
5月13日(日本時間14日)、NBAとウィルソン・スポーティング・グッズ社(以下ウィルソン)は、ウィルソンがNBA、WNBA、NBA Gリーグ、NBA 2Kリーグ、バスケットボール・アフリカ・リーグ(BAL)の公式ゲームボールとなる複数年のグローバルパートナーシップを結んだことを発表しました。
ウィルソンは現在NBA、WNBA、NBA Gリーグが使用しているボールと同じ材料、同じ8枚パネル構成、同じパフォーマンススペックで施策をしており、現在NBAで使用されている同じ革を材料に使用すると言われています。
現在NCAAトーナメントの公式試合球を提供しているウィルソンは、1946年から36シーズンにわたってNBA初の試合球としてNBAとパートナーシップを結んでいましたが、1983年からはスポルディングが公式球のパートナーとしてNBAのボールで使われていました。
リーグによってウィルソン製のボールの導入時期は異なっており、最初に使用されるのはNBAで、リーグ創設75周年となる来シーズンの2021-22シーズンから導入される予定です。WNBAでは2022シーズン、NBA Gリーグは2021-22シーズン、NBA 2Kリーグは2021シーズン、BALはリーグの初年度シーズンで使用されることが発表されています。
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【ウィルソンとはどんな会社?】

社名 | ウィルソン・スポーティング・グッズ・カンパニー |
本社所在地 | アメリカ合衆国シカゴ |
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設立 | 1913 |
業種 | スポーツ用具 |
事業内容 | フットウェア、スポーツウェア、アクセサリー |
純利益 | $930 million (2010) |
従業員数 | 1,600 |
所有者 | アメアスポーツコーポレーション |
主要子会社 | DeMarini Sports, Inc. |
ウィルソン・スポーティング・グッズ・カンパニーはイリノイ州シカゴに本社を置くスポーツ用具の会社で、1913年に精肉の際に出る皮やスジを再利用する形でスポーツ用品の製造を始めた経緯を持つ会社です。
1970年にペプシコーラで有名なペプシコに買収され、その後1989年からはフィンランド企業アメアスポーツの子会社となっている会社になります。
ウィルソンと言えば有名なのがテニスで、ロジャー・フェデラーやセリーナ・ウィリアムズ、日本人では錦織圭がウィルソンのラケットを使用しています。そのほかにもゴルフや、野球、アメフトなどでスポーツ用品を出しており、多くの日本人にも愛用されているメーカーです。
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