【NBAニュース】レイカーズがコービー・ブライアントを称える『ブラックマンバ・ジャージー』で試合に臨む

8月24日(日本時間25日)、プレイオフファーストラウンドの第4戦でロスアンゼルス・レイカーズは、今年1月26日にヘリコプター墜落事故で亡くなったコービー・ブライアントの功績をたたえる特性ユニホームである“ブラックマンバ・ジャージー”を着用し試合に挑みました。

当日の試合コート周囲の広告ボードには、『Mamba Forever』『Mamba Mentality』『KB』『2』などの文字やロゴが掲示されたり、オクラホマシティ・サンダーとの第4戦のために会場入りしたヒューストン・ロケッツのラッセル・ウェストブルック(ケガの為欠場中)は、コービーの背番号8のジャージーを着用するなど、前日の8月23日コービーの42回目の誕生日を彩りました。

今回の特製ジャージーは、“ブラックマンバ”の愛称で知られたコービーに敬意を表すヘビ柄の黒地に黄色を差し込んだデザインとなっていて右肩には、1月の事故でコービーとともに亡くなった次女ジアンナさん(事故当時13歳)がバスケットボール選手として付けていた背番号2のパッチが縫い付けられています。

LeBron James & Lakers Honor Kobe Bryant In 'Black Mamba' Uniforms ...

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Contents

【コービー・ブライアントのプロフィール】

本名:コービー・ブライアント(Kobe Bryant)
【誕生日】1978年8月23日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】198cm
【体重】93kg
【所属】ロスアンゼルス・レイカーズ
【背番号】8,24番
【ポジション】SG
【受賞歴】

コービー・ブライアントはペンシルベニア州フィラデルフィア出身のNBA屈指のプレイヤーでした。世界で最も危険な猛毒蛇の一種「Black Mamba (ブラックマンバ)」の愛称を持ち、その得点能力と、ゴールに対する執着心はNBA強豪揃いの中でも群を抜いていました。

父親のジョー・ブライアンもNBA選手で、フィラデルフィア・セブンティシクサーズやクリッパーズ、ロケッツなど渡り歩いたのちにイタリアリーグに所属していました。

父親の引退の際にアメリカに帰国し、フィラデルフィアにあるメリオン高校に進学しました。3年生の時にはペンシルベニア州の得点記録を更新するなど、大学スカウト陣から注目されました。

4年生時には母校を42年ぶりの州優勝へと導き数多の大学から、スカウトが殺到しました。

しかし、高校卒業の際ケビン・ガーネット選手が高校卒業後直ぐにNBA入りしたのに触発されて、1996年にNBAへアーリーエントリーを行いました。

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【コービー・ブライアントの記録】

  • 5×NBAチャンピオン:2000, 2001, 2002, 2009, 2010
  • 1×NBAシーズンMVP:2008
  • 2×NBAファイナルMVP:2009, 2010
  • 2×NBA得点王(1試合平均):2006 (35.4), 2007 (31.6)
  • 4×年間最多得点:2003 (2,461), 2006 (2,832), 2007 (2,430), 2008 (2,323)
  • 3×年間最多フィールドゴール成功:2003 (868), 2006 (978), 2007 (813)
  • 2×年間最多フリースロー成功:2006 (696), 2007 (667)
  • オールNBAチーム
    • 11×1stチーム:2002-2004, 2006-2013
    • 2×2ndチーム:2000, 2001
    • 2×3rdチーム:1999, 2005
  • NBAオールディフェンシブチーム
    • 9×1stチーム:2000, 2003, 2004, 2006-2011
    • 3×2ndチーム:2001, 2002, 2012
  • 18×NBAオールスターゲーム出場:1998, 2000-2016
  • 4×NBAオールスターゲームMVP:2002, 2007, 2009[1],2011
  • NBAオールルーキーチーム 2ndチーム:1997
  • NBAスラムダンクコンテスト優勝 : 1997
  • No.8 & 24 ロサンゼルス・レイカーズ永久欠番
  • No.24 ダラス・マーベリックス永久欠番
  • 第90回アカデミー短編アニメ賞

