【NBAニュース】ザック・ラビーンがブルズからの移籍の噂が

『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は11月14日(日本時間15日)、「トレード模索に関して球団と選手の前向きな姿勢が強まっている」と報じました。ダーネル・メイベリー記者も、「今週、リーグの情報筋から、1か月でブルズのロスターは同じでなくなると聞いた。変更が近い」と伝えています。

2023-24年シーズンが始まってからチームは勝てておらず、チームには再建ムードが漂っています。ラビーンはオールスター選出2回のスターではあるものの、なかなかチームを勝たせることが出来ておらず、今季は特に調子を落としています。1試合平均21.9得点、4.4リバウンド、3.0アシストを記録しているが、フィールドゴール成功率は40.9%、3ポイントショット成功率は30.9%にとどまっています。

ラビーンは5年総額2億1500万ドル(約324億6500万円/1ドル=151円換算)の契約の2年目であり、サラリー面での調整を難しくさせている部分があるが、ブルズが求める条件や、それに近い条件を満たすことができる可能性のあるチームは多い状況です。

そんなザック・ラッビーン移籍先として挙がっているチームを紹介します。以下はThe Sporting Newsの転用です。https://www.sportingnews.com/jp/nba/news/zach-lavine-trade-destinations-lakers-sixers-heat-raptors/30ba614f0a88c57324705b8e

Contents

ザック・ラビーンのトレード先候補

フィラデルフィア・76ers

候補となる理由

76ersにはスター選手の獲得に動くだけの資産がある。最高級の選手をあとひとり加えるだけで、ボストン・セルティックスを上回る優勝候補となり得るだろう。市場に出てくる中でラビーンは最高の選手かもしれない。

ラビーンは76ersで完璧にフィットしない。ジョエル・エンビードとタイリース・マクシーに並べるには、攻守両面に秀でたウィングのほうが良いだろう。だが、ダリル・モーリーは常に獲得可能性のあるタレントを狙い、フィットに関する心配は後回しにしてきた。

可能性のあるトレード案

トバイアス・ハリスの3920万ドル(約59億1920万円)というサラリーは、ラビーンの4000万ドル(約60億4000万円)とほぼ完ぺきに見合う。ハリスとドラフト1巡目指名権2つで、ブルズにとっては素晴らしい条件となるはずだ。

76ersはハリスの代わりに、契約満了となるマーカス・モリス、ニコラ・バトゥーム、ロバート・コビントンをまとめることもあり得る。その場合は、12月30日(同31日)までトレード完了を待たなければならないだろう。

ロサンゼルス・レイカーズ

候補となる理由

レイカーズはレブロン・ジェームズに並べるサポート選手を強く必要としている。今季のジェームズは1試合平均の出場が35分間で、攻撃における負担が大きすぎる。

オースティン・リーブスは昨季のウェスタン・カンファレンス・ファイナル進出からFIBAバスケットボールワールドカップ2023にも出場して疲れているようだ。ディアンジェロ・ラッセルはショットセレクションに苦しんでいる。ゲイブ・ビンセントは出場できていない。八村塁は良いプレイをしているが、負傷でいくつかの試合を欠場した。

レイカーズはラビーンがもたらす得点力で、リーグ25位の攻撃を活性化させられるはずだ。そしてラビーンの守備の問題は、アンソニー・デイビスのようなリムプロテクターの存在で軽減できるかもしれない。ラビーンはUCLA出身であり、トレードが実現すればロサンゼルスに戻るかたちだ。

可能性のあるトレード案

レイカーズは2029年か2030年のドラフト1巡目指名権をトレードに使える。ラビーンのサラリーに近づけるには、ラッセルと八村の双方を含めなければいけないだろう。両選手とも契約の制限で1月15日(同16日)までは移籍できない。

ラッセル、八村、リーブス、2029年ドラフト1巡目指名権と引き換えに、ラビーンとアンドレ・ドラモンド、ジュリアン・フィリップスを獲得するのが、レイカーズにとってベストの条件となり得る。

インディアナ・ペイサーズ

候補となる理由

ペイサーズは過去最高の攻撃を構築できた。ラビーンを加えてさらに強力にしようとしてもおかしくない。

ミネソタ・ティンバーウルブズでリッキー・リビオとプレイしたキャリア初期以降、ラビーンにはタイリース・ハリバートンのようなポイントガードがいなかった。すべてを自分でやるより、お膳立てしてくれる選手がいれば、ラビーンはさらなるレベルアップを果たせるかもしれない。

ペイサーズはフリーエージェントでスター選手を惹きつけることができなかった。そのため、ラビーンのような選手をトレードで獲得することが、ハリバートンと組ませる最高級の選手を手にするための最善策となる。

可能性のあるトレード案

ペイサーズは元来のドラフト1巡目指名権がすべてあり、さらに2024年の1巡目指名権もトレードできる。

ブルース・ブラウンとバディー・ヒールドで、ラビーンのサラリーと合わせることができるだろう。ただ、ブラウンは12月15日(同16日)までトレードできない。2選手と1巡目指名権2つで、ブルズにとっては良い条件となるだろう。

