こんにちは。HOOPS JAPAN、coach”T”です!
今回は指導者必見の指導心得を紹介していきます!
ジャンルに囚われず、子供を成長させる方法やバスケットボールにおいてのものなど、この記事を読めばご自身の指導者哲学が深まっていく事間違いなしです。
今回も選手育成のための内容となっています。
前回の内容とリンクして、今回は子供たちを「楽しませる」ことの効果についてや、「楽しませる」ためにどのような手立てを打っていくか、といったことにフォーカスを当てて紹介をしていきたいと思います。
前回の記事をご覧になっていない方はこちらも読んでみてください。
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Contents
『バスケットボール指導心得』楽しませる①:インストラクターはエンターテイナーである
前回の記事で指導者は『インストラクター』であると言いましたが、「インストラクター」は「エンターテイナー」でなければお客さんが付きません。
ただ提案するだけでなく、お客様(チームの子供たち)が楽しめるように提案をしていくひ必要があります。
よく見かける指導者は子供たちに「楽しませてもらっている」人が多いです。ベンチでワーワー煽って挙句の果てに審判にもいちゃもんをつける。
子供たちの勝敗や成長がすべて「自分が育てた」という自負が見えてしまっている立ち居振る舞いの指導者の指導は勝てるチームを作っても強いチームを作れなかったり、将来的に大成しない選手が多いです。
練習そのものが子供たちにとって楽しいものになるように工夫をしていく必要があります。
そのため詰め込みすぎてしまうと疲れからいいアイデアが浮かばなかったり、やる気の低下、故障の原因にもなるので育成年代の練習頻度は週2~3くらいでいいのではないかと思います。
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『バスケットボール指導心得』楽しませる②:本気になる楽しさを知る練習作り
チームの全員がどの練習に対しても全力投球でイキイキと練習をしてくれる状態が指導者にとって至極の喜びではないでしょうか?
そのためには指導者の仕掛けや声掛けが非常に重要となってきます。声掛けの1つの手立てとしてDCM理論と言うものがあります。
これはチームの選手一人ひとりの性格をD(犬)C(猫)M(猿)にタイプ分けし、それぞれの特性に合わせて指導していくものです。
D…Dog
C…Cat
M…Monkey
このイヌ、ネコ、サルの3つの動物を選手たちにあてがっていきます。それぞれ下記のような特徴があります。
D…従順で指示には忠実に従おうとする。
C…感情派で気分屋。なにごとも自分のペースで好きなようにやりたがる。
M…理論派で考えて工夫してやっていく。納得しないとやらない。
Dタイプは誉めて伸びるタイプですが、Cタイプは誉めるにも叩くにも注意が必要になります。そういった性格のタイプをもとにどのように接していくのか、どのようにコントロールしていくのか考えていくと、子供たちの反応が見違えるように変わってきます。
また、練習メニューへの仕掛けとしてはメニューの多くを競争形式にしていくということも1つの手段でしょう。この時に勝ち数が多い子供を最後のスクリメージのスターティングメンバーにするというような約束をしておくと「負けたらバツゲーム」といったネガティブな動機にならなくていいと思います。
子供たちは良くも悪くも練習の姿勢が試合に出るものです。練習から勝ち負けにこだわる事ができるチームが試合で勝ちを意識できないチームになるはずありませんよね。
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『バスケットボール指導心得』楽しませる③:バスケットボールの指導に活かす工夫
バスケットボールを楽しませる指導を行うための工夫について紹介します。
ポイントは2つです。
①競争をちりばめる
②見ているだけの子供をなるべく作らない
①についてはバスケットボールにおける必要なファンダメンタルであるフットワークやドリブル、パスなどすべてのメニューを競争させることで負けないために全力でおこなうようにしていくことです。この指導をおこなっていくと「スピードでやれ!」「さぼるな!」といったネガティブなワードを練習中に口に出すことが劇的に減ります。そうすることで練習の雰囲気がよくなりますから、子供たちも自分の考えを発言したり、自分の思ったプレーを存分に表現してくれる環境を作ることができます。
②については待ち時間を減らす工夫をすることでフィジカル的な追い込みをかける事ができる一方、楽しんでおこなっているので筋肉もリラックス状態になり、安全かつ効果的な練習をおこなう事ができます。何より、見てるだけの時間って退屈で仕方ないですよね。
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『バスケットボール指導心得』楽しませる~まとめ~
いかがでしたか?
●『バスケットボール指導心得』楽しませる①:インストラクターはエンターテイナーである
●『バスケットボール指導心得』楽しませる②:本気になる楽しさを知る練習作り
●『バスケットボール指導心得』楽しませる③:バスケットボールの指導に活かす工夫
今回は『バスケットボールの指導心得』楽しませることについて紹介しました。
バスケットボールの内容で書いていますが、他の競技にも変換して使う事ができます。競技のコーチや学校の先生も参考にしてもらえると嬉しいです。
記事に関してご意見ご感想がありましたらこちらまでお待ちしています!様々な人と意見交換をしていきたいです。
次回の記事もお楽しみにしていてください!
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