NBA記録

  • 同一チーム最長在籍年数(1996-97シーズン〜2015-16シーズンまでレイカーズ在籍20年)
  • レギュラーシーズン通算30,000得点+6,000アシスト達成
  • 最多オールNBA1stチーム選出:11(カール・マローンと並ぶタイ記録)
  • 最多オールNBAディフェンシブ1stチーム選出:9(他3名と並ぶタイ記録)
  • 1クォーター最多フリースロー成功:14(他5名と並ぶタイ記録)
  • プレーオフで年間600得点以上記録した連続シーズン数:3
  • 最多クリスマスゲーム出場:16
  • クリスマスゲーム通算最多得点:395
  • オールスター連続選出回数:18
  • オールスター先発出場回数:15
  • 最多オールスターMVP受賞:4(ボブ・ペティットと並ぶタイ記録)
  • オールスター通算最多フィールドゴール成功:119
  • オールスター1試合最多オフェンスリバウンド獲得:10
  • オールスター通算最多スティール数:38
  • 自軍の1試合総得点における自身の得点の割合※:66.4%(122得点中81得点)
  • 両軍の1試合総得点における自身の得点の割合※:35.8%(226得点中81得点) ※ショットクロック導入後

NBA史上最年少記録

  • 史上最年少スラムダンクコンテスト優勝:18歳と175日
  • 史上最年少オールスター先発出場:19歳と175日
  • 史上最年少オールNBAディフェンシブチーム選出:21歳と251日
  • 史上最年少通算得点到達
    • 32,000:36歳と87日
    • 33,000:37歳

NBA史上最年長記録

  • 34歳以上で40得点10アシスト以上を記録した連続試合数:2
  • 34歳以上で30得点以上を記録した連続試合数:10
  • 36歳以上で1試合30得点10アシスト10リバウンド以上を記録
  • 37歳以上で1試合60得点以上を記録

レイカーズ記録

  • 最多得点記録(レギュラーシーズン)
    • 通算:33,643
    • 年間:2,832
    • 1試合:81
    • ハーフ:55
    • クォーター:30
    • 月間1試合平均:43.4
  • 最多得点記録(プレーオフ)
    • 通算:5,640
    • 年間:695
    • オーバータイム:12
  • キャリア通算60得点以上を記録した回数(レギュラーシーズン):6
  • キャリア通算50得点以上を記録した回数(レギュラーシーズン):27
  • キャリア通算40得点以上を記録した回数(レギュラーシーズン):125
  • キャリア通算40得点以上を記録した回数(プレーオフ):13
  • キャリア通算30得点以上を記録した回数(プレーオフ):88
  • 1シーズンで50得点以上を記録した回数:10
  • 1シーズンで40得点以上を記録した回数:27
  • 50得点以上を記録した連続試合数:4
  • 40得点以上を記録した連続試合数:9
  • 35得点以上を記録した連続試合数:13
  • 20得点以上を記録した連続試合数:62
  • 月間1試合平均得点で平均40得点以上を記録した回数:3

その他のレイカーズ記録

  • 最多通算試合出場
    • レギュラーシーズン:1,239
    • プレーオフ:220
  • 最多フィールドゴール成功
    • レギュラーシーズン
      • 通算:11,024
      • ハーフ:18、クォーター:11
    • プレーオフ
      • 通算:2,014
  • 最多3Pシュート成功
    • レギュラーシーズン
      • 通算:1,637
      • 1試合:12、ハーフ:8、クォーター:6、連続:9
    • プレーオフ
      • 通算:292
  • 最多フリースロー成功
    • レギュラーシーズン
      • 通算:7,932
      • ハーフ:16、クォーター:14、連続:62
    • プレーオフ
      • 通算:1,320
      • 1試合:21、クォーター:11
  • 最多スティール
    • レギュラーシーズン
      • 通算:1,828
      • ハーフ:6
    • プレーオフ
      • クォーター:3

その他の業績

  • 「Sporting News」&「TNT」、2000年代(2000〜2009)NBA最優秀選手選出
  • 北京五輪&ロンドン五輪、金メダル獲得
  • アメリカ代表として出場した国際試合無敗(31勝0敗)

すさまじい数の記録ですね。(笑)

17歳でNBA入りして以降、20年間にわたって名門ロサンゼルス・レイカーズ一筋でキャリアを過ごしました。

NBAチャンピオン5回、シーズンMVP1回、ファイナルMVP2回、NBA記録となる18年連続オールスターゲーム選出、歴代最多となるオールスターMVP4回、多くの記録を樹立してきました。

