【NBAニュース】ペリカンズとグリズリーズがヨナス・バランチュナスとブレッドソーらのトレードで合意

『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者ら現地メディアの複数社が、ニューオーリンズ・ペリカンズとメンフィス・グリズリーズがトレードで合意し、ペリカンズがスティーブン・アダムズとエリック・ブレッドソー、ドラフト指名権と引き換えに、ヨナス・バランチュナスと2021年ドラフト指名権を獲得すると報道されました。

このトレードでペリカンズは過去2年のドラフト1巡目指名選手である若いニキール・アレクサンダー・ウォーカーとカイラ・ルイスJr.が出場機会を増やすと見られており、またペリカンズはサラリーキャップで2000万ドル(約22億円)超のスペースを確保できる形となります。トレードされてきたバランチュナスは今季の年俸が1400万ドル(約15億4000万円)となり、ブレッドソーは1800万ドル(約19億8000万円)、アダムズは1700万ドル(約18億7000万円)の2人分よりも半額ほどになります。

バランチュナスは昨季、グリズリーズで62試合に出場し、自己最多の平均17.1得点、12.5リバウンドを記録しました。一方でアダムズは平均7.6得点、8.9リバウンドでした。

さらに『Yahoo Sports』のクリス・ヘインズ記者によると、ブレッドソーはグリズリーズにとどまることなく、次のチームへトレードされると言われており、今後の動きにも注目です。昨季、ブレッドソーはペリカンズで平均12.2得点、3.4リバウンド、3.8アシスト、FG成功率42.1%と2016-17シーズン以降で最も低い数字でした。

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Contents

【ヨナス・ヴァランチューナスのプロフィール】

Evaluating the Grizzlies-Pelicans trade featuring Jonas Valanciunas

本名:ヨナス・ヴァランチュナス(Jonas Valančiūnas)

【誕生日】1992年5月6日
【出身地】リトアニア
【身長】213cm
【体重】111kg
【所属】ニューオリンズ・ペリカンズ
【背番号】17番
【ポジション】C

  • NBAオールルーキーチーム 2ndチーム (2013)
  • LKLチャンピオン (2010)
  • LKLMVP (2012)
  • LKFカップチャンピオン (2010)
  • 3× LKLオールスターゲーム出場 (2010–2012)
  • 2× LKLオールスターゲームMVP (2011, 2012)
  • 3× リトアニア最優秀選手 (2011, 2012, 2014)
  • 2× FIBA最優秀若手選手賞 (2011, 2012)
  • オールユーロカップ1stチーム (2012)
  • ユーロカップライジングスター賞 (2012)

ヨナス・ヴァランチューナスは2008年の15歳の時にプロとしてリトアニアのBCパーラというチームでキャリアをスタートさせた選手で、その後2009年にはBCリエトゥヴォス・リータスというチームに移籍するも、BCパーラがBCリエトゥヴォス・リータスの下部組織だったため、BCリエトゥヴォス・リータスで実際にプレーを始めたのは2010-2012年シーズンとなりました。

その2010-12年シーズン中にヨナス・ヴァランチューナスは個人賞とチーム賞を総なめにする勢いで活躍し、2011年のNBAドラフトではNBAドラフトの上位候補としてスカウト陣からも注目される選手となっていました。

そして2011年のNBAドラフトで1巡目5位でトロント・ラプターズから指名されたヨナス・ヴァランチューナスはNBAデビューを果たしました。

さらに詳しく、ヨナスバランチュナスについて知りたい人は、こちらの記事もご確認ください!

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【エリック・ブレッドソーのプロフィール】

Eric Bledsoe could be on the move again after trade from Pelicans to  Grizzlies - News Break

本名:エリック・ブレッドソー(Eric Bledsoe)

【誕生日】1989年12月9日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】185cm
【体重】88kg
【所属】メンフィス・グリズリーズ
【背番号】5番
【ポジション】PG

エリック・ブレッドソーはアラバマ州出身の選手で、高校最終学年では小柄なPGでありながら、シーズンを通して平均20.3得点9.4リバウンド11.5アシストを記録しており、その年のリクルーターの成績でもPG部門で全米3位といわれるほどの実力者でした。

大学はケンタッキー大学に進学し、1年時から出場を果たしルーキーシーズンの平均で11.3得点3.1リバウンド2.9アシストを記録するなど、ケンタッキー大学黄金世代と言われていたの35勝3敗の基盤を作りました。得点面では20試合以上で二けた得点を記録しており、ジョン・ウォールと共にPGとSGのポジションを自由自在に変えてもいました。その後大学を1年プレイしただけでNBAにアーリーエントリーを行い、2010年のNBAドラフトで全体18位でオクラホマシティ・サンダーに指名されました。

さらに詳しくエリックブラッドソーについて知りたい人は、こちらの記事もご確認ください!

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【スティーブン・アダムスのプロフィール】

Steven Adams Stats, News, Bio | ESPN

本名:スティーブン・アダムス(Steven Adams)

【誕生日】1993年7月20日
【出身地】ニュージーランド
【身長】213cm
【体重】116kg
【所属】メンフィス・グリズリーズ
【背番号】12番
【ポジション】C

スティーブン・アダムスは2013年NBAドラフトで全体12位指名でNBA入りを果たしました。身長は213センチでセブンフッター選手で、ウィングスパンは225センチもあります。タイトルにも書いた通り、18人兄姉の末っ子としてニュージーランドで生まれ13歳でバスケットボールを始めました。

兄姉の9歳上の姉は、ニュージーランドの砲丸投げ選手で、オリンピックで2度の金メダル獲得を誇るなど身体能力に恵まれた家庭で生まれ、 バスケを始めて3年後の16歳の時には国内リーグのプロとしてデビューしました。

その後渡米してマサチューセッツ州の高校に通い、ピッツバーグ大学に進学しました。1年目となった大学生活では2012-13シーズンビッグイースト・カンファレンスのルーキーチームに選出されるなど活躍をし、2013年にNBAへアーリーエントリーを行いました。

さらに詳しくステーブンアダムスについて知りたい人は、こちらの記事もご確認ください!

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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