「いってぇ!!」
と、足首をグキッと捻挫してしまうことは、バスケをしているとよくあることです。
しかし、その捻挫を放置していると、それがやがてクセとなり、いつも足首が痛い状態のままプレーをしなければならなくなります。
それでは、せっかく一生懸命練習をしてもパフォーマンスが落ちる一方です。
そこで、足首を捻挫した時に、どういうことをして対処をするかの方法をまとめました。
足首の捻挫に困っている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
Contents
【足首の捻挫の対処法〜治療編〜】
足首を捻挫したら、まず治療をすることが大事です。
なぜなら、治療をすることによって足首の捻挫の治りが早くなるからです。
ということで、その治療の仕方について説明しますね。
『足首の捻挫の対処法1:即アイシング』
足首を捻挫したら、即アイシングしましょう。
すぐアイシングです。
ソッコーでアイシングです。
必ずやってください。
アイシングとは、読んで字のごとく、捻挫した部分を冷やす治療です。
なぜやるのかというと、炎症を防ぐためです。
捻挫による炎症は、毛細血管がブチブチっとたくさん切れているために、内出血が起きて大きく腫れ上がります。
なので、そこをアイシングすることで内出血を抑え、腫れないようにします。
腫れが小さくなれば、その分治りが早くなります。
結果、早くバスケに復帰できるのです。
やり方は、簡単です。
バケツに氷水を入れ、キンキンに冷えた状態で足首を突っ込むのです。
めちゃくちゃ冷たいですが、頑張って耐えてください。笑
3〜5分ぐらいすると、足首が冷たさになれて感じなくなってきます。
ただ、全身の体温が下がって寒くなるかもしれないので、必ず厚着はしましょう。
もしそれが無理なら、ポリ袋か氷のうに氷を詰め、タオルやラップなどを使って捻挫した部分に当てて固定しましょう。
そのどちらかの方法を使って、とにかく20分冷やしてください。
そして20分経ったら一旦冷やすのをやめ、1時間休憩します。
その1時間が経ったら、また冷やします。
これを繰り返すことで、捻挫の腫れ具合はまったく変わってきます。
あっ、ちなみに湯船もダメですからね!
冷やすのと真逆のことをやって、腫れが大きくなって捻挫が悪化しちゃいますから。
『足首の捻挫対処法2:圧迫する』
アイシングが終わったら、捻挫した足首を圧迫しましょう。
やり方は非常に簡単で、包帯かテーピングでぐるぐる巻きにするのです。
↓こういう、圧迫用の包帯もあります。
また、余裕があれば、ちょっと足首圧迫パッドがあるので購入しましょう。
↓それを買うと、こういうのが作れます。
そしてそれを↓のように当てて、
その上から包帯でぐるぐる巻きます。
そうすると、より足首の捻挫の腫れを、怪我していないところに逃がすことができるので、足首の痛さがかなり軽減されます。
ただ、注意点として夜寝るときは外してください。
圧迫の痛さで「うぎゃー!」と叫びながら目を覚ますことになりかねません。笑
ちなみに筆者はこれをやってしまって、マジでテンパりました(^_^;)
圧迫、地味ですがやってみてください。
『足首の捻挫対処法3:捻挫後3日間は安静』
捻挫してから3日間は、とにかく安静にしてください。
絶対ですよ?
すぐバスケしちゃダメですからね?
理由は、捻挫をしてから3日間は腫れが大きくなり続ける可能性が高いからです。
まだ怪我をしたばかりで、まだ切れた毛細血管も再生していないため怪我がどんどん悪化する期間です。
その時に無理に動いてしまうと、腫れがひどくなり治りが遅くなります。
だから、ちゃんと安静にしましょう。
とかは、基本やっちゃダメですからね。
また、足首の痛みがひどい場合は、ガッチリめのサポーターを購入するのもありだと思います(^^)
大事なことは、足首の捻挫した部分に負荷をかけないことです。
【足首の捻挫の対処法〜リハビリ編〜】
足首の捻挫が良くなってきたからといって、いきなりハードにバスケをしてはなりません。
無理に復帰をして捻挫してしまったら、元も子もありませんからね(^_^;)
なので、足首を捻挫してから適切な処置をしてから3日以上経ったら、復帰に向けてリハビリをしていきましょう。
『足首の捻挫後リハビリ方法1:チューブトレーニング』
足首の捻挫がよくなってきたら、チューブトレーニングをしていきます。
チューブトレーニングの目的は、足首まわりの筋肉を強化することで、捻挫グセを予防するためです。
足首を捻挫してしまうと、その捻挫の部分に付随する筋肉が使えなくなってしまい、筋力が落ちてしまいます。
足首の筋力が落ちると、捻挫しそうな場面になった時に堪えることができなくなり、また捻挫してしまう危険性が上がってしまうのです。
だから、足首まわりの筋肉を鍛えるのはとても大切なんですよね。
やり方はそんな難しくありません(チューブを購入する必要はありますが…)。
足首にチューブを引っかけ、写真のように4方向に向けて動かすのです。
まず、上方向がこちら。
次に、下方向。
続いて、外側。
最後に内側。
この4方向を、それぞれ10回2セットやりましょう。
これで足首の捻挫グセは予防できますので、安心してバスケをプレーできるようになります。
『足首の捻挫後リハビリ方法2:サポーターを徐々に軽くする』
最後に紹介する足首の捻挫対処法が、サポーターを徐々に軽くすることです。
これは、テーピングでも同じです。
理由としては、いつまでもサポーターやテーピングに頼り続けてしまうと、その保護された状態に最適化された足首になってしまうからです。
あえてトゲのある言い方をすると、軟弱な足首になってしまうということなんですよね。
だから、若干の恐怖心はあるかもしれませんが、少しずつテーピングやサポーターの拘束力を緩めていきましょう。
これは本人の感覚次第ではありますが、サポーターやテーピングに依存しない体づくりをした方が、バスケのパフォーマンスも財布の面でも良いはずです。
ぜひ、意識してチャレンジしていってください。
足首の捻挫対処法まとめ
いかがだったでしょうか?
バスケは対人スポーツなため、様々な怪我のリスクがあります。
なので、一流のバスケ選手になるためには、いかに怪我と上手に付き合うかもとても重要になってきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
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