また、NBA歴代2位の1試合81得点の記録を持つなど、キャリア初期から大ベテランの域に入るまで、長年に渡ってNBAの強者揃いの中でリーグ最高の選手の一人として君臨し続けました。

現役時代の背番号はシャキール・オニールとのコンビで若くして三連覇を達成した「8」と、成熟しチームリーダーとして二連覇を達成した「24」の2つの時代に分けられます。

コービー・ブライアントの引退後にはロサンゼルス市がコービーに敬意を表し、現役時代の背番号を組み合わせた8月24日を「Kobe Bryant Day (コービー・ブライアントの日)」としてロサンゼルス市の記念日に制定するほどのインパクトを残し、また所属していたロスアンゼルス・レイカーズは、同一選手に置いてNBA史上初となる二種類の背番号の永久欠番を発表しました。

現役引退した2016-17シーズン終了後、レギュラーシーズン通算33,643得点を挙げNBA歴代第3位となり、プレーオフ通算5,640得点を挙げNBA歴代第4位の記録も持っています。

また、オールスターでは通算290得点を挙げNBA歴代第2位に位置しています。

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【動画で見るコービーブライアントのハイライト】

コービー・ブライアントのプレイヤーとしての節々を動画で振り返ってみましょう!コービーブライアントの凄さが見えてくると思います。

【コービー・ブライアントのハイライト動画①:高校時代の動画】

1つ目に紹介するコービー・ブライアントのハイライト動画は、高校時代のハイライト動画です。

高校卒業と同時にNBAへのアーリーエントリーを表明しているコービー・ブライアント。

その才能がわかる動画となっているので、ぜひ見て欲しいと思います。

最終学年の時にはコービー・ブライアントの出身校を42年ぶりの州チャンピオンにも導いているほどです。

この時のハイライト動画は↓↓↓です。

【コービー・ブライアントのハイライト動画②:2008年アメリカ代表時の動画】

2つ目に紹介するコービー・ブライアントのハイライト動画は、2008年アメリカ代表時代のハイライト動画です。

実は、コービー・ブライアントがアメリカ代表に選出されたのは2008年北京オリンピックが初めてだったとのことです。

アメリカ代表は2006年の世界選手権で3位に終わり、優勝を逃しており、コービー・ブライアントはアメリカ代表の最終兵器として選出されたのです。

コービー・ブライアントの選出により、マイケル・ジョーダンやマジック・ジョンソンが選出された時代の呼び名、”ドリームチーム”とまた呼ばれるようになったのです。

2008年のアメリカ代表には、コービー・ブライアント以外に、ジェイソン・キッドやクリス・ポール、ドワイト・ハワード、カーメロ・アンソニー、ドウェイン・ウェイド、レブロン・ジェームズなどのメンバーが代表となりました。

現代で言えば、まさに”ドリームチーム”と言えるでしょう。

この時のハイライト動画は↓↓↓です。

【コービー・ブライアントのハイライト動画③:1試合81得点を取った試合の動画】

3つ目に紹介するコービー・ブライアントのハイライト動画は、1試合に81得点を獲得した試合の動画です。

こちらの試合は皆さんもご存知だと思います。

2006年1月22日のトロント・ラプターズで、この偉業は達成されました。

この試合でコービー・ブライアントが1人で獲得した得点は81得点。

バスケの試合でこれほどまでの得点を取れる選手は現代ではコービー・ブライアントのみかもしれませんね・・・。

本当に驚異的なオフェンスマシーンです。

ちなみに、この1試合81得点というのは、NBA歴代2位の大記録となりました。

この時のハイライト動画は↓↓↓です。

【コービー・ブライアントのハイライト動画④:現役最後の試合での60得点を取った時の動画】

最後に紹介するコービー・ブライアントのハイライト動画は、コービー・ブライアントの現役最後の試合のハイライト動画です。

2016年4月13日のユタ・ジャズ戦でこのハイライト動画は生まれました。

2015-2016NBAシーズン終了後、コービー・ブライアントはNBA引退を表明していました。

そのため、このユタ・ジャズ戦はコービー・ブライアントにとってNBA最後の試合となりました。

そのNBA現役最後の試合において、コービー・ブライアントは1試合に60得点という記録を叩き出したのです。

1試合60得点という記録は、当時37歳のコービー・ブライアントにとってNBA最年長最高得点という大記録に繋がりました。

この時のハイライト動画は↓↓↓です。

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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