【NBAニュース】ドレイモンド・グリーンがプレイヤーオプション破棄でFAへ

ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、2023-2024シーズンのプレイヤーオプションを破棄し、無制限フリーエージェントになると代理人が明かしました。グリーンには、2023-2024シーズンの2760万ドル(約39億1200万円/1ドル=142円換算)のプレイヤーオプションがあります。これにより、グリーンは無制限FAとなり、複数年契約を目指すと見られます。

33歳のグリーンにとって、おそらくは大型契約を狙う最後のチャンスとなります。これまでのキャリアで、彼は1億3000万ドル(約184億6000万円)以上を稼いできているものの、トンプソンの1億8500万ドル(約262億7000万円)やカリーの2億5800万ドル(約366億3600万円)と比べるとかなり少ない状況となっていました。

ウォリアーズのマイク・ダンリービーJr.GMは、グリーンが戻ってくることを望んでいます。「スティーブ(カー・ヘッドコーチ)も言ったと思うが、私も繰り返しておく。我々は、ドレイモンドが戻ってくることを本当に望んでいる。最高のレベルで勝利を目指すという点で、この球団とチームに対して意味することから、彼が必要と感じているんだ。とても重要なんだよ」と語っています。

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ドレイモンド・グリーンの移籍先候補:レイカーズ、サンダー、ジャズ

もしもグリーンがウォリアーズを離れるなら、キャップスペースがあるチームならどこでも契約できる状況ではあると言われています。一方でグリーンとしての問題は、そういったチームの大半が再建中で、優勝などを目指せる状況では二ということです。ヒューストン・ロケッツやサンアントニオ・スパーズ、デトロイト・ピストンズ、インディアナ・ペイサーズ、シャーロット・ホーネッツ、オーランド・マジックがそういったチームになっています。

興味深い選択肢のひとつは、『Spotrac』によれば4100万ドル(約58億2200万円)のキャップスペースができると見られているユタ・ジャズや、オクラホマシティ・サンダーのような3700万ドル(約52億5400万円)のキャップスペースがある両チームです。グリーンのような先発ビッグマンを使える可能性も残されています。

一方でロサンゼルス・レイカーズにはすでに、オースティン・リーブスやディアンジェロ・ラッセル、八村塁といったFA選手たちがおり、それらだけですでにラグジュアリータックスを支払うことになる見込みではあるものの、グリーンはレブロン・ジェームズと本当に良い関係にあることは考慮すべきことです。また、エージェント会社は選手をレイカーズに移籍させることに定評のある『Klutch』です。最も現実的な選択肢ではないものの、サイン&トレードや、グリーンのための調整にレイカーズが動くことも不可能ではないと言われています。

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【ドレイモンド・グリーン プロフィール】

本名:ドレイモンド・グリーン(Draymond Green)

【誕生日】1990年3月4日
【出身地】アメリカ合衆国ミシガン州
【身長】201cm
【体重】104kg
【所属】ゴールデンステイト・ウォリアーズ
【背番号】23番
【ポジション】スモールフォワード/パワーフォワード
【受賞歴】

  • 3×NBAチャンピオン:2015, 2017, 2018
  • スティール王:2017
  • 3×NBAオールスターゲーム出場:2016-2018
  • NBA最優秀守備選手賞:2017
  • オールNBAチーム2ndチーム:2016
  • 3rdチーム:2017
  • NBAオールディフェンシブチーム3×1stチーム:2015-2017
  • 2×2ndチーム : 2018, 2019

現在では、最優秀守備選手やオールNBAチーム、オールNBAディフェンシブチーム、スティール王などに輝くドレイモンド・グリーンだが、なんと、ドラフトは2巡目35位というかなり下の順位です。

そんなドレイモンド・グリーンがなぜNBAでこれほどまでの成績を残してスーパースターになることができたのか、気になる人はこちらの記事もご確認ください!

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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