【バスケットボール指導者必見】 子供たちをグングン成長させる『バスケットボール指導心得』~否定しないこと~

こんにちは。HOOPS JAPAN、coach”T”です!

今回は指導者必見の指導心得を紹介していきます!

ジャンルに囚われず、子供を成長させる方法やバスケットボールにおいてのものなど、この記事を読めばご自身の指導者哲学が深まっていく事間違いなしです。

私は競技において、選手育成のコーチと試合での戦術を中心に考えるコーチは別物であると考えており、強いチームにはどちらが偉いなどという力関係のない2種類の指導者を置けるチームが強くなると考えています。(そこがなかなか難しいのですが。)

1人の人がどちらもできることがベストではあると考えますが、バスケットボールの最高峰NBAのコーチでもどちらが優れているかでコーチそれぞれに多くの評価がついているのでやはり2つのコーチの間には人間性が大きく違っていることが多いのでしょう。

今回は選手育成のための内容となっています。最後までお楽しみください!

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Contents

『バスケットボール指導心得』否定しない①:コーチはアイデアを提案するインストラクター

僕はコーチは『インストラクター』であると考えています。

どんなスポーツジムでもトレーニング中に口うるさく『それはダメ、あれはダメ』と言われたらそのジムには行きたくないですよね。

それはお客さんに効果が出て欲しいから言ってるんじゃ・・・と思ったそこのあなたは口うるさいコーチよりの考えですね笑

そうなんです。このジムのインストラクターも良かれと思って言っているし、チームのコーチもまた、良かれと思って言っているのは事実です。

しかし結果として、ジムの場合はお客様がいなくなります。しかし、子供たちは今はまだチームを選べるほど指導の環境が整っていません。(昔であれば選べませんと言い切れました。)

そうすると子供たちは素直なものでその指導者に対して反抗します。今の大人達が経験してきた一昔前の学校によくいた、いわゆる不良と言われる子供たちはその時代の先生達の実力不足の賜物で、そういった自分達がされてきた指導をトレースすると同じように陰口を言われ、言うことを聞かないチームが出来上がってしまいます。

自分のチームとドヤ顔している裏では陰口を言われ、子供とコミュニケーションが取れていない『ピエロコーチ』になるのだけは嫌ですよね。

『否定しないこと』は子供の運動意欲をかき立てます。

では否定せず、どうやって子供たちと関わっていくかと言ったときに『インストラクター』として『提案する指導』を実践していくべきです。

コーチは子供たちが壁にぶつかった時にそれを打開するためのアイデアや工夫の仕方を提案する、一緒に考えてあげることが第一の仕事です。

困ったときに助けてくれたり、アイデアをくれるコーチにはチームの子供達の心を鷲掴みにすること間違いなしです。

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『バスケットボール指導心得』否定しない②:気をつけるべき言葉使い「〜でも〜」

1つ目でも説明した通り、コーチは『インストラクター』つまり提案し、『伝える』ことができなければいけませんから言葉使いには細心の注意を払う必要があります。

その中でも『否定しない』に関連している言葉使いとして『〜でも〜』を使わないようにするだけで、子供たちへの指導がガラッと変わります。

今回、あえて『肯定する』という言葉ではなく『否定しない』という言葉を使っているのは、『肯定する』の場合

「今のドリブルすごいじゃん!でも・・・」

というようにせっかく肯定しても『でも』を入れることでコーチの考えを最終的には植えつけてしまう結果になります。

結局、コーチの考えを飛び越えないプレーヤーにしかなりません。

特に育成の年代においてはコーチの考えを飛び越えていけるような選手になるように指導していきたいですね。

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『バスケットボール指導心得』否定しない③:バスケットボールの指導での活かし方

では前述のようなことをバスケットボールの指導に活かすにはどうしたらいいか。

『指導者の意図をメニューのルールに組み込む』事が大切になってきます。

例えば『ワンアームの距離でディフェンスをすることを徹底させたい』がチームとしての課題だとします。その際に1対1や2対2の練習の中で、ディフェンスがワンアームの距離で守る事で優位に立てるためのルール付け、いわゆる『仕掛け』をつけます。

上記の意識付けをさせる上で有効そう(現時点で思いつくものなので、もっとあるかもしれませんが)なものでいくつかルールを出してみると

・タグラグビーのタグを取ったら勝ち。
→オフェンスもピボットやボールを切る動きで守る動きが習慣化されそう

・ディフェンス中に8秒間オフェンスを触り続けたら勝ち。
→オフェンスも短い時間で攻めようとしそう

などと、どのようなルールを付けると徹底したいことをポジティブな理由に変えて行うことができるかを考えながらルールを追加していくと、子供たちがバスケットボールの練習の中でどんどんトライする形でチームの意識付けを浸透させる事ができるようになっていきます。

これはフットワークや、走力向上などのフィジカルメニューにも変換しておこなうことができるので、この記事を読んでいる指導者の皆さんもぜひ使っていって、様々なメニューに応用できるようになってください。

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『バスケットボール指導心得』否定しない~まとめ~

いかがでしたか?

●『バスケットボール指導心得』否定しない①:コーチはアイデアを提案するインストラクター

●『バスケットボール指導心得』否定しない②:気をつけるべき言葉使い「〜でも〜」

●『バスケットボール指導心得』否定しない③:バスケットボールの指導での活かすために〜ルールを追加する〜

今回は『バスケットボールの指導心得』否定しないことについて紹介しました。

バスケットボールの内容で書いていますが、他の競技にも変換して使う事ができます。競技のコーチや学校の先生も参考にしてもらえると嬉しいです。

記事に関してご意見ご感想がありましたらこちらまでお待ちしています!様々な人と意見交換をしていきたいです。

次回の記事もお楽しみにしていてください!

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