皆さんは自分の中で試合前や、大切な時の前に定期的に行うことはありますか?
一流選手を思い出してみると、必ず同じことをする人が多くいると思います。
野球のイチロー選手やラグビーの五郎丸選手もその代表格だと思います。
いかに試合に自分の最高のパフォーマンス合わせていくのか、選手であればあれば誰しもが考えることだとは思います。
試合前の準備は選手によってまちまちです。ただ、先ほど挙げたイチロー選手をはじめ、必ず「ルーティン」が存在します。
今日はNBAのスター選手であるゴールデンステート・ウォリアーズのステファン・カリー選手の試合前の「ルーティン」を紹介します。
Contents
『そもそもルーティンとは?』
ルーティンとは、望ましい動作をするために行う習慣や行動のことを指します。
スポーツにおいては、試合でパフォーマンスを行う前に取り入れられることが多く、上記でも述べましたが一流アスリートは必ずといってよいほど行っているものになります。
ルーティンをするメリットは諸説ありますが、ルーティンを取り入れることによって、モチベーションアップにつながりミスが少なくなったり集中力が上がると言われています。
というのも例えば苦手なものなどを前にしたときや失敗をした時に、簡単な行動(ルーティン)を取り入れます。そうするとパニックになっていた頭が整理され平常心が戻ってきたりと気持ちのリセットにもつながります。そしてモチベーションアップの維持につなげることができます。
『そもそもステファン・カリー選手とは誰?』
さてルーティンの説明が終わったところで、今回ルーティンを紹介するステファン・カリー選手の紹介を挟みたいと思います。
本名:ステファン・カリー(Stephen Curry)
【誕生日】1988年3月14日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】192cm
【体重】86kg
【所属】ゴールデンステート・ウォリアーズ
【背番号】30番
【ポジション】PG
【ステファン・カリーの記録】
- NBAチャンピオン 2015,2017
- NBA得点王 2016
- NBAスティール王 2016
- オールNBAチーム2ndチーム 2014, 2017
- オールNBAチーム1stチーム 2015, 2016
- NBAオールスターゲーム出場 2014-2018
- NBAスリーポイント・シュートアウト優勝 2015
- NBAスキルチャレンジ優勝 2011
- NBAオールルーキーチーム1stチーム 2010
- フリースロー成功率1位 2011, 2015, 2016
- MVP: 2015,2016
- シーズン3P成功数:402(2015-2016シーズン)
- 連続試合3P成功:157(2014年11月13日 – 2016年11月3日)
- 1試合3P成功数:13(2016年11月7日)
- 1試合オーバータイム得点:17(2016年5月9日)
- プレーオフ連続試合3P成功:58(2013年4月20日 – )※継続中
- 1シーズンプレーオフ3P成功数:98(2015年)※クレイ・トンプソンとタイ記録
詳しくステファン・カリーについてまとめた記事があります。
良かったこちらも見てください!!
『試合前のルーティーン①:ドリブル』
さて、お待たせしました。ここからが、ステファン・カリーに学ぶ試合前のルーティンの内容です。
いかにある文章は、カリーを取材明日あるNBAの報道陣の記事からの抜粋です。NBAのレジェンドの一人であるアイバーソンに「ネクストレベル」と言わしめるドリブルスキルはまさにこう言ったルーティンのおかげだと言っても過言ではないと思います。試合前6種類にもなるドリブルを黙々と練習し、感覚を養います。
Number 30 begins with a simple two-ball dribble on either side①, then crosses them from right to left in front of his body②. He alternates bounces before dribbling it through his legs③. Curry begins his through-the-legs④ and around-the-back⑤ routine. Curry’s last dribbling routine, through the legs, behind the back and front and back⑥ before under-handing it back to his coach.
※太文字の単語が実際にステファン・カリーが行っているルーティンの動作名です。
『試合前のルーティーン②:シューティング1』
大柄の選手が集まるNBAではカリーの192センチは比較的小さい身長になります。だからこそブロックがされにくいシュートとして、フローターの練習が必要不可欠になります。これをフリースローラインくらいからと、サイドなど、場所を変えて3種類の練習を行います。
He starts with left-handed floaters from the elbow①. Every shot is worth remembering because he is sure to use it during the game. A dramatic windmill-like motion ensues where his arm circles over his shoulder at almost 180 degrees as he executes a series of lay-ups, before heading back to the elbow for one-dribble②, one-handed floaters③.
※太文字の単語が実際にステファン・カリーが行っているルーティンの動作名です。
『試合前のルーティーン③:シューティング2』
もともとカリーのお父さんはNBA選手でシューターだったということもあり、カリーのアップのルーティンでは3ポイントシュートの数がとても多いです。ドリブルからのステップバックや、レッグスルーからのスリーなど、試合でみるシュートのほとんどがこのルーティンに組み込まれていることが分かります。
Curry moves to the edge of the half-court logo midway through the warm-up. Also seen are catch-and-shoot threes①, curling from the corner to the 45 degree angle for shots②, stepbacks③, pull-ups④ and a shot from the left corner behind the backboard⑤.
※太文字の単語が実際にステファン・カリーが行っているルーティンの動作名です。
【まとめ】『ステファン・カリーに学ぶ!!試合前のルーティン3選』
いかかだったでしょうか?
ステファン・カリーのシュート力、ドリブル力には試合前のルーティンが大きくかかわっていたと分かっていただけると思います。
・そもそもルーティンとは?
・そもそもステファン・カリーとは誰?
・試合前のルーティーン1~ドリブル
・試合前のルーティーン2~シューティング1
・試合前のルーティーン3~シューティング2
一流選手ほど、当たり前のことを当たり前に確り行うという話をお聞きしますが、まさに実証された形になると思います。
皆さんもぜひ自分なりのルーティンを作って精神的にも肉体的にも万全にして試合に向かいましょう。
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