
こんにちは!
シェルです!
バスケのファウルってなんかいろんな種類があって、ややこしいなって思ったことはありませんか?
僕自身バスケをしていて思うのが、意外とみんなファウルに対する認識が食い違っていることが多いということです。
だからたまに「今のファウルだろ!」という口論になっているところを見かけますが、お互いにプレーをしていると正確なジャッジは難しいものです。
そこで今回、この記事を通じて、改めて「何をしたら一体ファウルになるんだろう?」というところを見直していきましょう。
正しいファウルを覚えた上でお互いにバスケをすれば、さらに楽しくバスケができるようになるはずですから。
ぜひ、この記事を参考にしてくださいね( ´ ▽ ` )ノ
Contents
【ファウルかどうかを決める2つの判断基準】
これからファウルについて色んなルールを説明していきますが、ファウルの種類をお伝えする前に、1つ知ってほしいことがあります。
それは、ファウルを決めるときの「考え方」です。
実は、同じプレーをしたとしても、ファウルになる時とならない時があったりします。
その違いは、ファウルをしている場所によって変わったり、ファウルをしたプレイヤーとされたプレイヤー同士の位置によっても変わったりします。
「えっ?なんで?どういうこと?」
と、疑問に思われた方は、ぜひこれから説明するファウルの考え方を、おさえていってくださいね( ´ ▽ ` )ノ
【ファウルの判断基準①:シリンダー】
バスケをプレーをしている人なら、一度は「シリンダー」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
実はこのシリンダーという考え方が、バスケのファウルにおいて重要な指標になっているんですね。
なのでぜひあなたにも、シリンダーの考え方について知ってもらえたらと思います。
シリンダーとは、選手1人1人に与えられた自分の空間のことを指します。
また、このシリンダーの範囲として指定されている空間は、以下の範囲になります。
- 前は手を普通にあげたときの手の平の垂直面
- 後は、尻の垂直面
- 両脇は、脚と脚(足)の垂直面
【reference=http://basketballtutor.com/basketball/yougo/yougo-new.html】
プレイヤー同士がシリンダー内で接触している場合は、ファウルになりません。
しかし、シリンダーの範囲を超えて相手に接触した時(腕を振り落として当たった等)、ファウルがなるようになっています。
バスケをプレーしているときは、常に自分のシリンダー内で相手選手に接触していることを意識していれば、ファウルする危険性がなくなります。
なので、自分のファウルを減らすためにも、ぜひシリンダーの考え方を覚えてくださいね。
また、シリンダーについてはこちらの動画で詳しく解説しているので、ぜひこちらをご覧ください。
【ファウルの判断基準②:ノー・チャージングエリア】

バスケには、2011年から「ノー・チャージングエリア」というルールが導入されました。
バスケコートの各ゴール下に、直径1.25メートルの半円が設置されています。
この半円のエリア内においては、チャージング(オフェンスのファウル)が鳴らなくなります。
ただし、ノー・チャージングエリアの適用条件が「ノー・チャージングエリア内で空中を横切っている最中であること」というのがあります。
意外と「空中で横切っている時のみ有効」というのが知られておらず、ノー・チャージングエリア付近に関する審判のジャッジは抗議されやすいという問題があります。
【バスケの試合中に起こるファウルの種類まとめ】
一言でファウルといっても、そのファウルの種類はたくさんあります。
具体的にファウルの種類を挙げていくと・・・。
- プッシング
- ホールディング
- チャージング
- ブロッキング
- イリーガル・スクリーン
- イリーガル・ユース・オブ・ハンズ
- ダブルファウル
- 5ファウル
- テクニカル・ファウル
- アンスポーツマンライク・ファウル
- ディスクオリ・ファイイング・ファウル
こんなにあるんですよねΣ(゚д゚lll)
なので、1つずつファウルの種類について、おさらいしていきましょうね!
【バスケのファウルの種類1.プッシング】

