複数の報道によると、ユタ・ジャズがルディ・ゲイやドラフト2巡目指名権と引き換えに、アトランタ・ホークスとのトレードでジョン・コリンズを獲得することで合意したと発表がありました。
ホークス獲得
- ルディ・ゲイ
- 将来のドラフト2巡目指名権
ジャズ獲得
- ジョン・コリンズ
ジャズは昨年夏、ドノバン・ミッチェルをトレードしたクリーブランド・キャバリアーズとの取引の一環でラウリ・マルカネンを獲得しています。マルカネンは2022-2023シーズンのオールスターに選出される活躍を見せました。
新シーズンがNBAで7年目となるコリンズは2022-23シーズン、ホークスで平均30分間出場し、13.1得点、6.5リバウンド、1.2アシスト、1.0ブロックを記録しています。ただ、自己最多をマークした2019-20シーズンの平均21.6得点、10.1リバウンドからは数字が下がっています。
ジャズのフロントコートには、2022-23シーズンに平均25.6得点、8.6リバウンド、1.9アシストを記録したマルカネン、平均9.2得点、8.4リバウンド、2.3ブロックをマークした来季が2年目のウォーカー・ケスラーがいます。また、NBAドラフト2023では全体9位でテイラー・ヘンドリックスを指名しています。マルカネンは最優秀躍進選手賞を受賞し、平均ブロックでリーグ4位だったウォーカーはオルルーキー・ファーストチームに選出されています。
オフシーズンにミッチェルとルディ・ゴベアをトレードで放出したジャズだが、2022-23シーズンは開幕から10勝3敗で好発進し、シーズン途中まで勝率5割付近を記録しました。しかし、マイク・コンリーやジャレッド・バンダービルト、マリーク・ビーズリーを放出し、終盤戦でマルカネンが負傷したこともあり、プレイオフには進出できませんでした。
フロントコート陣の争いは激化しますが、チームの再建中のジャズからすると化学反応が見えて、且つチームトレード要因としても市場に優位に立てると考えると、今後の再建が楽しみになっています。
–
おすすめ記事 → 嘘か真か!シャックが変えた3つのバスケルールまとめ
おすすめ記事 → ステファン・カリーが最も人気の選手である3つの理由
–
–
【ジョン・コリンズのプロフィール】
本名:ジョン・コリンズ(John Collins)
【誕生日】1997年9月23日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】206cm
【体重】107kg
【所属】ユタ・ジャズ
【背番号】20番
【ポジション】PF
ジョン・コリンズはアメリカNavyの父親と、Air Forceに所属していた母親との間で生まれた子で、両親の仕事の兼ね合いで幼いころはトルコなどの諸外国にも住んでいた経験のある選手になります。高校はフロリダ州の高校に進学していて、高校卒業時にはフロリダ州では比較的名が知られたような選手でした。
大学はノースカロライナ州にあるウェイクフォレスト大学に進学し、1年時から全試合である31試合に出場しました。1年時にはそこまで目立ったプレイヤーにはなっていませんでしたが、2年時には平均得点19.2得点を記録するなど躍進を見せ、トーナメント内のMIPとファーストチームに選出されました。
さらに詳しくジョンコリンズについて知りたい人はこちらをご確認ください。
Leave a Reply