その後2年生の時にはカンファレンス史上5人目となる得点王とスティール王の2冠に輝き、同年に念願のNCAAトーナメントに出場を果たしました。結果は2回戦敗退でしたが、メジャースポーツ誌の『スポーツ・イラストレイテッド』の表紙を飾ったことでも話題になりました。
アリゾナ州立大学でのプレーは2年で終了し、2009年にNBAアーリーエントリーを行い、オクラホマシティ・サンダーから全体3位指名を受けて入団しました。
因みに豆知識ですが、オクラホマシティ・サンダーは前年2008年のNBAドラフト後にシアトル・スーパーソニックスからオーナが変わり現在のチーム名と本拠地になったチームで、ジェームス・ハーデンはオクラホマシティ・サンダーの記念すべき1人目のドラフト指名になりました。
更に詳しくジェームス・ハーデンについて知りたい人は、プロフィール画像をクリックして更にまとめた記事をご確認ください!
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【タイリースハリバートンのプロフィール】
本名:タイリース・ハリバートン(Tyrese Haliburton)
【誕生日】2000年2月29日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】196cm
【体重】79kg
【所属】アイオワ州立大学
【背番号】22番
【ポジション】ポイントガード
タイリースハリバートンは、アメリカ合衆国ウィスコンシン州出身のバスケットボール選手です。
3度のNBAオールスターに選出されている元NBA選手のエディー・ジョーンズの甥っ子でもあります。
高校卒業後はアイオワ州立大学へ進学。1年目から主力プレイヤーとして起用されていきました。1シーズンを通して、50スティール・30ブロックを記録。
1年生ながらも50スティール・30ブロックのスタッツを残したのはタイリースハリバートンとNBAドラフト2019にて全体1位指名でNBA入りを果たしてるザイオンウィリアムソンの2人だけという記録も残しています。
また、2019年の夏に開催されたU-19ワールドカップにはアメリカ代表メンバーとして出場果たしました。スタメンポイントガードとしてアメリカ代表を牽引。U-19ワールドカップの大会ベスト5にも選出され、一躍名を轟かせたプレイヤーとなりました。
更に詳しくタイリースハリバートンについて知りたい人は、プロフィール画像をクリックして更にまとめた記事をご確認ください!
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【ラメロボールのプロフィール】
本名:ラメロ・ボール(LaMelo Ball)
【誕生日】2001年8月22日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】198cm
【体重】82kg
【出身】チノヒルズ高校 → イラワラ・ホークス
【所属】シャーロット・ホーネッツ
【ポジション】ポイントガード
ラメロボールは、カリフォルニア州で育った選手です。
兄弟がバスケットボールをしていた影響もあり、ラメロボールは4歳からバスケットボールを始めています。
高校時代には、ロンゾボールと次男坊のリアンジェロボール、そしてラメロボールが高校に在学していた時には、35勝無敗という驚異的な成績を残した三兄弟として名の知れた選手でした。
高校卒業後は、UCLAに進学するありましたが、プロリーグに進出することを決意しました。高校卒業後にすぐにはNBA入りができないため、ラメロボールはリトアニアのプロリーグでプレーすることになりました。
リトアニアのプロチームにてプレーしたのち、アメリカのJBAのロサンゼルス・ラバーズと契約。そして2019年6月17日にオーストラリアのプロリーグのイラワラ・ホークスと契約を果たしています。
大学には進学せずにプロ選手として経験を積んでいるラメロボール。
2020年は、NBAドラフトにて全体3位でシャーロット・ホーネッツに指名され、見事NBA選手としてのデビューを果たしました。
更に詳しくラメラボールについて知りたい人は、プロフィール画像をクリックして更にまとめた記事をご確認ください!
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