NBAの試合の中でスーパープレイヤーの活躍を見るのは1つの楽しみだと思います。
ただ、それ以外にもNBAには多くの学ぶべき要素が点在します。
今回はいつもの「プレイヤー」に注目するのではなく、NBAで駆使されている「戦略」に視点を移して紹介していきます。
一昔前に比べ、個人技でけではなかなか勝つことができなくなってきているNBAの中でどんな戦略が存在するのでしょうか?
今日ご紹介するのはNBAの多くのチームとNCAA(アメリカの大学)が多用しているセットオフェンスの戦略の1つである「UCLAカット」をご紹介します。
やり方をマスターして、ぜひ各々のチームに持参して活用してみてください。
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Contents
『そもそも「UCLAカット」とは?』
「UCLAカット」とはUCLA (University California of Los Angeles)が使い始めたセットオフェンスの1つで、今ではNCAAの大学はもちろんのことですが、NBAのチームでも使われるセットオフェンスです。
これはもともと、全米バスケットボール選手権において1964年から1975年の間でUCLAが7連勝を果たしました。その時に使っていたフォーメーションが「UCLAカット」です。
簡単に戦略の概要を説明すると、ポイントガードがウィングにパスをして、ハイポストをスクリーンに使い、インサイドへ縦にカットしていく動きを行います。第1オプションはカットしたポイントガードがノーマークになればパスを入れてローポストでアタックします。
入らなければハイポストにパスし、逆サイドのローポストマンがインサイドへダックインして、ハイポスト/ローポストから攻めます。
今では中高生にも多く使われるオフェンスパターンになっています。
『UCLAカットの3パターンを紹介!』
「UCLAカット」とはどんなセットオフェンスなんでしょうか?紐解いてみましょう!!
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『UCLAカットのパターン①:ガード』
トップからボールを45度にパスをします。
その後センターである5番プレイヤーがハイポストにスクリーンに行き、ガードをボールサイドカットさせます。
この時一番に狙うのがガードのカットした選手です。
図を出しておいたので確認くださいね!
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『UCLAカットのパターン②:2対2』
トップからボールを45度にパスをします。
その後センターである5番プレイヤーがハイポストにスクリーンに行き、ガードをボールサイドカットさせます。
その後はガードが逆サイドに向かって、2対2のシチュエーションを作ります。
あとはスクリーンプレーなどを駆使し2対2をします。
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『UCLAカットのパターン③:4番目の選手』
トップからボールを45度にパスをします。
その後センターである5番プレイヤーがハイポストにスクリーンに行き、ガードをボールサイドカットさせます。
その後4番プレイヤーにスクリーンをしてゴール下に得点をとれる形をとります。
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『豆知識:UCLAはどこから生まれたのか?』
UCLAはアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスにある総合州立大学で1919年に設置されました。
そもそも、UCLAの「UC」とは10の大学からなるカリフォルニア大学システムです。UCLAもその1校で、他にもバークレー校、サンフランシスコ校等があり、UC内では歴代3位の歴史を持ち、カリフォルニア州の大学で学生数が最も多い州立大学です。
今まで13人のノーベル賞受賞者を輩出しており、THE(タイムズ・ハイアー・エデュケーション)世界大学ランキング等で上位に位置する米国を代表する世界的な教育・研究機関です。THE(タイムズ・ハイアー・エデュケーション)世界大学ランキング 2018では、全体の15位にランクインし、米国内の公立大学としては最上位に位置します。
大学には4万人を超える学生が在籍していて、スポーツに関しても230人以上のオリンピックメダリストを輩出し、NCAAで過去113回優勝を獲得するなど世界的に活躍するアスリートも多く輩出しています。
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【まとめ】『NBAチームに学ぶセットオフェンス~UCLAカット~』
いかかだったでしょうか?
・そもそも「UCLAカット」って何?
・そもそもUCLAってどこ?
・UCLAカットのパターン①:ガード
・UCLAカットのパターン②:2対2
・UCLAカットのパターン③:4番目の選手
今回はNBAで駆使されている戦略の1つである、「UCLAカット』についてご紹介しました。
NBAにはまだまだ日本人でも活用できる、プレーが多く眠っています。
今後も選手とともにご紹介をしていくので是非参考にしてください。
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