【NBAニュース】ケビンラブがキャブスとバイアウトしてヒートと契約へ

クリーブランド・キャバリアーズは2月18日（日本時間19日）、ケビン・ラブと契約をバイアウトすることで合意したと発表しました。その後、ケビン・ラブが新天地として選んだのはマイアミ・ヒートとなりました。

2014年8月23日（同24日）にトレードされ、今季がキャバリアーズで9シーズン目だったラブは、球団史上12位となる489試合に出場（先発380試合）し、平均28.5分間のプレイで15.7得点、9.2リバウンド、2.2アシストを記録しています。3ポイントショット成功（1096）が球団2位、ディフェンシブリバウンド（3720）が同3位、リバウンド（4493）が同6位、得点（7663）が同9位の数字となっています。

ラブはプレイオフで球団史上6位となる63試合に出場し（先発62試合）、平均31.1分間のプレイで15.3得点、9.7リバウンド、3P成功率40.4％を記録しています。また2016年の優勝メンバーでもあるラブは今季、41試合に出場（先発3試合）しており平均20.0分間のプレイで8.5得点、6.8リバウンドをマークしています。

キャバリアーズのバスケットボール運営部代表を務めるコビー・アルトマンは、「忘れられないコート上の瞬間、4回のNBAファイナル進出、2016年の優勝を含め、ケビン・ラブはキャバリアーズで見事な走りを見せてきてくれました」と述べています。

「9シーズンでケビンは最高級の魅力とプロ意識で球団とクリーブランドの街を代表してきました。球団が選手に望むすべてを体現する選手でもあります。我々は彼を称賛し、彼に感謝しており、いずれロケット・モーゲージ・フィールドハウスに彼のジャージーが掲げられることでしょう。これまでのインパクトをケビンに感謝し、今後の幸運を祈っています。キャバリアーズのファンとこの球団の心には永遠に彼の居場所があるでしょう」と話しています。

2008年のNBAドラフトでメンフィス・グリズリーズに全体5位で指名されたラブは、ミネソタ・ティンバーウルブズとキャバリアーズでの15年で通算853試合に出場（先発662試合）し、平均30.4分間のプレイで17.2得点、10.5リバウンド、2.3アシスト、3P成功率37.2％を記録しています。

またオールスター選出5回（2011年、12年、14年、17年、18年）のラブは、2012年と14年にオールNBAセカンドチームに選ばれれいます。さらにリバウンド王となった2011年に年間最優秀躍進選手賞を受賞しており、2009年にはオールルーキー・セカンドチームに選出されています。

ラブはレブロン・ジェームズ、ダーク・ノビツキー、ジェイソン・キッドとともに、NBAの歴史で通算1万4000得点＆8000リバウンド＆1500アシスト＆3P成功1500本を達成した4人のひとりとなっています。

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【ケビン・ラブのプロフィール】

NBA Rumors: This Heat-Cavaliers Trade Sends Kevin Love To Miami

本名：ケビン・ラブ ( Kevin Love)

【誕生日】1988年9月7日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】208cm
【体重】118kg
【所属】マイアミ・ヒート
【背番号】0番
【ポジション】PF/C

サンフランシスコで生まれオレゴン州で育ったケビン・ラブは、高校二年目のシーズンにはオレゴン州の最優秀プレイやーとなり注目を集めた。また翌年にはオレゴン州の州チャンピオンとなり、自身もEA Sports、パレード誌選出のオールアメリカ1stチームにも選ばれました。

最終学年時でも州大会の優勝はもちろんのこと、全米から注目される選手となり、大学はUCLAに進学しました。

その際UCLAのスター選手であったウォルト・ハザードの許可を得て、1996年にUCLAの永久欠番となっていた42番でプレーするなど周囲からの期待もとても大きかったです。

それに答えたラブは1年生としては史上2人目となるPac-10の年間最優秀選手にも選ばれ、一年生ながらにして強豪校のUCLAの大黒柱として活躍しました。その際オクラホマシティ・サンダーでプレイしていたラッセル・ウエストブルックと一緒のタイミングであった、2008年にNBAにアーリーエントリーを行い1年生後にはNBAに入る決断をしました。

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