
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、ラッセル・ウェストブルックがロサンゼルス・クリッパーズと契約する計画と報道がありました。
ウェストブルックはトレードデッドライン(トレード期限)の2月9日(日本時間10日)、ロサンゼルス・レイカーズからユタ・ジャズにトレードされ、その後ジャズと契約のバイアウト交渉をまとめているところと報じられており、完了すればウェストブルックはフリーエージェントとなります。
2008年のドラフトでオクラホマシティ・サンダーに指名され、11シーズンを過ごした現在32歳のウェストブルックは、4年で4チーム目となります。2019年にヒューストン・ロケッツにトレードされ、昨季はウィザーズにトレードされており、2021-22年シーズンはロスアンゼルス・レイカーズと優勝を目指してチームを転々としていました。
今季のウェストブルックはレイカーズで52試合に出場し、平均15.9得点、7.5アシスト、6.2リバウンドを記録しておりシックスマンとして役割を果たしておりましたが、本来のビックスリーによる化学反応を起こすことが出来ていない状況となっていました。
クリッパーズではカワイ・レナードやポール・ジョージとチームメイトとなり、ウェストブルックはオクラホマシティ・サンダー時代の2シーズンでジョージとプレイしたメンバーとのリユニオンとなります。
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【ラッセル・ウエストブルックのプロフィール】
本名:ラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)
【誕生日】1974年2月7日
【出身地】カナダ
【身長】191cm
【体重】91kg
【所属】ロスアンゼルス・クリッパーズ
【背番号】0番
【ポジション】ポイントガード
- MVP : 2017
- 2×得点王 : 2015, 2017
- 2×アシスト王:2018, 2019
- オールNBAチーム
- 2×1stチーム : 2016, 2017
- 5×2ndチーム : 2011-2013, 2015, 2018
- 3rdチーム : 2019
- 8×NBAオールスターゲーム出場 2011-2013, 2015-2019
- 2×NBAオールスターゲームMVP 2015, 2016
- NBAオールルーキーチーム :1stチーム : 2009
UCLAに在学後、チームメイトのケビン・ラブと共に2008年にアーリーエントリーでNBA入りをしました。2008年からオクラホマシティ・サンダーでプレイをし、昨年シーズンにはトリプルダブルのNBA記録を樹立し、シーズンMVPにも輝いた注目の選手です。
またプライベートでは奇抜なファッションがメディアで取り上げられるなど、オフコートでも話題になる選手です。座右の銘は「Why not?(なぜやらない?)」で、ソーシャルメディアなどでもたびたび使用されています。
この名言の背景には、友人との友情があると言われています。高校時代、彼にはケルセイ・バス・3世という親友がおり、身長198cmにもなる彼は全米から注目される選手でした。逆に当時のウェストブルックは身長175cmしかなく、バスには多くの大学から奨学金のオファーがあったのに対し、ウェストブルックには小さな規模の大学から数えるほどしかオファーをもらえませんでした。
二人はそれぞれのために、同じ大学ではプレイしないそれぞれの道を進もう、と約束していたといいます。しかし、親友は突然の心臓発作でバスが亡くなると、元々ハードワーカーであったウェストブルックは、目の色を変えたかの様にバスケットボールに打ち込むようになったといいます。
彼は、「人生がどれだけ儚いものか」ということを痛感し、自らに出来ることを、常に最大限の力で打ち込むようになりました。この時できた考えが、「WHY NOT?」です。ウエストブルックは、「俺は全ての物事に対して常に「Why not?」という考え方で生きている。これが俺の考え方だ。」そう話しています。
こちらラッセル・ウエストブルックについてさらに知りたい人は、こちらを併せてご確認ください!
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