Contents
得点王はジョエル・エンビード、アシスト王はクリス・ポール、リバウンド王はルディ・ゴペア
4月10日(日本時間11日)、NBAはレギュラーシーズンの全日程を終え、各スタッツリーダーが確定しました。NBA史上稀に見る大接戦となった注目の得点王争いは、フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードが平均30.6得点を記録し、自身初となるタイトルを手にしました。
今回の得点王を獲得したジョエル・エンビードは米国外出身選手でNBA史上初となる得点王であり、センターとしては1999-00シーズンのシャキール・オニール(29.7得点)以来となりました。また合わせて76ersの選手が得点王となるのは、2004-05シーズンのアレン・アイバーソン(30.7得点)以来の結果となりました。
2021-22シーズン得点ランキングトップ5
- ジョエル・エンビード(76ers) – 30.6
- ヤニス・アデトクンボ(バックス) – 29.9
- ルカ・ドンチッチ(マーベリックス) – 28.4
- トレイ・ヤング(ホークス) – 28.4
- デマー・デローザン(ブルズ) – 27.9
※レブロン・ジェームズは平均30.3得点だったものの、規定試合数に到達せず。
リバウンド王は平均14.7リバウンドを記録したユタ・ジャズのルディー・ゴベアがニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)の13.8リバウンドを上回り、初のリバウンド王に輝きました。
アシスト王はフェニックス・サンズの大ベテランのクリス・ポールが平均10.8アシストを記録し、2014-15シーズン以来、通算5度目となるアシスト王の称号を獲得しました。2位はブルックリン・ネッツのジェームズ・ハーデンが記録した平均10.3アシストで、平均二桁を記録したのはポールとハーデンのふたりだけとなりました。
スティールはサンアントニオ・スパーズのデジャンテ・マレーの平均2.0本、ブロックはメンフィス・グリズリーズのジャレン・ジャクソンJr.の平均2.3本がトップで、それぞれ初タイトルとなりました。
その他、フィールドゴール成功率は71.3%でゴベア、3ポイント成功率は45.0%でルーク・ケナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)、フリースロー成功率は92.4%でジョーダン・プール(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)がそれぞれトップに立ちました。
–
おすすめ記事 → 【筋トレ】バスケでフィジカルが劇的に強くなる11の筋トレメニューまとめ【保存版】
おすすめ記事 → 【筋トレ】バスケでシュート率が劇的に上がる9つの筋トレメニューまとめ【保存版】
–
–
【2022年NBA得点王:ジョエル・エンビード】
本名:ジョエル・エンビード(Joel Embiid)
【誕生日】1994年3月16日
【出身地】カメルーン
【身長】219cm
【体重】113kg
【所属】フィラデルフィア・76ers
【背番号】21番
【ポジション】センター
まずはジョエルエンビードのプロフィールから紹介していきます。
ジョエル・エンビードはカメルーン出身となっています。両親がバレーボール選手だったこともあり、元々はバレーボールを行っていました。
しかし、ジョエルエンビード本人はアキームオラジュワンに憧れを抱き、バスケットボールに興味がありました。すると、幸運なことにカメルーンで、現ヒューストン・ロケッツのルック・バ・ア・ムーティのクリニックに参加。
そこで感激を受けたジョエルエンビードはNBAを目指す決意をしました。そしてアメリカの名門カンザス大学に進学を果たしました。
1年生の頃から頭角を現したジョエルエンビードは、スタメンで起用され、全米にその名を轟かせていきました。最優秀守備選手賞やオールディフェンシブチームに選出されるなどの成績を残しました。
1年間カンザス大学でプレーし、NBAへのアーリーエントリーの道を選択しました。見事、フィラデルフィア・76ersに全体3位指名で入団しNBA入りを果たしました。
更に詳しくにジョエル・エンビードついて知りたい人は、こちらをクリックして更にまとめた記事をご確認ください!