まず1つ目にお伝えする、バスケのファウルの種類は「プッシング」です。
プッシングは、相手プレイヤを押した時に課されるファウルのことです。
手のひらで相手を押したら、当然ファウルになりますね。
また、シリンダーを超えた範囲で相手を腕でおさえていても、ファウルになります。
シリンダーについて詳しく知りたい方は、「バスケのファウルの考え方を覚えてもっと楽しくバスケをしよう!」で解説していますので、参考にしてみて下さいね。
【バスケのファウルの種類2.ホールディング】

次に2つ目にお伝えする、バスケのファウルの種類は「ホールディング」です。
ホールディングは、相手を掴んだり、腕で抱きかかえて抑えると課されるファウルのことです。
後ろから抱きかかえるように相手を抑えるのはもちろんホールディングです。
また、腕を掴んでもホールディングとしてジャッジされます。
腕を掴んだり、体を抱えるように抑えるのはファウルになるのでやめましょう。
【バスケのファウルの種類3.チャージング】

続いて3つ目にお伝えする、バスケのファウルの種類は「チャージング」です。
チャージングとは、オフェンスが押したり掴んだりすると課されるファウルの種類です。
オフェンスが腕でディフェンスを押せば、チャージングになります。
また、オフェンスの進行方向のど真ん中にディフェンスが立って待ち構えていた場合も、チャージングファウルになります。
【バスケのファウルの種類4.ブロッキング】

続いて4つ目にお伝えする、バスケのファウルの種類は「ブロッキング」です。
ブロッキングは、ディフェンスがオフェンスに対して進行を妨げ、手や足、体などをぶつけた時に起こるファウルです。
また、相手のオフェンスのシリンダーに、いきなり入り込んだりしてもブロッキングとジャッジされます。
※シリンダーについて詳しく知りたい方は「バスケのファウルの考え方を覚えてもっと楽しくバスケをしよう!」を読んでみてください。
ブロッキングは、一生懸命ディフェンスをしようと思えば思うほど、どうしても体の接触が起こってしまうため、ディフェンスにとって最も吹かれるリスクのあるファウルの種類です。
ナイスディフェンスと、ブロッキングは紙一重なのです。
【バスケのファウルの種類5.イリーガル・スクリーン】

続いて5つ目にお伝えする、バスケのファウルの種類は「イリーガル・スクリーン」です。
イリーガル・スクリーンとは、オフェンスがディフェンスに対してスクリーンを仕掛けた時、すクリーナーが動いてしまったら課されるファウルです。
オフェンスでスクリーンを仕掛けるとき、スクリーナーは基本的に動いてはなりません。
しかし、スクリーンをかけるのに慣れていない人は、どうしても上手にディフェンスに自分の体を引っ掛けることができず、動いてしまいます。
ですから、スクリーナーの人は一度スクリーンをかけたら、絶対に動いてはいけません。
でなければ、イリーガル・スクリーンというファウルが吹かれてしまいますからね。
おすすめ記事 → バスケの基本!スクリーンを覚えてたくさん点を取れるチームになろう!
【バスケのファウルの種類6.イリーガル・ユーズ・オブ・ハンズ】

続いて6つ目にお伝えする、バスケのファウルの種類は「イリーガル・ユーズ・オブ・ハンズ」です。
イリーガル・ユーズ・オブ・ハンズとは、手を不当な使い方をしたら課されるファウルのことです。
例えば相手の叩いたり、手や服を掴んだりしたら吹かれるファウルです。
バスケはチームやプレイヤーによって、手の使い方が荒いディフェンスがいます。
そういう場合は、イリーガル・ユーズ・オブ・ハンズを吹かれる可能性があるので注意しましょう。
バスケのディフェンスの基本は、体で相手をおさえることですから。
おすすめ記事 → バスケのディフェンスで相手を抑え込む5つのコツ〜1対1〜
【バスケのファウルの種類7.ダブルファウル】

続いて7つ目にお伝えする、バスケのファウルの種類は「ダブルファウル」です。
ダブルファウルとは、オフェンス、ディフェンスが同時にお互いファウルをしあった場合に課されるファウルのことです。
これは筆者もバスケを始めて20年近くになりますが、今まででまだ1度しかジャッジされているのをみたことがないので、少し珍しいファウルの種類かもしれません。
ちなみにダブルファウルが吹かれた時、フリースローは与えられず、ボールを保持している側のスローインから始まります。
【バスケのファウルの種類8.ファイティング】

