ブルックリン・ネッツは9月3日(日本時間4日)、球団23人目のヘッドコーチとしてスティーブ・ナッシュを迎え入れたことを発表しました。
以下ショーン・マーカスGMのコメントです。
「私たちは、スティーブがリーダー、コミュニケーター、メンターであり、我々の選手たちの敬意を得ることができると考えました。私は恵まれたことに、長年にわたってスティーブを知ることができました。バスケットボールにおける最も偉大なコート上のリーダーのひとりであり、そのバスケットボールの洞察力や、チームの成功を優先する無私のアプローチを、私は直接目にしてきたのです。彼の生まれ持ったバスケットボールの才能、加えて元来のコミュニケーション能力、そして共通の目標に向かって選手たちを団結させる力で、我々はリーグ最高レベルで競う準備ができます。スティーブ、リラ、ローラ、ベラ、マッテオ、ルカ、ルビィをブルックリンに迎えられてうれしく思います」。
スティーブ・ナッシュは5シーズンにわたってゴールデンステイト・ウォリアーズで選手育成コンサルタントを務めており、その中で2度のNBA優勝や4年連続NBAファイナル進出に貢献しました。またケビン・デュラントは2018年に地元メディア『The San Jose Mercury News』へ以下のように語っています。
「彼は俺が本当にリスペクトしていて、どんなことでも話せる人なんだ。彼のバスケットボールマインドは、俺にとってこれまででたぶんベストだと思う。彼から多くのことを学んだよ。俺はこれまで、数多くの人からどのようにしてプレーするか教えてもらった。けど、彼はゲームに持ち込むことができる異なることをいくつも教えてくれる。彼にはすごく感謝してる」。
2020-21年シーズンのブルックリン・ネッツはけがで2020年シーズンを全休していたケビン・デュラントをはじめ、ケガで20試合の出場に留まったカイリー・アービングの完全復帰が期待されており、2020-21年シーズンの優勝候補の一角と言っても過言ではないチームです。そんなブルックリン・ネッツにNBA歴代最高峰の司令塔のマインドがどのように化学反応を起こすのかが楽しみです。
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【スティーブ・ナッシュとは誰?】
本名:スティーブ・ナッシュ(Steve Nash)
【誕生日】1974年2月7日
【出身地】カナダ
【身長】191cm
【体重】81kg
【所属】フェニックス・サンズ、ダラス・マーベリックス、ロスアンゼルス・レイカーズ
【背番号】13、10番
【ポジション】ポイントガード
スティーブ・ナッシュは、カナダ出身のNBA史上最高のポイントガードと評されていた元プロバスケットボール選手です。
NBAのダラス・マーベリックスやフェニックス・サンズなどで活躍しました。
正確なシュートと全体を見渡し的確にパスを通すパスセンスを兼ね備えたポイントガードで、
1996年のNBAドラフト1巡目15位でフェニックス・サンズに指名されプロ入りを果たしました。
その後はNBAオールスターゲームに8度出場し、2005年、2006年と2年連続でシーズンMVPを受賞しました。
またサッカーも上手で父親は元サッカープレイヤーで有名でした。
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