4月22日(日本時間23日)、NBAの選手会長であるオクラホマシティ・サンダーのクリス・ポールが、今後のNBAの2019-20年シーズンに関して現地メディアとの電話対談に応じました。
3月11日のNBA選手が新型コロナウイルスの陽性反応が出てシーズンが中断してから約6週間経ったこの時点で、クリス・ポールは自身の考えを以下のように伝えました。
「皆さんに知っていてほしいのは、『さぁ、2週間でシーズンを再開するぞ。じゃあ始めようか』と言われても、そうはならないということ。我々、選手会は、選手たちを以前よりもケガのリスクが高まる状況には置きたくない」と述べる反面ポールは、「我々は単純にプレーしたいんだ」という言葉も発しています。
「今後どうなっていくか誰も分からない状況にある。ウイルスが事実上、完全に支配しているからね。僕は今後についてできるだけ答えようとしたけれど、答えはないし、話すことができないんだ」と複雑な胸の内を語っています。
アダム・シルバー コミッショナーが今季の再開あるいは中止を決定するのは早くても今月末になるため、それまでポールをはじめとする選手たちは新型コロナウイルスに感染しないように努めることが求められてはいるものの、シーズン以外でもファンたちを盛り上げようと色々なことを企画しています。
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Contents
【NBA2019-20年シーズンの今後】
『ESPN』によると当初少なくとも30日間の中断とし、最短で4月中旬の再開予定と報じられていたが、新型肺炎の状況を踏まえてNBAのシーズン再開時期としては、6月中旬から下旬(無観客)といわれています。そして現在、8月まで試合を行うことができるアリーナを確保に各方面で動いているとの事です。
また、練習などに関してもチームの練習施設で選手が個人として練習することは可能としながらも、チームとしての練習は無期限で禁止とされております。
仮にシーズンが6月末から再開された場合、残りのシーズン日程とプレーオフの日程を加味すると、NBAファイナルが終了するのは8月頃の予定の為、もし「東京オリンピック2020」が当初のスケジュールどおりに開催となれば、NBA選手たちの参加は絶望的になるとも言われています。
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【NBA Gリーグはシーズン中止】
またNBAの下部リーグであるGリーグは今回の新型コロナウィルスを受け、日本時間16日になって、Gリーグは3月に予定されていたレギュラーシーズンの全試合、4月に行われる予定だったプレーオフをキャンセルし、今季を終了する見込みだと『ESPN』が報道しています。
NBAの全30チームのうち、デンバー・ナゲッツ、ポートランド・トレイルブレイザーズを除く28チームが傘下のGリーグチームを持っており、今季は日本人選手が2人プレーをしていました。
今回の『ESPN』の発表が放蕩なのだとするとメンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ渡邊雄太(メンフィス・ハッスル)、ダラス・マーベリックス傘下のテキサス・レジェンズで馬場雄大は、2019-20年シーズンを強制終了とされる可能性が高い状況になってしまいました。
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