
4月1日(日本時間2日)、NBAは2020年3月の月間最優秀選手(プレイヤーズオブザマンス)と月間最優秀新人(ルーキーオブザマンス)を発表しました。プレイヤーオブザマンスにはウェスタン・カンファレンスからデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが、イースタン・カンファレンスからブルックリン・ネッツのジェームス・ハーデンが選出され、ルーキーオブザマンスにはウェスタン・カンファレンスからはミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズ、イースタン・カンファレンスでは3ヵ月連続でシャーロット・ホーネッツのラメロ・ボールが選出されました。
今季2回目の選出となったヨキッチは、出場した14試合で平均27.1得点(FG成功率58.5%、3P成功率43.9%、FT成功率82.7%)、11.4リバウンド、8.4アシストをあげてナゲッツの11勝3敗に貢献しました。
一方のハーデンも2月に続いて今季2回目の選出となり、ネッツの選手が2か月連続で選ばれたのは2007年4月のビンス・カーター以来初めてのこととなりました。出場した12試合で平均27.9得点、9.8リバウンド、11.5アシスト、出場時間はリーグ最長を記録し、ネッツの11勝1敗を牽引しています。
3月度の最優秀新人賞の今年のドラフト1指名のワイズマンは、13試合に出場し、平均24.2得点(ルーキーで首位)、5.5リバウンド、2.5アシスト、1.6スティールの記録を残しておりドラ1の期待に応える活躍を残しています。
一方のドラフト全体3位指名のボールは、3ヵ月連続の選出となっており、右手首の骨折により無期限の欠場を余儀なくされるまで、ボールは8試合に出場し、平均18.5得点、5.4アシスト、5.3リバウンド、1.8スティールを記録しています。
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Contents
【ニコラ・ヨキッチのプロフィール】
本名: ニコラ・ヨキッチ (Nikola Jokic)
【誕生日】1995年2月19日
【出身地】セルビア
【身長】208cm
【体重】113kg
【所属】デンバー・ナゲッツ
【背番号】15番
【ポジション】C/PF
- NBAシーズンMVP (2021)
- 3× NBAオールスター (2019-2021)
- オールNBAチーム2× 1stチーム (2019, 2021)
- 2ndチーム (2020)
- NBAオールルーキー・ファーストチーム (2016)
- ABAリーグMVP (2015)
ニコラ・ヨキッチはセルビア出身のプロバスケットボール選手で、2014年FIBAバスケットボール・ワールドカップでセルビア代表に初招集された準優勝に貢献したことを皮切りに、セルビア国内のABAリーグで頭角を現し、2016年リオデジャネイロオリンピックでも銀メダル獲得に貢献するほど、今セルビアで最も有名な選手の1人です。
身長は208センチといわゆるセブンフッターではないものの、ウィングスパンが221センチと長く、またガード並みのアシストができる選手として活躍しています。
NBAには2014年のドラフトで41位と下位でのドラフトになりましたが、2014-2015年シーズンでセルビアのABAリーグのMVPに選出されるなど、若くしてNBAへの門が開けた選手の1人となります。
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【ジェームス・ハーデンのプロフィール】

