
NBAの試合の中でスーパープレイヤーの活躍を見るのは1つの楽しみだと思います。
ただ、それ以外にもNBAには多くの学ぶべき要素が点在します。
今回はいつもの「プレイヤー」に注目するのではなく、NBAの選手に学ぶ「技」に視点を移して紹介していきます。
NBAで生き残るために選手はどんなシグネチャームーブを持っているのでしょうか?
今日ご紹介するのはボストン・セルティックスの卓越したドリブルスキル、初速のスピード、
大きい相手でもひるむことをなくシュートを決めてくるシュート力や、メンタル力も兼ね備えている
リーグ内のトッププレイヤーのカイリーアービング選手です。
カイリーアービング選手のシグネチャームーブと言えばクロスオーバーなどいろいろとありますが、
そんなカイリーから今日は得意なシュートであるダブルクラッチのコツを3選見ていきましょう。
やり方をマスターして、ぜひ各々のチームに持参して活用してみてください。
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Contents
『そもそもカイリー・アービングって誰?』
本名:カイリー・アービング(KYRIE IRVING)
【誕生日】1992年3月23日
【出身地】アメリカ合衆国
【身長】191cm
【体重】86.6kg
【所属】ブルックリン・ネッツ
【背番号】11番
【ポジション】ポイントガード
【受賞歴】
- NBAチャンピオン:2016
- 新人王 : 2012
- オールNBAチーム
- 2ndチーム : 2019
- 3rdチーム : 2015
- NBAオールルーキーチーム 1stチーム : 2012
- 6×NBAオールスターゲーム出場 : 2013-2015, 2017-2019
- NBAオールスターMVP : 2014
- ライジング・スターズ・チャレンジMVP:2012
- NBAスリーポイント・シュートアウト優勝 2013
- FIBAバスケットボール・ワールドカップMVP:2014
- USAバスケットボール男子年間最優秀選手:2014
カイリー・アービングの父親もプロバスケットボール選手でボストン大学でプレーした後、オーストラリアでプレーをしていました。
その影響もあって4年生の時にはプロバスケットボールプレイヤーになると誓いを立てて練習に励み、16歳の時にはプロであった父に1対1で15-0で勝つほどの実力が伴うという怪物的なセンスを発揮していました。
2010年の高校生の時にはジュニアナショナルチームに選ばれ、U-18バスケットボールアメリカ選手権で優勝するなどすでに全米中から注目が集まる選手となっていて、その後はデューク大学へと進学しました。
そして大学進学1年を終えてNBAにアーリーエントリをし、クリーブランド・キャバリアーズから2011年に全体ドラフト1位で指名されました。
若干25歳にしてこれだけの記録と名声を持っている選手はそうはいないと思います。
既に2015-2016シーズンにはNBAチャンピオンを経験しており、カイリー・アービングは今後のNBAを引っ張っていく選手の1人であるのは間違いないです。
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『そもそもダブルクラッチとは?』
https://youtu.be/H8ND2mb9JY8
通常のレイアップシュートの応用版としてよく言われる派生形の1つにダブルクラッチがあります。
アメリカではアップアンドアンダーレイアップやジェリーレイアップといってブロックをかわすためのシュートとして使われますが、
日本でこのシュートをブロック除けで使わないで、ボールを動かしてディフェンスの目をボールに釘付けにさせることに意味があるシュートとなります。
見ててもカッコいいシュートなので、真似してみてください。
もし片手でレイアップができなければ両手でやるのもおススメです。
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『レイアップ~ダブルクラッチ~のこつ①:高く飛ぶ』
ダブルクラッチの1つ目のポイントは、高く飛ぶことです。
カイリーアービングの場合高く飛ぶために確りと両足で踏み切って空中にいる時間を
伸ばしている場合が多いです。ここでのポイントとしてはダブルクラッチにも2種類の種類があり、
滞空時間を長く距離を稼ぐダブルクラッチと、相手のディフェンダーのブロックの下にもぐるフェイク型
のダブルクラッチが2つあるということです。
この2つのものを使い分けるだけでかなりのバリエーションがレイアップにつきますが、
その根本となるのが高く飛ぶことになります。
因みにジャンプ力を上げるための記事もありますのでご確認ください。
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『レイアップ~ダブルクラッチ~のこつ②:潜り込む』
ダブルクラッチの2つ目のポイントは、相手の下に潜り込むことです。
1つ目のポイントで高く飛ぶことによって相手も同時に高く飛びブロックをしてくるかもしくは、
シュートの邪魔になるコースに入る形になります。
この時ダブルクラッチを行うことで、相手の下に潜り込み相手がいないところまで行くことにより
ノーマークでシュートが打てるようになります。
ポイントとしては、確りと空中で体を折り曲げて縮こませることにより、その後のレイアップの時に
シュートを打てるようにします。
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『レイアップ~ダブルクラッチ~のこつ③:フィンガーロール』
最後に3つ目のポイントとしてフィンガーロールです。
相手の下に潜り込みシュートを打つ時に最適なのがこのフィンガーロールになります。
相手をかわしながら打つシュートとなるのでどうしても体が流れてしまう場合が多く、
フィニッシュが難しいと言われていますが、そこにフィンガーロールを組み合わせることにより、
確りとバックボードを使うことでシュートの正確度をあげていきます。
フィンガーロールとは文字通り、指先でボールに回転をかけてレイアップするやり方で、
以前紹介した記事もあります。ぜひご確認ください。
http://hoops-japan.com/%e3%82%ab%e3%82%a4%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%83%93%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%ab%e5%ad%a6%e3%81%b6%ef%bc%81%e3%83%ac%e3%82%a4%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%97%ef%bd%9e%e3%83%95%e3%82%a3%e3%83%b3/
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【まとめ】『カイリーアービングに学ぶ!ダブルクラッチのコツ3選』
いかかだったでしょうか?
・そもそもカイリーアービングって誰?
・そもそもダブルクラッチって何?
・カイリーアービングから学ぶダブルクラッチのコツ①:高く飛ぶ
・カイリーアービングから学ぶダブルクラッチのコツ②:潜り込む
・カイリーアービングから学ぶダブルクラッチのコツ③:フィンガーロール
今回はボストン・セルティックスのNBA屈指のプレイヤーであるカイリーアービング選手のダブルクラッチについてご紹介しました。
NBAにはまだまだ日本人でも活用できる、プレーが多く眠っています。
今後も選手とともにご紹介をしていくので是非参考にしてください。
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