日本時間4月29日のプレイオフファーストラウンド第6戦ニューオリンズ・ペリカンズ戦に出場したフェニックス・サンズのクリス・ポールはFG14本をノーミスで成功させNBAプレイオフ史上最多の記録を樹立しました。
クリス・ポールは試合中に放った14本全てのフィールドゴールと4本全てのフリースローを決め33得点、5リバウンド、8アシストという素晴らしい数字を残し、チームをカンファレンス・セミファイナルへと導いています。
これまで記録されているポール以外の記録は、全てレギュラーシーズンに達成されたもので、これまでのプレイオフ記録は、2017年にネネ(ヒューストン・ロケッツ)がオクラホマシティ・サンダー相手に決めた12本が最多です。プレイオフで10本以上のフィールドゴールを全て決めたケースは、ポールを含めてわずか6回しかない状況になります。
日付 | 選手 | FG |
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1967/2/24 | ウィルト・チェンバレン | 18/18 |
1967/3/19 | ウィルト・チェンバレン | 16/16 |
1967/1/20 | ウィルト・チェンバレン | 15/15 |
1965/1/3 | ベイリー・ハウエル | 14/14 |
1969/3/11 | ウィルト・チェンバレン | 14/14 |
1978/12/27 | ビリー・マッキニー | 14/14 |
1995/1/4 | ギャリー・ペイトン | 14/14 |
2018/12/22 | トーマス・ブライアント | 14/14 |
2022/4/28 | クリス・ポール | 14/14 |
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【クリス・ポールとは?】
本名:クリス・ポール(Chris Paul)
【誕生日】1985年5月6日
【出身地】アメリカ合衆国 ノースカロライナ州
【身長】183cm
【体重】79kg
【所属】フェニックス・サンズ
【背番号】3番
【ポジション】ポイントガード
- 12× NBAオールスター (2008-2016, 2020-2022)
- NBAオールスターゲームMVP (2013)
- オールNBAチーム4× 1stチーム (2008, 2012, 2013, 2014)
- 5× 2ndチーム (2009, 2015, 2016, 2020, 2021)
- 3rdチーム (2011)
- NBAオールディフェンシブチーム7× 1stチーム (2009, 2012-2017)
- 2× 2ndチーム (2008, 2011)
- NBA新人王 (2006)
- NBAオールルーキー・ファーストチーム (2006)
- 5×NBAアシスト王 (2008, 2009, 2014, 2015, 2022)
- 6×NBAスティール王 (2008, 2009, 2011-2014)
- フリースロー成功率1位 (2021)
- NBA75周年記念チーム (2021)
- オールアメリカン・コンセンサスファーストチーム (2005)
- オールACCファーストチーム (2005)
- オールACCサードチーム (2004)
- ACC新人王 (2004)
- No. 3 ウェイク・フォレスト大学永久欠番
- USAバスケットボール男子年間最優秀選手 (2004)
- パレード誌オールアメリカン・ファーストチーム (2003)
- マクドナルド・オール・アメリカン (2003)
- ノースカロライナ州ミスター・バスケットボール (2003)
クリス・ポールはウェスト・ホーサイス高校時代から全米に名の知れたポイントガードの1人で、高校時代の最終シーズンでは、平均30得点・8アシスト・5リバウンド・6スティールという驚異的な記録を出している選手です。
ウェスト・ホーサイス高校卒業後には、地元の大学であるウェイクフォレスト大学に進学しました。フレッシュマン(1年生)でありながらスタメンに起用され、チームを牽引していました。1年目のシーズンには新人王を獲得し、2年目のシーズンではオールアメリカンファーストチームへの選出・ウッデン賞・ネイスミス賞など数多くの賞を受賞している選手です。
2年目のシーズンが終了後には、3年生へ進学せずにNBAドラフトへアーリーエントリーを果たしました。クリス・ポールは、NBAドラフトへアーリーエントリーすると2005年NBAドラフトで4位指名でNBA入りを果たしました。NBA入団を果たしたのち、スタメンで起用されチームを牽引するポイントガードとして驚異的なスピードで成長を遂げていきました。NBAシーズン3年目には、アシスト王とスティール王の2冠を達成。まさにNBA最高峰のポイントガードへと成長していきました。
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