【NBAニュース】リッキー・ルビオがキャブスに移籍

クリーブランド・キャバリアーズがリッキー・ルビオを獲得することでミネソタ・ティンバーウルブズと合意したと報道されました。ルビオはフェニックス・サンズと結んだ3年5100万ドル(約55億8000万円)の契約の最終年を迎えますが、昨年のドラフト日のトレードで2009年に自身を全体5位指名したウルブズに復帰していましたが、再度移籍する形となりました。一方、ウルブズはキャバリアーズからトーリアン・プリンスと金銭、2022年のドラフト2巡目指名権を獲得します。

リッキールビオはミネソタ・ティンバーウルブズでこそチームになじめず8.6得点6.4アシストとスタッツはよくなかったですが、スペイン代表の司令塔としてその才能を遺憾なく発揮し、2年前のワールドカップ優勝など世界を代表するバスケIQの高い選手であることは間違えありません。キャブスには2018年のドラフト1巡目8位指名のコリン・セクストン、2019年の1巡目5位指名のダリアス・ガーランドという若いガードコンビやアイザック・オコロ、ジャレット・アレン、さらには2021年ドラフト全体3位で2021年ドラフト最高と言われているセンターのエバン・モブリーも獲得し伸び盛りのタレントは揃っており、チームのメンターとしての活躍を期待されています。

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【リッキー・ルビオのプロフィール】

Ricky Rubio goes to the Cavaliers

【リッキー・ルビオのプロフィール】

【誕生日】1990年10月21日
【出身地】スペイン
【身長】192cm
【体重】86kg
【所属】クリーブランド・キャバリアーズ
【背番号】9番
【ポジション】PG

リッキー・ルビオは2005年に24歳11か月という史上最年少でスペインにあるリーガACBでプロとしてデビューしました。15歳で参加したU-16ヨーロッパ選手権ではトリプルダブル、クァドラプルダブル(19得点10リバウンド13アシスト11スティール)という驚異的な記録を残しスペインの優勝に貢献し自身も大会MVPに輝くほどの幼くして世界屈指のプレイヤーとして注目された選手です。

その後もFIBA欧州最優秀ヤングプレイヤー賞2回を含む多くの賞をユーロリーグ時代で獲得し、スペイン代表としてもスペインには必要不可欠な選手として現在もスペインの司令塔として活躍しています。2009年のNBAドラフトにアーリーエントリーを行い、全体5位でミネソタ・ティンバーウルブスに指名され、ユーロリーグで優勝を果たした後、2011年に晴れてNBAプレイヤーとなりました。

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【リッキー・ルビオの記録】

【受賞歴】

  • NBAオールルーキーチーム 1stチーム : 2012
  • ユーロリーグチャンピオン : 2010
  • ユーロリーグライジングスター賞 : 2010
  • ユーロカップチャンピオン : 2008
  • ユーロチャレンジチャンピオン : 2006
  • ヨーロッパ年間最優秀選手 ::2008
  • リーガACBチャンピオン : 2011
  • リーガACBMVP: 2010
  • リーガACB最優秀守備選手賞 : 2009
  • 3×FIBA最優秀若手選手賞 :2007–2009
  • FIBAワールドカップMVP:2019

リッキー・ルビオは2011年にミネソタ・ティンバーウルブスの選手として、スペインの10人目のNBA選手としてNBAキャリアをスタートさせました。ルーキーシーズンとなった1年目はユーロリーグでの活躍そのままにNBAでもルーキーオブザマンスなどに選出されるなど活躍をしていましたが、前十字靭帯断裂の大けがに見舞われルーキーシーズンは不本意な形で終えました。

翌年にはケガから復帰し、同シーズンにNBAキャリア初となるトリプルダブルをマークするなどNBAでもその存在感を見せつけました。その後もミネソタ・ティンバーウルブスの司令塔として活躍をし、1試合17アシストを記録するなどチームのみならずNBA屈指のポイントガードとして活躍の幅を広げていきました。

2017年6月にミネソタ・ティンバーウルブスは2018年のドラフト指名権1番目とリッキー・ルビオをトレードに出し、2017-2019年までユタ・ジャズへと移籍する形となりました。ユタ・ジャズではチームをプレイオフに導きジョン・ストックトン以来となるジャズでトリプルダブルを達成した選手として歴史を作りました。その後2019年の7月にユタ・ジャズからフェニックス・サンズに移籍しました。

その後は、2020年11月16日にクリス・ポールらとのトレードでケリー・ウーブレら複数選手と共にオクラホマシティ・サンダーへ移籍し、さらに2020年のNBAドラフト当日のトレードで古巣のティンバーウルブズに復帰しました。

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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