続いて8つ目にご紹介する、バスケのファウルの種類は「ファイティング」です。
ファイティングとは、コート外にいる監督やコーチ、ベンチプレイヤーなどが、乱闘騒ぎを起こしたり、激しい口論をして試合を乱す行為をした際に、課されるファウルの種類です。
ファイティングが適用された選手は、退場処分を受けます。
また、ファウルがカウントされるのはヘッドコーチになるため、コーチのテクニカルとして処理されると決まっています。
【バスケのファウルの種類9.テクニカル・ファウル】

続いて9つ目にご紹介する、バスケのファウルの種類は「テクニカル・ファウル」です。
テクニカル・ファウルは様々な場面で課されるファウルですが、代表的なものが審判に口論したり、相手チームに対して過度に挑発したり、トラッシュトークをしたり、審判の警告を無視してもなおその行為を続けた場合などに課されています。
テクニカル・ファウルが課されると、相手チームにフリースロー2本が与えられ、フリースローを打ったチームのサイドラインからのスローインで、ゲームが再開されます。
【バスケのファウルの種類10.アンスポーツマンライク・ファウル】

続いて10個目にご紹介する、バスケのファウルの種類は「アンスポーツマンライク・ファウル」です。
アンスポーツマンライク・ファウルとは、プレー中におよそフェアとは言えないような、意図的に相手のプレーを阻害するような行為をしたときに吹かれるファウルです。
例えば、相手チームのジャージを引っ張ったり、明らかにディフェンスが守れる状況じゃないときに横からオフェンスに突っ込むなどのシーンで吹かれます。
また、速攻のシーンでディフェンスがオフェンスの前に1人もいないときに、ディフェンスがオフェンスの人にファウルをした場合も、全てアンスポーツマンライク・ファウルになります。
【バスケのファウルの種類11.ディスクオリ・ファイイング・ファウル】

最後に11個目にご紹介する、バスケのファウルの種類は「ディスクオリ・ファイイング・ファウル」です。
ディスクオリ・ファイイング・ファウルとは、スポーツマンシップに則っていない、もっとも悪質な行為を犯した場合に課されるファウルです。
さらに、ディスクオリ・ファイイング・ファウルは他のファウルとは違い、このファウルが適用されたら即座に退場となります。
また、ディスクオリ・ファイイング・ファウルは、以下の3つのケースの場合にも適用されます。
- アンスポーツマンライク・ファウルが2回課される
- ヘッドコーチがテクニカルファウルを2回課される
- アシスタントコーチやベンチプレイヤーがテクニカルファウルを合計3回課される
ディスクオリ・ファイイング・ファウルが吹かれると、相手チームはフリースローに加え、サイドラインからのスローインの権限も与えられます。
【ファウルをするとどうなるの?】

ファウルをすると、次の2パターンの権利のうち、どちらかがファウルをもらった側のチーム、もしくは選手に与えられます。
- スローイン
- フリースロー
スローインとは、コートの外からボールを入れることを言います。
フリースローとは、誰にも邪魔されずにシュートを打つことです。
本来バスケでシュートが入ると2点が入りますが、フリースローの場合は1点のみが与えられます。
この差は、ファウルをもらった時にプレイヤーがシュートを打っていたのか、それ以外のプレーをしていたのかによって分かれます。
このファウルが、1人の選手が1試合の間で5回やってしまうと、5ファウルで退場になります。
また、1チームが1クォーターの間で5回ファウルをすると、チームファウルが5つにたまります。
チームファウルが5つ以降の時に選手がファウルをすると、無条件でファウルをもらった選手にフリースローが与えられます。
また、このチームファウルの数はクォーターが変わるとリセットします。
【まとめ】
いかがでしたか?
バスケのファウルにもたくさんの種類があることが伝わったかと思います。
ぜひこの記事の内容をおさえて、明日からのバスケを、より一層楽しんでいただければと思います( ´ ▽ ` )ノ
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