【NBA選手名鑑|ドレイモンド・グリーン】ドラフト下位指名からNBA最強オールラウンダーへ!

皆さんこんにちわ。

さぁ、今回は筆者がNBA最強のオールラウンダーだと思っているゴールデンステイト・ウォリアーズの「ドレイモンド・グリーン」の魅力を紹介していきましょう!

お決まりの魅力から、ドレイモンド・グリーンの隠された魅力までご紹介していこうと思います。

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Contents

【ドレイモンド・グリーン プロフィール】

まずは、ドレイモンド・グリーンのプロフィールを見ていきましょう!

本名:ドレイモンド・グリーン(Draymond Green)

【誕生日】1990年3月4日
【出身地】アメリカ合衆国ミシガン州
【身長】201cm
【体重】104kg
【所属】ゴールデンステイト・ウォリアーズ
【背番号】23番
【ポジション】スモールフォワード/パワーフォワード
【受賞歴】

  • 3×NBAチャンピオン:2015, 2017, 2018
  • スティール王:2017
  • 3×NBAオールスターゲーム出場:2016-2018
  • NBA最優秀守備選手賞:2017
  • オールNBAチーム2ndチーム:2016
  • 3rdチーム:2017
  • NBAオールディフェンシブチーム4×1stチーム:2015-2017, 2021
  • 2×2ndチーム : 2018, 2019
  • Big Ten最優秀選手賞 : 2012
  • Big Tenオールファーストチーム : 2012
  • 2×Big Tenオールサードチーム : 2010, 2011
  • Big Tenオールディフェンシブチーム : 2012
  • Big Tenシックスマン賞 : 2010
  • Big TenトーナメントMVP : 2012
  • No.23 ミシガン州立大学永久欠番

現在では、最優秀守備選手やオールNBAチーム、オールNBAディフェンシブチーム、スティール王などに輝くドレイモンド・グリーンだが、なんと、ドラフトは2巡目35位というかなり下の順位です。

そんなドレイモンド・グリーンがなぜNBAでこれほどまでの成績を残してスーパースターになることができたのか。

それは魅力を見ていけば自ずとわかっていきますので、さっそく見ていきましょう!

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【ドレイモンド・グリーンの魅力①:どんなことに対しても熱い人間性】

ドレイモンド・グリーンの魅力と言えば、やはりまず1番先に出でくるのが「ムードメーカー」や「感情の豊かさ」、「情熱」などの熱い気持ちが魅力として出でくるでしょう。

良いプレーをすれば吠え、ひたすらに声を出し、チームの士気を上げる役割を大きく担っている存在です。

しかし、ドレイモンド・グリーンといえばトラッシュトーキングや言葉によるやり返しが多いので有名でもあります。

例えば、2014-15年のNBAファイナルのVSキャバリアーズ戦の後のインタビューでカイリー・アービングが「もし、ラブやバレジャオが怪我していなければ勝ててた」と言ったり、

その後に行われたドレイモンド・グリーンへのインタビューで「もし俺の身体があと10cmあればアンソニー・デイビスみたいになれてただろう」と皮肉を言っているんですね。

他にも、ロサンゼルス・クリッパーズとの試合中にポール・ピアースに対して、「お前は愛されていない。引退ツアーは無しだ。自分の事をコービーだとでも勘違いしちゃったか?」など、かなり激しいことも言って口論に発展するケースも多いようです。

はたから見ると、ドレイモンド・グリーンは失礼だし、礼儀が無いように思われることも充分に考えられます。

しかし、ポートランド・トレイルブレイザーズのエースであるダミアン・リラードはドレイモンド・グリーンのトラッシュトーキングについて、「僕はトラッシュトークをしないけど、彼はあまりにしゃべりすぎていた。言いたいことが山ほどあったんだろう。ゲームにとっては良いことなんじゃないかな。僕は、リーグが少しソフトになったと思う。でも、彼は違う。だから、彼みたいなタイプがいるほうが良い。必要なことだと思う。彼らはその役割を彼に頼っているんだ。僕にとっては、レベルを上げてくれるというだけさ。挑戦と捉えているよ」と答えているんです。

確かに、NBAの試合が昔と比べてよりソフトな内容になっており、互いのチームが必死になって、本気でバチバチにやり合う姿というのを観れる機会が減っているのかもしれません。

そういう意味では、ドレイモンド・グリーンは誰よりも「勝ち」に貪欲で何をしてでも勝ちたいという気持ちがリーグで1番強い選手でもあると言えます。

「勝ち」に対して貪欲である姿、それはドレイモンド・グリーンの大きな魅力の1つでしょう!

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【ドレイモンド・グリーンの魅力②:オールラウンドなディフェンス力】

さて、次に挙げるドレイモンド・グリーンの魅力の2つ目として、「ディフェンス力」を挙げたいと思います!!

