今オフシーズンのNBAで最初の大きな取引がスタートし、2023-24年シーズンがスタートしました。フェニックス・サンズがワシントン・ウィザーズとのトレードで、クリス・ポール、ランドリー・シャメット、複数のドラフト2巡目指名権、指名交換権と引き換えに、ブラッドリー・ビールを獲得すると報じられています。
『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は6月18日(日本時間19日)、取引はまだ完了していないが、両チームは合意に達したと報じています。今後、正式発表されます。
ビールとポールのトレード内容
サンズ獲得:
- ブラッドリー・ビール
ウィザーズ獲得:
- クリス・ポール
- ランドリー・シャメット
- 複数のドラフト2巡目指名権
- 複数の指名交換権
この取引に乗り出したサンズの目的はひとつで2024年の優勝ご目下の目標です。
ビールのトレードにより、サンズはスーパースターぞろいのロスターにさらなるスーパースターを加えたかたちとなりました。キャメロン・ペイン、ブッカー、ビール、デュラント、エイトンというスターティングファイブを形成することに成功しました。
一方で、ポールとシャメットが去ることで、ロスターはさらに薄くなりました。
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Contents
【ブラッドリー・ビールのプロフィール】
本名:ブラッドリー・ビール(Bradley Beal)
【誕生日】1993年6月28日
【出身地】アメリカ
【身長】196cm
【体重】94kg
【所属】フェニックス・サンズ
【背番号】3番
【ポジション】SG
ブラッドリー・ビールはミズーリ州セントルイス出身の選手で、ワシントン・ウィザーズに所属するNBA選手です。2010年時にFIBAアンダー17世界選手権にアメリカ代表として出場し、平均得点18得点という好成績で優勝に貢献しました。高校卒業時には平均32.5得点、5.7リバウンド、2.8アシストを記録し、2011年ミズーリ州のハイスクール最高選手に送られる賞を受賞しました。また同年2011年のゲータレードプレーヤーオブザイヤー賞にも選ばれています。
大学はフロリダ大学のスカウトで、アスリート奨学金を得てフロリダ大学に進学しました。1年時から中核選手として活躍をし、進学はせず2012年にNBAにアーリーエントリーを行いました。
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【クリス・ポールのプロフィール】
本名:クリス・ポール(Chris Paul)
【誕生日】1985年5月6日
【出身地】アメリカ合衆国 ノースカロライナ州
【身長】183cm
【体重】79kg
【所属】ワシントン・ウィザース
【背番号】3番
【ポジション】ポイントガード
- 12× NBAオールスター (2008-2016, 2020-2022)
- NBAオールスターゲームMVP (2013)
- オールNBAチーム4× 1stチーム (2008, 2012, 2013, 2014)
- 5× 2ndチーム (2009, 2015, 2016, 2020, 2021)
- 3rdチーム (2011)
- NBAオールディフェンシブチーム7× 1stチーム (2009, 2012-2017)
- 2× 2ndチーム (2008, 2011)
- NBA新人王 (2006)
- NBAオールルーキー・ファーストチーム (2006)
- 5×NBAアシスト王 (2008, 2009, 2014, 2015, 2022)
- 6×NBAスティール王 (2008, 2009, 2011-2014)
- フリースロー成功率1位 (2021)
- NBA75周年記念チーム (2021)
- オールアメリカン・コンセンサスファーストチーム (2005)
- オールACCファーストチーム (2005)
- オールACCサードチーム (2004)
- ACC新人王 (2004)
- No. 3 ウェイク・フォレスト大学永久欠番
- USAバスケットボール男子年間最優秀選手 (2004)
- パレード誌オールアメリカン・ファーストチーム (2003)
- マクドナルド・オール・アメリカン (2003)
- ノースカロライナ州ミスター・バスケットボール (2003)
クリス・ポールはウェスト・ホーサイス高校時代から全米に名の知れたポイントガードの1人で、高校時代の最終シーズンでは、平均30得点・8アシスト・5リバウンド・6スティールという驚異的な記録を出している選手です。
ウェスト・ホーサイス高校卒業後には、地元の大学であるウェイクフォレスト大学に進学しました。フレッシュマン(1年生)でありながらスタメンに起用され、チームを牽引していました。1年目のシーズンには新人王を獲得し、2年目のシーズンではオールアメリカンファーストチームへの選出・ウッデン賞・ネイスミス賞など数多くの賞を受賞している選手です。
2年目のシーズンが終了後には、3年生へ進学せずにNBAドラフトへアーリーエントリーを果たしました。クリス・ポールは、NBAドラフトへアーリーエントリーすると2005年NBAドラフトで4位指名でNBA入りを果たしました。NBA入団を果たしたのち、スタメンで起用されチームを牽引するポイントガードとして驚異的なスピードで成長を遂げていきました。NBAシーズン3年目には、アシスト王とスティール王の2冠を達成。まさにNBA最高峰のポイントガードへと成長していきました。
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