【NBAニュース】ケンバ・ウォーカーがダラス・マーベリックスに移籍

ダラス・マーベリックスは11月29日(日本時間30日)、ケンバ・ウォーカーと契約したことを発表しました。背番号は34ということです。

2011年のNBAドラフトでシャーロット・ホーネッツに全体9位で指名されたウォーカーは、8年を過ごしたホーネッツやボストン・セルティックス、ニューヨーク・ニックスで通算741試合に出場(先発696試合)しています。平均33.3分間のプレイで19.5得点、3.8リバウンド、5.3アシスト、1.2スティールを記録しています。

昨季はニックスで37試合に出場(全試合先発)し平均25.1分間のプレイで11.6得点、3.0リバウンド、3.5アシストをマークしています。11年目のベテランは、2015-16シーズンから2019-20シーズンまで5シーズン連続で平均20得点超を達成しています。2017年から20年まで4年連続でオールスターに選出されておりホーネッツ時代の2018-19シーズンには、オールNBAサードチームにも選ばれています。

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【ケンバ・ウォーカーのプロフィール】

本名:ケンバ・ウォーカー(Kemba Walker)

【誕生日】1990年5月8日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】185cm
【体重】83kg
【出身校】コネチカット大学
【所属】ダラス・マーベリックス
【ポジション】PG

ニューヨーク生まれのケンバ・ウォーカーは高校時代から全米トップ5に入る選手でした。大学はコネチカット大学に進学しフレッシュマンながらもチームのメインガードとして活躍しました。2011年には3年生となり攻撃型なガードとして1試合平均26.7得点を記録し、チームのNCAAトーナメント優勝に貢献しました。

大学時代を総括すると多くの記録や賞を受賞したケンバ・ウォーカーは2011年にNBAにアーリーエントリーを行い、1巡目9位で当時のシャーロット・ボブキャッツ(現シャーロット・ホーネッツ)に入団しました。

更に詳しくケンバ・ウォーカーについて知りたい人は、こちらをクリックして更にまとめた記事をご確認ください!

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【フリーエージェントの種類】

そもそもFA(フリーエージェント)とは、契約期間の終了などでどのチームにも所属していない状態の選手のことを指します。フリーエージェントには大きく分けて2つのの種類があります。また制限付きのFAの中にさらに2つほど種類があります。

★制限なしフリーエージェント(Unristricted Free Agent)

どのチームとでも自由に契約することが可能で、現所属チームはそれを制限することができない契約で、選手自身が去就の判断を握っている形となります。

★制限付きフリーエージェント(Ristricted Free Agent)

基本的にはどのチームでも契約を結べますが、現所属チームが”優先権”を所持しており、それを行使した場合は選手をチームに残留させることが可能な契約です。例えば、制限付きFA選手が他チームとの契約に合意した場合、前所属チームはその契約内容が記載されたオファーシートを受け取り、そこにマッチ(同じ内容での契約)することで選手をチームに留めさせることが可能です。

この時にチームに留めさせる方法として(制限付きのFAにさせる方法として)クオリファイング・オファーというものがあります。クオリファイング・オファーはいわばチームが選手に贈るラブレターのようなもので、「チームに残留してほしい」という1年間の期間がついたチームの意思表示になります。チームがクオリファイング・オファーを提示した場合に選手は制限付きFAとなります。

・チームオプションでのFA

チームに所属する選手全員を制限付きのできるわけではなく、制限付きのFAにするには以下の3つの条件に1つでも当てはまっていることが必要です。

1、ドラフト1巡目指名でルーキースケール契約の4年目を終了した選手

2、NBA在籍1〜3年目のシーズンを終了したFA選手

3、シーズンで15日以上チームに帯同した2WAY契約の選手

上記で説明した通り、クオリファイング・オファーを受けっとった選手のみが制限付きのFAとなります。

・プレイヤーオプションでのFA

プレイヤーオプションのFAの場合は、文字通り選手に選択権がありFAを行使するかしないかを決めることが出来ます。プレイヤーオプションを行使する際に重要なポイントは、契約を結んだときに決まった(チーム側が提示した)自分の価値と、現マーケットでの自分の価値がどうなっているのかが重要になります。プレイヤーは今の契約よりも、より良い条件が貰えそうな場合はプレイヤーオプションを破棄(オプトアウト)して制限なしのFAになることが一般的と言われています。

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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