バスケにおいて、ディフェンスは非常に重要です。
この記事を開かれたあなたなら、その重要性はわかっているかと思います。
ただ、このディフェンスに関しては苦手意識を持っている選手も多いのではないでしょうか。
それもそのはず。
実はディフェンスにおいて、意識すべきことがいくつかあるのです。
そのコツをおさえていないと、上手にディフェンスをすることができません。
そこで今回は、バスケのディフェンスのコツをご紹介します。
Contents
【これで守りの達人!バスケのディフェンスのコツ7選】
コツとは言っても、どれも基本的なことばかりなので、非常に実践しやすいものからまとめています。
なのでこの7つを意識するだけでも、相当ディフェンスのレベルはアップするはずです。
『バスケのディフェンスのコツ1:オフェンスを好きにさせない心構え』
まず、バスケにおけるディフェンスで最も基本となるのは「オフェンスを好きにさせない心構え」です。
そもそも大前提として、ディフェンスはなんのためにいるかといったら、オフェンスがシュートするのをジャマするためですよね。
ですから、大事なことは「オフェンスを好きにさせない」という気持ちなのです。
もっというと、オフェンスが嫌がることをどれだけできるか?という考えこそが、ディフェンスの本質です。
究極、オフェンスが何もできなくてふてくされたら、勝負は勝ちです。
という心構えで、ぜひディフェンスをしましょう。
『バスケのディフェンスのコツ2:ワンアーム』
続いて2つ目にご紹介するバスケのディフェンスのコツは「ワンアーム」です。
バスケにおけるディフェンスで最も基本となるのは「ポジション(立つ位置)」です。
先ほどもお伝えしましたが、ディフェンスはなんのためにいるかといったら、オフェンスがシュートするのをジャマするためですよね。
オフェンスがシュートを決めるためのプレーは2つしかありません。
それは、シュートとドリブルです。
つまり、この2つのプレーを妨害できるポジションに立てばいいんですよね。
オフェンスにとっては、当然ディフェンスが目の前にいない方がシュートは打ちやすいものです。
つまり逆を言えば、ディフェンスが目の前に立っていると、それだけでシュートが打ちづらくなるものです。
そのベストな距離が、ワンアーム(腕一本分)だと言われています。
目の前のオフェンスにシュートを打たせないためにも、必ずワンアームの距離を保つように心がけましょう。
『バスケのディフェンスのコツ3:オフェンスとゴールの間に立つ』
続いて3つ目にお伝えする、バスケのディフェンスのコツは「オフェンスとゴールの間に立つ」です。
上記の2つ目のディフェンスのコツでお伝えしましたが、オフェンスがシュートを決めないようにするために、選択肢を潰す必要があります。
先ほどのワンアームは、オフェンスの選択肢の1つ、シュートを潰すコツです。
もう1つの選択肢、ドライブを潰すためには、ディフェンスがゴールに近づけない位置に立つことが重要になります。
オフェンスがドライブを仕掛ける時の最短距離は、オフェンスとゴールの間を結ぶ一直線のラインになります。
図にすると、上記画像の緑の三角の位置ですね。
つまり、この点線の上に立つことで、オフェンスがドライブしたいコースを阻害すればいいのです。
ワンアームの距離で、ドライブのコース上のポジションに立てば、ディフェンスとしての役目を果たしやすくなります。
『バスケのディフェンスのコツ4:姿勢』
続いて4つ目にお伝えする、バスケのディフェンスのコツは「姿勢」です。
バスケのディフェンスでは、立つポジションだけではなく姿勢も重要です。
なぜなら、オフェンスはいろんなプレーを使ってディフェンスをかわし、シュートを決めようとするからです。
なので、オフェンスのあらゆるプレーに対応できる、反応しやすい姿勢というのを意識しなければならないからです。
じゃあ、その反応しやすい姿勢ってどんな姿勢かというと、上の写真のような姿勢です。
腰をうんと下げ、足をしっかりと広げて、左右どちらにもすぐ動ける姿勢をキープするのです。
これだけディフェンスがバッチリと待ち構えていたら、オフェンスの動きに対する反応が早くなり、オフェンスはかなり攻めずらくなります。
『バスケのディフェンスのコツ5:ハンズアップ』
続いて5つ目にお伝えする、バスケのディフェンスのコツは「ハンズアップ」です。
バスケのディフェンスでは、手の使い方も非常に重要です。
オフェンスにシュートを打たれた時は、当然それをボーっと見ているだけでは全くプレッシャーになりません。
上の写真のように、しっかりと腕を上げて相手にプレッシャーをかけましょう。
その上で、相手のシュートにいつでもチェック行けるようにしっかりと準備しましょう。
まるでボールに触れられそうなほどの迫力をオフェンスに与えることができれば、シュートが決まる確率はうんと下がり、バスケの試合に勝てる確率が上がります。
『バスケのディフェンスのコツ6:足を動かす』
続いて6つ目にお伝えする、バスケのディフェンスのコツは「足を動かす」です。
バスケでディフェンスに疲れてくると、ついつい手が出てしまいがちです。
パシッと相手オフェンスのボールをカットして、楽にボールを奪え返したくなります。
でも、それはダメです。
相手だってボールを取られたくないんだから、カットしてくる手からボールを守るのは当然です。
相手がドライブを仕掛けてきたら、ちゃんとついていきましょう。
ステップバックしても、切り返されても、ちゃんと足を出して全部ついていきましょう。
この「足を動かすぞ!」という意識を持ってディフェンスするかどうかで、相手にとってのディフェンスの迫力が全く別物になります。
『バスケのディフェンスのコツ7:相手の腰を見る』
最後に7つ目にお伝えする、バスケのディフェンスのコツは「相手の腰を見る」です。
じゃあ、足を動かすのはわかった。
けど、ドライブがどっちにくるかが分からなかったら、足を動かしようがないんじゃないの?
と、ここまで読んでくれたあなたなら思うかもしれませんね。
つまり、相手がどっちにドライブしてくるかがわかれば、ディフェンスをするのは相当楽になります。
じゃあ、どうやって相手オフェンスがどっちにドライブを仕掛けるかがわかるのか?
それは、腰を観察することです。
腰が左右どっちに向いて進むかによって、ドライブの方向が決まります。
この写真でも、ドライブする人の進行する腰の向きに合わせて、ディフェンスが足を出しているのがわかるかと思います。
つまり、その腰の動きに合わせて、ディフェンスの出す一歩目を決めれば、自然と相手の進行方向の前に立つことができるのです。
ディフェンスをする際は、ぜひ相手の腰に注目してみてください。
バスケのディフェンスのコツまとめ
いかがだったでしょうか?
バスケにおいて、ディフェンスができるかどうかは非常に重要なことです。
上達するためにも、ぜひ次から意識してみてください。
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