ロサンゼルス・レイカーズがカーメロ・アンソニードワイト・ハワード、トレーバー・アリーザ、ウェイン・エリントンのベテラン4選手と契約合意をしました。それぞれ1年契約となります。
ジェームズと同じ2003年ドラフト組のカーメロ・アンソニーは、デンバー・ナゲッツ(在籍7年半)とニューヨーク・ニックス(在籍6年半)で2万4000得点以上をマーク。2012-13シーズンには得点王(28.7得点)にも輝いています。2019年11月に約9カ月の無所属期間を乗り越えて、ブレイザーズと契約し19-20シーズンに復活を果たし、20-21シーズンはシックスマンとしてデイミアン・リラードやCJ・マッカラムを支え、69試合に出場してチーム5位となる平均13.4得点を記録しています。
そして三度目のレイカーズ移籍となったドワイト・ハワードは最優秀守備選手賞に3度輝き、8度のオールスター選出を誇る選手で2019-20年シーズンのNBAチャンピオンメンバーであり、フィラデルフィア・76ersでプレイした昨季ジョエル・エンビードの控えとして、平均7.0得点、8.4リバウンドを記録しています。
ロスアンゼルス・レイカーズにはすでにラッセル・ウエストブルックの入団が決まっており、ロスアンゼルス・レイカーズのロスターはレブロン・ジェームス、アンソニー・デイビス、ラッセル・ウエストブルック、アンドレ・ドラモンドに加えてカーメロ・アンソニー、ドワイト・ハワードという強靭なベンチメンバーもそろった超豪華メンバーとなりました。
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Contents
【フリーエージェントの種類】
そもそもFA(フリーエージェント)とは、契約期間の終了などでどのチームにも所属していない状態の選手のことを指します。フリーエージェントには大きく分けて2つのの種類があります。また制限付きのFAの中にさらに2つほど種類があります。
★制限なしフリーエージェント(Unristricted Free Agent)
どのチームとでも自由に契約することが可能で、現所属チームはそれを制限することができない契約で、選手自身が去就の判断を握っている形となります。
★制限付きフリーエージェント(Ristricted Free Agent)
基本的にはどのチームでも契約を結べますが、現所属チームが”優先権”を所持しており、それを行使した場合は選手をチームに残留させることが可能な契約です。例えば、制限付きFA選手が他チームとの契約に合意した場合、前所属チームはその契約内容が記載されたオファーシートを受け取り、そこにマッチ(同じ内容での契約)することで選手をチームに留めさせることが可能です。
この時にチームに留めさせる方法として(制限付きのFAにさせる方法として)クオリファイング・オファーというものがあります。クオリファイング・オファーはいわばチームが選手に贈るラブレターのようなもので、「チームに残留してほしい」という1年間の期間がついたチームの意思表示になります。チームがクオリファイング・オファーを提示した場合に選手は制限付きFAとなります。
・チームオプションでのFA
チームに所属する選手全員を制限付きのできるわけではなく、制限付きのFAにするには以下の3つの条件に1つでも当てはまっていることが必要です。
1、ドラフト1巡目指名でルーキースケール契約の4年目を終了した選手
2、NBA在籍1〜3年目のシーズンを終了したFA選手
3、シーズンで15日以上チームに帯同した2WAY契約の選手
上記で説明した通り、クオリファイング・オファーを受けっとった選手のみが制限付きのFAとなります。
・プレイヤーオプションでのFA
プレイヤーオプションのFAの場合は、文字通り選手に選択権がありFAを行使するかしないかを決めることが出来ます。プレイヤーオプションを行使する際に重要なポイントは、契約を結んだときに決まった(チーム側が提示した)自分の価値と、現マーケットでの自分の価値がどうなっているのかが重要になります。プレイヤーは今の契約よりも、より良い条件が貰えそうな場合はプレイヤーオプションを破棄(オプトアウト)して制限なしのFAになることが一般的と言われています。
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