フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードが今週、左ひざの外側半月板の手術を受けることが分かったと『AP』などが報じています。エンビードは1月30日(日本時間31日)のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で負傷し、報道によると、MRI検査の結果で負傷が判明、76ersはエンビードの離脱期間を明かしていません。
今季、エンビードはすでに14試合を欠場しており、今シーズンからの新労使協定でレギュラーシーズン65試合出場がMVPやオールNBAチーム選出の条件と定められているため、エンビードは2年連続のMVP受賞の可能性がなくなる見込となっています。
エンビードは2023-2024シーズンの34試合に出場し、リーグトップの平均35.3得点をはじめ、11.3リバウンド、5.7アシストを記録しています。1月22日(同23日)のサンアントニオ・スパーズ戦では、球団記録となる70得点や18リバウンドをマークし、133-124での76ers勝利に貢献するなど2年連続のMVP候補として活躍していました。
76ersは30勝18敗でイースタン・カンファレンスの5位につけていて、今季、エンビードが不在だった試合で、チームは4勝10敗という成績となっています。
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【2023年NBA最優秀選手賞(MVP賞):ジョエル・エンビード】
本名:ジョエル・エンビード(Joel Embiid)
【誕生日】1994年3月16日
【出身地】カメルーン
【身長】219cm
【体重】113kg
【所属】フィラデルフィア・76ers
【背番号】21番
【ポジション】センター
- NBAシーズンMVP (2023)
- 6× NBAオールスター (2018-2023)
- 4× オールNBAセカンドチーム (2018, 2019, 2021, 2022)
- 3× NBAオールディフェンシブセカンドチーム (2018, 2019, 2021)
- 2× NBA得点王 (2022, 2023)
- NBAオールルーキーファーストチーム (2017)
- Big12オールセカンドチーム (2014)
- Big12最優秀守備選手賞 (2014)
- Big12オールディフェンシブチーム (2014)
- Big12オールルーキーチーム (2014)
まずはジョエルエンビードのプロフィールから紹介していきます。
ジョエル・エンビードはカメルーン出身となっています。両親がバレーボール選手だったこともあり、元々はバレーボールを行っていました。
しかし、ジョエルエンビード本人はアキームオラジュワンに憧れを抱き、バスケットボールに興味がありました。すると、幸運なことにカメルーンで、現ヒューストン・ロケッツのルック・バ・ア・ムーティのクリニックに参加。
そこで感激を受けたジョエルエンビードはNBAを目指す決意をしました。そしてアメリカの名門カンザス大学に進学を果たしました。
1年生の頃から頭角を現したジョエルエンビードは、スタメンで起用され、全米にその名を轟かせていきました。最優秀守備選手賞やオールディフェンシブチームに選出されるなどの成績を残しました。
1年間カンザス大学でプレーし、NBAへのアーリーエントリーの道を選択しました。見事、フィラデルフィア・76ersに全体3位指名で入団しNBA入りを果たしました。
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