–
【2022年NBAアシスト王: クリス・ポール】
本名:クリス・ポール(Chris Paul)
【誕生日】1985年5月6日
【出身地】アメリカ合衆国 ノースカロライナ州
【身長】183cm
【体重】79kg
【所属】フェニックス・サンズ
【背番号】3番
【ポジション】ポイントガード
- 9×NBAオールスターゲーム出場:2008-2016
- NBAオールスターゲームMVP:2013
- オールNBAチーム
- 4×1stチーム:2008, 2012, 2013, 2014
- 3×2ndチーム:2009, 2015, 2016
- 3rdチーム:2011
- NBAオールディフェンシブチーム
- 6×1stチーム:2009, 2012-2016
- 2×2ndチーム:2008, 2011
- 新人王:2006
- NBAオールルーキーチーム 1stチーム:2006
- 4×アシスト王:2008, 2009, 2014, 2015
- 6×スティール王:2008, 2009, 2011-2014
- USAバスケットボール男子年間最優秀選手:2004
クリス・ポールはウェスト・ホーサイス高校時代から全米に名の知れたポイントガードの1人で、高校時代の最終シーズンでは、平均30得点・8アシスト・5リバウンド・6スティールという驚異的な記録を出している選手です。
ウェスト・ホーサイス高校卒業後には、地元の大学であるウェイクフォレスト大学に進学しました。フレッシュマン(1年生)でありながらスタメンに起用され、チームを牽引していました。1年目のシーズンには新人王を獲得し、2年目のシーズンではオールアメリカンファーストチームへの選出・ウッデン賞・ネイスミス賞など数多くの賞を受賞している選手です。
2年目のシーズンが終了後には、3年生へ進学せずにNBAドラフトへアーリーエントリーを果たしました。クリス・ポールは、NBAドラフトへアーリーエントリーすると2005年NBAドラフトで4位指名でNBA入りを果たしました。NBA入団を果たしたのち、スタメンで起用されチームを牽引するポイントガードとして驚異的なスピードで成長を遂げていきました。NBAシーズン3年目には、アシスト王とスティール王の2冠を達成。まさにNBA最高峰のポイントガードへと成長していきました。
さらにクリス・ポールについてさらに知りたい人は。こちらの記事もご確認ください!
–
【2022年リバウンド王:ルディ・ゴペア】
ルディー・ゴベア(Rudy Gobert)
【誕生日】1992年6月26日
【出身地】フランス
【身長】216cm
【体重】111kg
【所属】ユタ・ジャズ
【背番号】27番
【ポジション】C
ルディ・ゴベールはヨーロッパのプロ選手経験後、NBAへと舞台を変え活躍している選手でです。出身国はフランスでトニー・パーカーと同様の国出身でもあります。もちろん、フランスでの代表選手経験もありますので、大舞台にも強い選手となっています。
ルディ・ゴベールは、ユタ・ジャズの大黒柱での活躍が最大の魅力と言える選手です。ユタ・ジャズではリッキー・ルビオやドノバン・ミッチェルにピック&ロールのスクリーンをかけに行き、味方を活かすのはもちろんのこと、リバウンドやディフェンス面で味方の大きな支えとなっています。チームの味方が自由にシュートが打てるのは、ルディ・ゴベールがゴール下でリバウンドを拾ってくれるからでもあります。
更に詳しくルディゴベアについて知りたい人は、こちらをクリックして更にまとめた記事をご確認ください!
–
–
【2022年スティール王:デジャンテ・マレー】
本名:デジャンテ・マレー(Dejounte Murray)
【誕生日】1996年9月19日
【出身地】アメリカ
【身長】193cm
【体重】82kg
【出身校】ワシントン大学
【所属】サンアントニオ・スパーズ
【背番号】5
【ポジション】PG
デジャンテ・マレーは地元シアトルで名門のレイニアー・ビーチ高校に所属しており、高校卒業時にはワシントン州の最優秀選手に選出されるほどのプレイヤーでした。その後大学はワシントン大学に進学し1年生時に平均16.1得点4アシストを記録し、Pac-12のセカンドチームに選出されるなどチーム内にとどまらず注目の新人として注目されました。
その後2016年のNBAドラフトに大学1年間のみをプレーする形でアーリーエントリーを行いました。
更に詳しくデジャンテ・マレーについて知りたい人は、こちらをクリックして更にまとめた記事をご確認ください!
Leave a Reply