これまで、HOOPS-JAPANでバスケのポジションについて様々な解説をしてきています。
今まで取り上げた記事をざっと挙げますと
バスケではポジションごとに向いている性格があるのか?分析してみた!
などなどがありますので、ご興味のある記事がありましたらぜひご覧になってくださいね( ´ ▽ ` )ノ
さてさて、バスケのポジションについてだんだん詳しくなってくると、今度はこんな疑問が湧いてくるのではないでしょうか?
「自分のポジションって、どの場所にいればいいの?」
つまり、バスケの各ポジションの“位置”はどこなのか?という疑問ですね。
実はこの疑問を持つことって、バスケが上手くなる上で非常に重要なことです。
ポジションの位置どりの良し悪し1つで、1試合全体を通して、チームのトータル得点数が20点分ぐらい変わってきます。
それぐらいそれぞれのポジションの位置をしっかりと理解しておくことってとても大切なんですよね。
というわけで今回は、バスケにおける各ポジションの位置について解説したいと思います( ´ ▽ ` )ノ
Contents
4アウト1インのスタート位置はココ!
4アウト1インとは、上記画像のように、5番(センター)以外のポジションは全て3Pラインの外側に位置する形のことを言います。
1番(ポイントガード)と4番(パワーフォワード)の位置を、トップポジションと言います。
そして2番(シューティングガード)や3番(スモールフォワード)の位置を、ウィングポジションと言います。
そして5番の位置を、インサイド、もしくはローポストと言います。
上記の図をご覧になった時、バスケに詳しい方なら、もしかしたらこんな疑問を持ったかもしれません。
「あれっ!?トップポジションは2番じゃなくて4番なの!?」と。
鋭いご指摘ですね。
結論を言うと、1番と逆側のトップポジションは、2番でも4番でもどっちでも構いません。
ただ、相手がシュートを決めた後のボール出しはインサイドの役割であることが多いので、1番がボールを運び終えた時に、4番もトップポジションにいる形を取った方が、バスケの流れとしては自然ですよね。
それにこの形をベースとすれば、2番や3番は速攻を狙うこともできる位置どりでもあるため、4アウト1インの場合は2番や3番がウィングの位置にいた方が合理的なんですよね。
といったことから、上記画像の位置になるのです。
では、ちょっとだけ4アウト1インの、この後の展開について見ていきましょう。
4アウト1インの展開①:ピック&ロール
まず1つ目にあげる、4アウト1インの展開の作り方は、「ピック&ロール」です。
4アウト1インの形からピック&ロールを始める利点は、中が大きく空いている点です。
4アウトなので、オフェンスの選手のほとんどがアウトサイドにいるため、ペイントエリアにディフェンスがいづらい状況が生まれます。
そのため、スクリーンをもらったポイントガードの選手は、そのままレイアップに持ち込むことができるのです。
仮にヘルプに寄ってきたとしたら、ウィングのどちらかのマークマンが来ることになるため、2番、3番の選手が3Pシュートを狙うことができます。
ですから、4アウト1インの時は、高い位置での1番と5番のピック&ロールが有効なのです。
4アウト1インの展開②:ダウンスクリーン
続いて2つ目にあげる4アウト1インの展開の作り方は、「ダウンスクリーン」です。
ダウンスクリーンとは、ダウン(下に移動)してかけるスクリーンのことです。
上記の図を見ていただくと分かるように、4番が2番の位置まで下がって、スクリーンをかけています。
そうすると2番は、自分に付いているディフェンスを引き剥がして、3Pシュートを打つ機会を狙うことができます。
このように、4アウト1インであれば、ボールのないオフボール・サイドで2対2のスクリーンプレーを作ることができるんですね。
常にオフボール・サイドでのスクリーンプレーは狙い続けましょう。
それがボールマンにヘルプを寄せさせないということに繋がり、最終的に得点に繋がっていきますから。
まとめ
いかがでしたか?
バスケのポジションの位置というのは、かなり奥が深いのです。
ですからついつい、熱が入って色々と解説をしてしまいます^^;
次回は、3アウト2インについて解説していきますね!
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