【NBAニュース】ジョン・ウォールがロケッツ退団へ

ヒューストン・ロケッツとジョン・ウォールはジョン・ウォールのトレード移籍先を探すことで合意したと『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じています。ジョン・ウォールは今月後半から始まるトレーニングキャンプには参加予定のもののシーズン中はロケッツでプレイする予定はないとのことです。

ジョン・ウォールの契約は残り2シーズンで合計9170万ドル残っており、2022-23シーズンは4740万ドルというNBA内でもトップ10には入るであろう超高額契約のプレイヤーオプションが含まれており、今のところバイアウトの予定はないといわれています。

2018-19年シーズンにアキレス腱のケガ前にワシントン・ウィザースで出場した32試合の試合ぶりのNBA公式試合出場となったジョン・ウォールは2020-21シーズンはロケッツで40試合に出場し、平均20.6得点、3.2リバウンド、6.9アシスト、1.1スティールを記録しています。

ワシントン・ウィザース時代にブラッドリー・ビールと共に一世風靡した攻撃型のスラッシャーであるジョン・ウォールは全シーズンプレイすることはなかったものの、出場した試合ではウィザース時代を彷彿させるプレイ思見せており、まだまだ今後の活躍は期待です。

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【ジョン・ウォールとは?】

本名:ジョンウォール(John Wall)

【誕生日】1990年9月6日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】193cm
【体重】88kg
【所属】ヒューストン・ロケッツ
【背番号】2番
【ポジション】PG

  • 5×NBAオールスターゲーム出場 : 2014-2018
  • オールNBAチーム
    • 3rdチーム:2017
  • NBAオールディフェンシブチーム
    • 2ndチーム:2015
  • NBAオールルーキーチーム 1stチーム : 2011
  • NBAルーキーチャレンジMVP:2011
  • NBAスラムダンクコンテスト優勝 : 2014

ジョン・ウォール選手の生い立ちを見ていても、決して順風満帆というモノではありませんでした。ジョンウォールが9歳になるまで父親は強盗容疑で刑務所に入っていたのですが、出所まもなくしてガンで52歳で亡くなりました。姉妹を含めジョン・ウォールは母親が幾つもの仕事を掛け持ちしながらなんとか生計を立てていた家族出身のプレイヤーでした。

2009年にケンタッキー大学に入学し、チームの中心プレイヤーとして大学をNCAAトーナメント東地区の決勝戦までへ導く活躍をしました。1年生ながらも、1試合16アシスト1ターンオーバーなど、司令塔として活躍しました。1年を終えるとNBAへアーリーエントリーを行い、全体1巡目1位でワシントン・ウィザーズに指名されNBAプレイヤーとなりました。

若干20歳の若者が1位指名で、周りからの期待は大きかったものの、ジョン・ウォールはそのプレッシャーをものともせず、NBA史上2人目記録となるのデビューから3試合連続で9アシストを記録しました。トリプルダブルの達成の年齢もNBA史3位と数々の記録を樹立していきました。またNBAルーキーチャレンジではMVPに選ばれるなどNBAデビュー時から注目を集める選手でした。

2年目以降も着々と実力を積み重ね、2013-2014年シーズンには初のNBAオールスターゲームに出場しその後も2018年まで4年連続で出場することとなりました。2017年7月にはウィザーズと4年1億7000万ドルで再契約を行い、アディダスとも5年契約を締結しました。チームも3年連続でプレイオフへと導き続けています。その後は度重なるケガに悩まされ、2020年シーズン終了後チームとの関係性が悪くなりラッセル・ウエストブルックとトレードされヒューストン・ロケッツに移籍しました。

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中学時代にアメリカでバスケを経験し、日本人にはない独特のプレイスタイルでバスケを楽しんでいる。

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