本名:ジェームス・ハーデン(James Harden)
【誕生日】1989年8月26日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】196cm
【体重】100kg
【所属】ブルックリン・ネッツ
【背番号】13番
【ポジション】SG/PG
カリフォルニアのレイクウッドにあるアルティシア高校の出身のジェームス・ハーデンは、高校時代から州タイトルに導くほどの力を持っており、2年連続州のタイトルの獲得に貢献しました。その結果マクドナルドのオールアメリカンも受賞している、高校から実力を認められていた選手でした。
その後大学はカリフォルニア州の横にあるアリゾナ州のアリゾナ州立大学に進学しました。1年目からエースとして活躍して、パシフィック・テン・カンファレンスの1stチーム、全米バスケットボールコーチ協会、全米バスケットボール記者協会の1stチームに選抜されていました。残念ながら1年目はNCAAトーナメント出場は逃したものの、その存在感を存分に示しました。
その後2年生の時にはカンファレンス史上5人目となる得点王とスティール王の2冠に輝き、同年に念願のNCAAトーナメントに出場を果たしました。結果は2回戦敗退でしたが、メジャースポーツ誌の『スポーツ・イラストレイテッド』の表紙を飾ったことでも話題になりました。
アリゾナ州立大学でのプレーは2年で終了し、2009年にNBAアーリーエントリーを行い、オクラホマシティ・サンダーから全体3位指名を受けて入団しました。
因みに豆知識ですが、オクラホマシティ・サンダーは前年2008年のNBAドラフト後にシアトル・スーパーソニックスからオーナが変わり現在のチーム名と本拠地になったチームで、ジェームス・ハーデンはオクラホマシティ・サンダーの記念すべき1人目のドラフト指名になりました。
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【アンソニーエドワーズのプロフィール】

本名:アンソニー・エドワーズ(Anthony Edwards)
【誕生日】2001年8月5日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】196cm
【体重】102kg
【所属】HSP高校 → ジョージア大学
【ポジション】シューティングガード
アンソニーエドワーズは、ジョージア州アトランタで育った選手です。
幼少期にはアメリカンフットボールを中心にプレーしていました。主にランニングバックやクォーターバック、コーナーバックでプレー経験があります。
10歳の頃には、国内で最高クラスのランニングバックとして有名な選手へと成長も遂げているんです。
しかし、アンソニーエドワーズは兄弟がバスケットボールをプレーしており、そのプレーを見ていたところ、アメリカンフットボールよりも楽しそうに見えたのもきっかけに中学生の頃にバスケットボールへの転向を決めました。
バスケットボールに転向すると、アメリカンフットボールでの運動能力をそのままバスケットボールに活かし、チームの中心選手へと成長。2019年のマクドナルドオールアメリカンやジョーダンブランドクラシックへと選出。全米でも有名な選手へとなっていきました。
高校卒業後はジョージア大学へと進学。ジョージア大学にてヘッドコーチを務めてるのは、トムクリーンです。トムクリーンは、マーケット大学の頃にはドウェインウェイドを育て、インディアナ大学ではビクターオラディポを育て上げています。
アンソニーエドワーズは、このトムクリーンに学ぶことで、新たな有力なウィングプレイヤーへと成長する可能性がありますね。
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【ラメロボールのプロフィール】

本名:ラメロ・ボール(LaMelo Ball)
【誕生日】2001年8月22日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】198cm
【体重】82kg
【出身】チノヒルズ高校 → イラワラ・ホークス
【所属】シャーロット・ホーネッツ
【ポジション】ポイントガード
ラメロボールは、カリフォルニア州で育った選手です。
兄弟がバスケットボールをしていた影響もあり、ラメロボールは4歳からバスケットボールを始めています。
高校時代には、ロンゾボールと次男坊のリアンジェロボール、そしてラメロボールが高校に在学していた時には、35勝無敗という驚異的な成績を残した三兄弟として名の知れた選手でした。
高校卒業後は、UCLAに進学するありましたが、プロリーグに進出することを決意しました。高校卒業後にすぐにはNBA入りができないため、ラメロボールはリトアニアのプロリーグでプレーすることになりました。
リトアニアのプロチームにてプレーしたのち、アメリカのJBAのロサンゼルス・ラバーズと契約。そして2019年6月17日にオーストラリアのプロリーグのイラワラ・ホークスと契約を果たしています。
大学には進学せずにプロ選手として経験を積んでいるラメロボール。
2020年は、NBAドラフトにて全体3位でシャーロット・ホーネッツに指名され、見事NBA選手としてのデビューを果たしました。
更に詳しくラメラボールについて知りたい人は、こちらをクリックして更にまとめた記事をご確認ください!
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