先日、バスケの各ポジションの位置について解説した記事を公開しました。
今回はその続きになりますので、前回の記事を読んでいただくと、よりこの記事の内容をすんなり理解していただけるかなと思います( ´ ▽ ` )ノ
Contents
バスケの各ポジションには2種類の位置取りがある!
実は、バスケにおいて各ポジションの位置は明確にココ!と決まっているわけではありません。
チームによってポジションの位置は変わってくるので、絶対的な決まりやルールは存在しません。
ただ、色んなチームがある中でも、バスケのポジションの位置は大きく分けると2つあります。
その2つとは、
- 4アウト1イン
- 3アウト2イン
です。
この2つの形についてしっかりと理解を深めていけば、色んなチームでもすぐに溶け込んでプレーができるようになります。
というわけで、今回は3アウト2インを詳しく見ていきましょう。
バスケでの3アウト2インの基本ポジション
3アウト2インとは、上記画像のように4番と5番ポジションの選手が中にいる位置どりのことを言います。
この形からオフェンスを始めると、3Pラインの外側であるアウトサイドのスペースを広く取れるというメリットがあります。
ですから3アウト2インの場合は、外角からのシュートの精度が高いチームには非常に向いている形でもあるんですね。
3アウト2インのフォーメーションを2つ紹介
また、フォーメーションを変えればインサイドの強さを活かすこともできます。
というわけで、この形から各ポジションはどのように動けばいいのか、フォーメーションを2つ紹介していきますね。
3アウト2インのフォーメーション①:ハイ&ロウ
まず1つ目にあげる、3アウト2インの展開の作り方は、「ハイ&ロウ」です。
ハイ&ロウとは、ハイポスト(フリースローラインあたりのセミサークルのエリアのこと)と、ローポスト(ペイントエリア内のゴール下付近のこと)の2箇所で得点につなげるプレーを行う形のことを言います。
まず4番ポジションの選手がハイポストまで上がり、1番からパスを受けます。
その後、5番ポジションがインサイドで面を張って、パスを受け取る準備をします。
そこに4番がパスをし、ボールを入れることでゴール下でのシュートチャンスを作るのです。
非常にシンプルですが、4番のパスセンスが良ければ良いほど、いいプレーが生まれやすくなる強力なプレーです。
バスケの3アウト2インのフォーメーション②:シューターモーション
続いて2つ目にあげる3アウト2院の展開の作り方は、「シューターモーション」です。
この動きは、2番ポジションのシュートが得意な選手を活かすための動きの1つです。
まず①では、先ほどのハイ&ロウと同様に4番が1番からハイポストの位置でパスをもらいます。
パスを捌いたら、1番、2番、5番がそれぞれ図①の通りに1つずつ位置をズラしていきます。
ここまで動いたら、図②にうつります。
図②では、5番のインサイドでの得点と、2番の3Pシュートを両方狙います。
まず、5番が2番のスクリーンを使ってゴール下にカッティングします。
5番のカッティングが終わったら、今度は45度にいた1番の選手が2番のディフェンスにスクリーンをかけ、2番は1番のスクリーンを使って3Pシュートを狙います。
4番ポジションは、5番のインサイドカットと2番の3Pシュートの両方のチャンスを狙ってパスをさばくことが出来ます。
このように、同時に2箇所でチャンスを狙いに動くことは、ディフェンスからすると非常に守りづらくなるため、とても有効な動き方なんですね。
少し複雑ですが、この後の展開も生みやすい動き方ですので、ぜひチームで使ってみてくださいね。
バスケのフォーメーションは、NBAのスパーズを参考にしよう!
実は、これまで紹介してきた4アウト1インや、3アウト2インの動き方はスパーズがお手本のように上手なプレーを披露してくれています。
上記動画が、スパーズのスペーシングについてとても分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
オフェンスの各ポジションの位置は、バスケのレベルが上がれば上がるほど重要視されてくる概念です。
ですからこの話はとても奥が深く、まだまだ話したいことがたくさんあるんですよね^^;
とはいえ、いきなり全部話しても頭がこんがらがってしまうと思うので、まずはこの記事でご紹介した内容を、しっかりと実践できるようになってくれれば嬉しいです。
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