【NBAニュース】ジョン・ウォールがロケッツ退団か?

ロケッツでケガから復帰後、ケガに悩まされながらも40試合に出場し、1試合平均20.6得点6.9アシスト3.2リバウンドというスタッツを残したジョン・ウォールがロケッツ退団の意思をファンページアカウントに記載したとして話題になっています。

ロケッツのInstagramファンページアカウント「@clutchcitynation」は、フォロワーに向けて「ジョン・ウォールはトレードまたはバイアウト? それとも残留?」というアンケートを実施。すると、まさかのウォール本人がその質問に回答し、2択のうち「退団する」とリアクションをしました。

https://twitter.com/pranavsriraman/status/1393315602488496130

NBAデビュー後9シーズンを過ごしたワシントン・ウィザースから移籍したヒューストン・ロケッツのジョン・ウォールは“チームを勝たせることのできないポイントガード”というレッテルを張られてしまっており、今シーズンもロケッツの勝率数は72試合中17試合のみとなっており、ジョン・ウォールはチーム再建の期待と責任がある状態にはあります。

しかし、そんな中の本人の退団希望コメントとなっており、『The Athletic』のジョン・ホリンジャー記者はウォールが当初の予定より早くバイアウトされる可能性があることを示唆しています。残留とバイアウトを天秤にかけた際、後者のほうがロケッツにメリットがあると考えいると語っています。以下和訳。

「現在、FAになったジョン・ウォールが2年2000万ドル(約22億円)の契約を手に入れることができるでしょうか? 彼が健康上の問題を抱えていても、いくつかのチームで先発できるような選手であれば、それは適正価格であり、むしろ低いかもしれません。もしそうだとすれば、ヒューストンはウォールをあと1年酷使するために引き止めるよりも、バイアウト契約を受け入れるほうが理にかなっていると思いませんか?」

「この取り決めは、ブレイク・グリフィンとデトロイトのそれに似ています。ヒューストンは、向こう2年のキャップヒットを9200万ドルから少なくとも7200万ドル(約78億円)に引き下げることができ、(オーナーの)ティルマン・ファティータは、支払いを5シーズンに分割できることをうれしく思うはずです」

再建期に突入したロケッツとすれば、本来であればトレードでの等価交換に近いトレードがが理想的ではあるものの、ジョンウォールの怪我のリスクを考慮すると、不良債権になりかねないウォールの引き受け先を見つけるのは、難航が予想されます。一方で、再起を図るウォールはサラリーよりもFAになることを優先し、常勝軍団への移籍を希望しているのかもしれないので、実力はお墨付きな選手だけにロケッツとウォールの動向は、オフシーズンの注目トピックのひとつとなると考えられます。

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【ジョン・ウォールプロフィール】

John Wall on NBA Return: 'I Just Knew I Was Back' | SLAM

本名:ジョンウォール(John Wall)

【誕生日】1990年9月6日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】193cm
【体重】88kg
【所属】ヒューストン・ロケッツ
【背番号】1番
【ポジション】PG

ジョン・ウォール選手の生い立ちを見ていても、決して順風満帆というモノではありませんでした。ジョンウォールが9歳になるまで父親は強盗容疑で刑務所に入っていたのですが、出所まもなくしてガンで52歳で亡くなりました。姉妹を含めジョン・ウォールは母親が幾つもの仕事を掛け持ちしながらなんとか生計を立てていた家族出身のプレイヤーでした。

2009年にケンタッキー大学に入学し、チームの中心プレイヤーとして大学をNCAAトーナメント東地区の決勝戦までへ導く活躍をしました。1年生ながらも、1試合16アシスト1ターンオーバーなど、司令塔として活躍しました。1年を終えるとNBAへアーリーエントリーを行い、全体1巡でワシントン・ウィザースに指名されました。

更にジョン・ウォールについて知りたい人はこちらの記事もご確認ください。

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【2021年シーズン後移籍する可能性がある選手まとめ】

今年FA権が行使できる有名選手をピックアップします。中にはスーパースターの名も入ってきており、来期以降のシーズンを大きく左右する可能性を秘めています。さて、それでは実際にFAとなり移籍の可能性があるのは、どんな選手でしょうか?

こちらの記事にてご確認ください!

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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