ドレイモンド・グリーンは身長 201cm体重 104kgのスモールフォワードとパワーフォワードをこなす選手ですが、ディフェンスにおいてはなんと全てのポジションのディフェンスができるのです。

インサイドのポストのパワープレーに対するディフェンスから、アウトサイドのスピード感溢れるドライブに対する横の動きまで、全てついていけるのです。

これは、ゴールデンステイト・ウォリアーズの監督であるスティーブ・カーも絶賛しており、単純に1対1で守る力だけでなく、ディフェンスIQも高くカバーディフェンスや、ブロックした後に相手オフェンスにボールをぶつけてマイボールにする、などの巧さも目立つ選手です。

ゴールデンステイト・ウォリアーズのファンに「チームの強さの理由は?」と聞くと、ドレイモンド・グリーンのディフェンスがチームを支えていると、答える人が多いんです。

NBAで、これ程まで多彩なディフェンス力を持ったプレーヤーが他にいないかと考えてみましたが、ドレイモンド・グリーン程のマルチディフェンダーは存在しないのではないかと考えられます。

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【ドレイモンド・グリーンの魅力③:強い信念を持ったプレイヤー】

最後のドレイモンド・グリーンの魅力は、筆者SALUが1番伝えたい事です。

それはドレイモンド・グリーンが誰よりも「強い信念を持った」プレーヤーであると言うことです。

それはなぜかと言うと、冒頭でも少し話ましたが、ドレイモンド・グリーンは決してスター街道を歩けるような選手ではありませんでした。

NBAドラフトは指名されましたが、元々はドラフト入りすらできない選手だと言われる程のだったんですね。

その理由として、ドレイモンド・グリーンはすべてが中途半端だと・・・。

NBAドラフト前の評価は「ドレイモンド・グリーンは、ガードもフォワードも守れないというのが総意。生粋のスモールフォワードは彼よりも素早い。生粋のパワーフォワードは彼よりも身長が高く、ポストアップからグリーン越しにショットを決められる。」と評価は最低に等しいものでした。

しかし、2巡目35位でウォリアーズに拾われ、およそ5年をかけてリーグトップの選手へと成長していきました。

その裏には、ドレイモンド・グリーンのある信念があった。

それは「NBAに入る別の道を記したい。そのために自分の成績が役に立つかもしれない。」といった考えがあり、また、ドレイモンド・グリーンは「Sports Illustrated」に対して、

「誰でもステファン・カリーのようにショットを打てるわけではないし、7フッター(身長213cm)の全員がケビン・デュラントのように動けるわけでもない。でも、だからといって、重要なプレイができないというわけでもない。これまでに数多くの試合を見てきて思うんだ。ある選手をみて”どうして入らないシュートを無理に決めにいくのだろう”とすごく思っていたが、彼はキャリアを通じて同じことを言われてきたのだと思う。”1試合40得点決められなければトップ選手にはなれない”とね。自分の目標は、1試合40得点取れなくてもトップ選手になれるという道筋を作ること。1試合4得点だってトップ選手になれる。」

と、ドレイモンド・グリーンは言っている。

1試合4得点というのは、ドレイモンド・グリーンはメンフィス・グリズリーズ戦で4得点、12リバウンド、10アシスト、10スティールをマーク。

なんと、得点を含まないでトリプルダブルという大記録を樹立した。

Elias Sportsによると、1試合で10リバウンド/10アシスト/10スティールが記録されたのは、1986年スパーズのアルビン・ロバートソン以来で、NBA史上で2回目だという。

そんな「強い信念」を持っているからこそ、ドレイモンド・グリーンは誰よりも熱くなる事ができ、勝利に対して貪欲になれる選手になれているのだろう。

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【ドレイモンド・グリーンの今後】

ドレイモンド・グリーンは今後、今まで通りのプレースタイルを貫くでしょう。

トラッシュトーキングや失礼ともとれる言動をいくらバッシングされようとも、大人しくはならはいで、より熱くプレーするでしょう。

ゴールデンステート・ウォリアーズは2019-20年シーズンにドレイモンド・グリーン含む主力選手達の怪我により、カンファレンス内でも最下位に近い成績で終了してしまいました。

その後2020年以降のドレイモンド・グリーン含むゴールデンステート・ウォリアーズがどうなっていくのかも気になりますね!!

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【ドレイモンド・グリーンのまとめ】

いかがだったでしょうか?

・ドレイモンド・グリーンのプロフィール

・ドレイモンド・グリーンの魅力①:どんなことに対しても熱い人間性

・ドレイモンド・グリーンの魅力②:オールラウンドなディフェンス力

・ドレイモンド・グリーンの魅力③:強い信念を持ったプレイヤー

・ドレイモンド・グリーンの今後

ドレイモンド・グリーンの魅力は気持ちの面が殆どを占めてしまいましたが、そのくらい熱い気持ちを持ったハッスルプレーヤーと言うことです。

もちろん、ドレイモンド・グリーンはオフェンス面でもドライブや3P、パワープレーなどマルチに活躍できますので、見所・魅力がありすぎるプレーヤーとして、試合中はオフボールでも目が離せません!

ぜひ実際の試合を見て、ドレイモンド・グリーンの凄さ、熱さを感じてみてください。
最後に、ドレイモンド・グリーンのオフェンス・ディフェンスのハイライトをご覧ください。

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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