トロント・ラプターズ

候補となる理由

ラプターズは守備がトップ10のレベルだが、攻撃がリーグ27位だ。得点力の面で助けを必要としている。

スコッティ・バーンズは明らかに飛躍を遂げており、そのスキルはパスカル・シアカムとややかぶっている。ラビーンが加われば、バーンズのためにもっとフロアを広げることが可能な異なるタイプのスコアラーとなるだろう。

ブルズにとって大きく理にかなうトレードではないだろうが、再建を望まない考え方にはフィットするだろう。メンバーを入れ替えることで、チームのケミストリーが良くなるかもしれない。

可能性のあるトレード案

シアカムとラビーンのサラリーはほぼ完ぺきにマッチする。お互いを直接トレードするかもしれない。

シアカムは契約が満了となるので、このトレードを実現させるには、シアカムがブルズでの長期契約を望むという、ある程度の確証がブルズに必要だろう。

マイアミ・ヒート

候補となる理由

ヒートは攻撃がリーグ24位で、ジミー・バトラーに助けが必要だ。すでにデイミアン・リラードの獲得を目指したトレード案があり、それをラビーンのために修正できる。

ラビーンの守備の欠点は、ヒートならうまくカバーできるだろう。ラビーンはハードワークする選手で、ヒートの文化に合うはずだ。そしてバトラーに次ぐ役割を担うことは明らかだろう。終盤の重要な局面における判断力の問題もあまり目立たなくなるかもしれない。

可能性のあるトレード案

ダンカン・ロビンソンとタイラー・ヒーローでは、ラビーンのサラリーを上回る。合わせるために、ブルズがジェボン・カーターを含めるかもしれない。カーターは12月15日(同16日)までトレード制限がある。

また、ヒートは2028年と2030年のドラフト指名権2つをトレードするかもしれない。

ゴールデンステイト・ウォリアーズ

候補となる理由

信じられないことだが、ウォリアーズは開幕から11試合、ステフィン・カリーのほかに21得点超をあげる選手がいなかった。クレイ・トンプソンとアンドリュー・ウィギンズの低調で、カリーの助けとなる選手を必要としている。

可能性のあるトレード案

トンプソンは契約満了を迎える。延長契約の締結で合意に近づいていない。ウォリアーズがトンプソンに対する信頼を失ったのなら、カリーがトップ5でいる最後の数年のひとつを無駄にすることはできない。

ラビーンとドラモンドでトンプソンとトレードされる可能性がある。ウォリアーズは必要としていたサイズも手に入れられるだろう。2028年のドラフト1巡目指名権を使え、2024年のポートランド・トレイルブレイザーズへの指名権の保護条件を修正し、2026年の指名権を加えることもできる。

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【ザック・ラヴィーンのプロフィール】

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本名:ザック・ラヴィーン(Zach LaVine)

【誕生日】1995年3月10日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】196cm
【体重】94kg
【所属】シカゴ・ブルズ
【背番号】8番
【ポジション】SG/PG

驚異的な跳躍力で試合中にも関わらず豪快なダンクシュートを放つことでも有名なのがザック・ラビーン選手です。

ブレイクでノーマークの際には、必ずと言ってよいほど観客を沸かせるダンクシュートを放ちます。

しかも、跳躍力に加えてアウトサイドシュートの正確性も兼ね備えているため、ミドルシュートや3Pシュートも放ってくる厄介なプレイヤーです。

現在のシカゴ・ブルズでは得点源として活躍しているため、いわばエースプレイヤーとも言える存在となっています。

今後も跳躍力やアウトサイドシュートにも磨きをかけ、観客を魅了し、チームを牽引し続ける存在となるのは間違いないでしょう。

さらに詳しくザック・ラビーンについて知りたい人はこちらをご確認ください。

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【シカゴ・ブルズ】

【reference=https://www.parkcityvacationrentals.com/event/jazz-vs-bulls-tickets-available/bulls/】

まずはシカゴ・ブルズのチームプロフィールです。

チーム名:シカゴ・ブルズ

【創設】1966年
【本拠地】イリノイ州シカゴ
【所属】イースタン・カンファレンス
【チームカラー】赤・黒・白

イリノイ州シカゴを本拠地として活動しているシカゴ・ブルズ。

チーム名の由来は、同じシカゴを拠点としているMLBとNFLのプロスポーツチームが獣をモチーフとしたチーム名であったため、現在の名前が使用されているそうです。

Chicago Bulls 2023-24 Offseason Preview

2023-24年のシカゴ・ブルズはFA戦線でロスター陣の強化を行い、ニコラ・ブーチェビッチやコビー・ホワイトなどの再契約を行いました。一方でパトリック・ビバリーは放出し、ロンゾ・ボールが今期もケガで全休が見込まれるなど、チーム状況は抜本的な改善が出来ていない状況となります。

ただメンバーとしては、ザック・ラビーンを絶対的エースとし、デマー・デローザンやニコラ・ブーチェビッチなどのベテラン選手もサポートが出来る状態にはなっています。今年こそプレイオフ進出と上位ラウンドへ切符を取りに行けるか気になります。

さらに詳しくザック・ラビーンについて知りたい人はこちらをご確認ください。

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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