【NBAニュース】ケンバ・ウォーカーがデトロイト・ピストンズに移籍

複数の報道によると、3チーム間トレードでニューヨーク・ニックスがケンバ・ウォーカーをデトロイト・ピストンズに移籍すると報道がありました。それに伴い6月23日(日本時間24日)に行われたNBAドラフト2022でシャーロット・ホーネッツが全体13位指名したジェイレン・デューレンをデトロイト・ピストンズが獲得した、引き換えにホーネッツは将来のドラフト1巡目指名権、複数の2巡目指名権を獲得しています。

ホーネッツ獲得
2023年のドラフト1巡目指名権(オクラホマシティ・サンダーとニューヨーク・ニックス経由でデンバー・ナゲッツから)
2023年のドラフト2巡目指名権(ニックス経由)
2023年のドラフト2巡目指名権(ユタ・ジャズ経由)
2023年のドラフト2巡目指名権(ダラス・マーベリックスないしマイアミ・ヒートの上位指名権)
2024年のドラフト2巡目指名権(ニックス経由)

ピストンズ獲得
ジェイレン・デューレン交渉権(ホーネッツ経由)
ケンバ・ウォーカー(ニックス経由)

ウォーカーはピストンズとバイアウトオプションを交渉すると報じられています。バイアウトした場合、ウォーカーはフリーエージェントとなります。オールスター選出4回のケンバ・ウォーカーは、2011年から19年までシャーロット・ホーネッツに在籍し、ホーネッツでオールスターに3回出場し球団の歴代最多得点記録を持ちます。

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Contents

【ケンバ・ウォーカーのプロフィール】

Knicks' Kemba Walker after impressive Christmas Day performance: 'Those are  moments you dream about'

本名:ケンバ・ウォーカー(Kemba Walker)

【誕生日】1990年5月8日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】185cm
【体重】83kg
【出身校】コネチカット大学
【所属】デトロイト・ピストンズ
【ポジション】PG

ニューヨーク生まれのケンバ・ウォーカーは高校時代から全米トップ5に入る選手でした。大学はコネチカット大学に進学しフレッシュマンながらもチームのメインガードとして活躍しました。2011年には3年生となり攻撃型なガードとして1試合平均26.7得点を記録し、チームのNCAAトーナメント優勝に貢献しました。

大学時代を総括すると多くの記録や賞を受賞したケンバ・ウォーカーは2011年にNBAにアーリーエントリーを行い、1巡目9位で当時のシャーロット・ボブキャッツ(現シャーロット・ホーネッツ)に入団しました。

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【フリーエージェントの種類】

そもそもFA(フリーエージェント)とは、契約期間の終了などでどのチームにも所属していない状態の選手のことを指します。フリーエージェントには大きく分けて2つのの種類があります。また制限付きのFAの中にさらに2つほど種類があります。

★制限なしフリーエージェント(Unristricted Free Agent)

どのチームとでも自由に契約することが可能で、現所属チームはそれを制限することができない契約で、選手自身が去就の判断を握っている形となります。

★制限付きフリーエージェント(Ristricted Free Agent)

基本的にはどのチームでも契約を結べますが、現所属チームが”優先権”を所持しており、それを行使した場合は選手をチームに残留させることが可能な契約です。例えば、制限付きFA選手が他チームとの契約に合意した場合、前所属チームはその契約内容が記載されたオファーシートを受け取り、そこにマッチ(同じ内容での契約)することで選手をチームに留めさせることが可能です。

この時にチームに留めさせる方法として(制限付きのFAにさせる方法として)クオリファイング・オファーというものがあります。クオリファイング・オファーはいわばチームが選手に贈るラブレターのようなもので、「チームに残留してほしい」という1年間の期間がついたチームの意思表示になります。チームがクオリファイング・オファーを提示した場合に選手は制限付きFAとなります。

・チームオプションでのFA

チームに所属する選手全員を制限付きのできるわけではなく、制限付きのFAにするには以下の3つの条件に1つでも当てはまっていることが必要です。

1、ドラフト1巡目指名でルーキースケール契約の4年目を終了した選手

2、NBA在籍1〜3年目のシーズンを終了したFA選手

3、シーズンで15日以上チームに帯同した2WAY契約の選手

上記で説明した通り、クオリファイング・オファーを受けっとった選手のみが制限付きのFAとなります。

・プレイヤーオプションでのFA

プレイヤーオプションのFAの場合は、文字通り選手に選択権がありFAを行使するかしないかを決めることが出来ます。プレイヤーオプションを行使する際に重要なポイントは、契約を結んだときに決まった(チーム側が提示した)自分の価値と、現マーケットでの自分の価値がどうなっているのかが重要になります。プレイヤーは今の契約よりも、より良い条件が貰えそうな場合はプレイヤーオプションを破棄(オプトアウト)して制限なしのFAになることが一般的と言われています。

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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